2017年2月1日水曜日

2月1日(水)



本日の給食です
<献立>
 うどんだし
 白身魚の天ぷら  さつま芋のかき揚げ 
 うどん ワカメ 焼きかまぼこ
 牛肉とごぼうの金平炒め
 小松菜の磯辺和え


 今日は「白身魚の天ぷら」の天ぷらについてお話します。天ぷらは日本古来の料理と思う人が多いと思いますが、実は今から約400年前に鉄砲の伝来とともにポルトガルから長崎に伝わった南蛮料理です。そのため、「天ぷら」はポルトガル語で「四季の斎日(さいにち)」を意味する「テンポラ」が語源と言われています。当時の日本では油は大変貴重なものだったため、調理に大量の油を使用する天ぷらは高級品として扱われていました。江戸時代に入り油の生産が増えた事によって、天ぷらは次第に庶民の大衆料理として広まっていきました。はじめは立ち食い屋台で、おかずと言うよりは間食のような感覚食べられていたようです。
 今では、野菜やえび・いか・魚などの色々な食材を使った色々な「天ぷら」があります。天ぷらは、衣をつけることで衣の水分を蒸発させながら、中の食材を蒸して、食材のおいしさや栄養成分を逃がしにくいのが特徴です。
 また、天ぷらの材料としてよく使われている、しそ、かぼちゃ、ししとうなどの緑黄色野菜に含まれているベータカロチンは、カラダに吸収されるときには油が必要なので、天ぷらにすると、食材の持っている栄養素を効果的に吸収できます。
 今日はホキという魚を天ぷらにしました。みなさん、残さず食べましょう。

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