2024年5月30日木曜日

5月30日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 鶏肉のスパイス焼き

 ジャーマンポテト

 法連草のナムル

 大豆のいそ煮

 レモンゼリー



 今日は「法連草のナムル」のナムルの意味についてお話します。ナムルとは、韓国語で「食用の草や葉っぱや根っこといった野菜などを和えたおかず」という意味だそうです。日本の料理でいうと「和え物」にあたります。ナムルの材料は、それぞれの素材に合わせて、塩もみ、茹でる、炒める、蒸すなどの下ごしらえをします。素材の名前を付けて、「何々ナムル」と呼びます。また、それぞれの素材の個性を楽しめるナムルは、ビタミンやミネラルを多く含むので、疲労回復の効果があります。今日は法連草ともやしと人参をゆでて、ゴマ油が入った手作りのタレで和えてあります。みなさん残さず食べましょう。




2024年5月29日水曜日

5月29日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とワカメの味噌汁

 肉じゃが

 ちくわの2色揚げ(青のり・カレー)

 切干大根のサラダ

 みかん缶詰



 今日は「肉じゃが」などの煮物やカレーやシチュー、サラダなどの色々な料理に使われているじゃがいもについてお話します。じゃがいもにはいくつもの品種がありますが、よく知られているのが、「メークイン」と「男爵(だんしゃく)芋」です。今日のような肉じゃがなど煮込む料理には、メークインが適していると言われています。他のじゃがいもに比べて、メークインに含まれるデンプンの量は少ないため、加熱しても細胞の形がほとんど変わりません。そのため細胞は崩れにくくてきれいに仕上がります。また、コロッケやマッシュポテトのように潰して使う料理には、男爵芋が適しています。男爵芋はデンプンの量が多いため、加熱するとデンプンが膨らみ細胞が丸くなります。そのため細胞が崩れやすくなるので、ホクホクとした食感になります。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2024年5月28日火曜日

5月28日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツとえのきの味噌汁

 白身魚とエビの天ぷら  1食用天つゆ

 高野豆腐の玉子とじ

 小松菜ののり和え

 ちくわとこんにゃくの炒り煮



 先月の福井県の郷土料理に引き続き、毎月1回、「全国各地の郷土料理」を献立に取り入れていきます。今月は日本の首都である東京都にまつわる料理について紹介します。東京と言ったら、どんな食材や料理を思い出しますか?もんじゃ焼きや佃煮などが有名ですが、実は「すし」や「そば」や「うなぎ」や「天ぷら」も東京の郷土料理なのです。これらすべては日本食の定番とも言われていますが、実は東京湾の遠浅の海で獲れた食材を使った料理が始まりと言われています。江戸時代の東京は、男性が圧倒的に多い町で、半数近くは独身の武士だったそうです。そのため安くて手軽に食べられる、すしや天ぷらなどの屋台形式の外食産業が発達したそうです。また、東京都の小松菜の生産量は全国4位だそうです。狭い農地面積や少ない農家数で考えるとすごいことですが、葉物野菜の中でも収穫してから鮮度を保つためには、消費地まで近い近郊農業に適していることが理由だそうです。今日は野菜の中でも収穫量の多い、小松菜やキャベツを和え物や味噌汁に入れて、エビと白身魚の天ぷらに天つゆを付けました。みなさん残さず食べましょう。



2024年5月27日月曜日

5月27日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 ハンバーグ デミグラスソース  イカリングフライ

 青じそとツナのスパゲティー

 金平ごぼう

 アスパラの白ゴマ和え



 今日は「アスパラの白ゴマ和え」のアスパラガスについてお話します。アスパラガスは1日になんと6~8センチの芽を伸ばすくらい生命力の強い野菜です。またホワイトとグリーンの2種類があり、この色の違いは、育ち方によるものだそうです。ホワイトは光が当たらないように土をかぶって育ちます。一方、グリーンアスパラガスは太陽の光をさんさんと浴びて育つため、鮮やかな緑色をしています。色が違ってもエネルギーはほぼ変わりませんが、ビタミンA、E、K、葉酸が、ホワイトよりもグリーンのほうに多く含まれています。また、アスパラガスはアミノ酸の一種であるアスパラギンという成分を多く含むことからこの名前が付いたそうです。アスパラギンは、新陳代謝を活発にして、疲労回復や美肌を保つ働きがあるので、これからが旬のアスパラガスをすすんで食べましょう。



5月24日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ハヤシシチュー

 クリーミーコーンコロッケ

 ブロッコリーサラダ   1食用ゴマドレッシング

 鶏つくね串団子

 バナナ


 今日は「ブロッコリーサラダ」のブロッコリーについてお話します。ブロッコリーの原産地は地中海沿岸付近で、キャベツの先祖であるケールという野菜が改良されて出来たものだそうです。イタリアで古くから食用としていたのが始まりで、日本には明治時代初めに伝わってきましたが、一般的には昭和20年頃から食卓に登場するようになりました。ブロッコリーは、レモンの2倍のビタミンCを含み、皮膚や粘膜を保護するカロテンやビタミンAも含んでいます。その他にもカリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維など、たくさんの栄養素を含んでいます。茎にも栄養が含まれているので、花の部分だけでなく、茎まで残さずきれいに食べましょう。


5月23日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 けんちんうどんだし

 手作りソーストンカツ

 うどん

 鶏肉と茎ワカメの金平

 チンゲン菜の彩り和え



 今日は「けんちんうどん」のけんちんの名前の由来についてお話します。昔、中国にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が、豆腐を床に落としてグチャグチャにしてしまい、困っていると、寺の偉いお坊さんが、壊れた豆腐と野菜を煮込み、とてもおいしい「建長寺汁」を作ってくれたという話から伝わったと言われています。「建長寺」を中国語読みすると、「ケンチャンスー」になり、その「ケンチャンスー」が「ケンチンジル」になまって名づけられたそうです。ちなみにまんじゅう、そば、うどんなども中国から来たお坊さんによってもたらされたものだそうです。仏教だけではなく、色々なものが中国大陸から渡って来たのですね。けんちん汁は地域によっては味噌で作ったり、すまし汁として作ったりと色々な種類があるそうです。今日は油揚げや大根、人参、ごぼうなどが入ったすましのだしにうどんを入れる、「具たくさんのけんちんうどん」です。みなさん残さず食べましょう。


2024年5月22日水曜日

5月22日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 タンドリーチキン

 もやしのカレーソテー

 大豆サラダ

 ほたて風フライ  ケチャップ添え



 今日は「タンドリーチキン」についてお話しします。みなさんはタンドリーチキンという料理を知っていますか?インドで作られている鶏肉料理であり、「タンドール」という円筒(えんとう)型の土カマの中で焼くため、この名前が付けられたそうです。カレーと一緒に食べる「ナン」もこのカマで作るそうです。タンドリーチキンはヨーグルトや香辛料を合わせたものに数時間漬けこんで焼きます。ヨーグルトの乳酸菌によって肉の筋繊維をつなぐ膜が溶かされて、すき間ができるため、柔らかく出来上がります。さらにヨーグルトは防腐効果や脱臭効果があるので、鶏肉独特の臭いをなくし、うま味を増すことができます。また、ウコンや食紅でオレンジ色に焼き上げるのが特徴で、骨付きの鶏肉を使うそうですが、今日は骨なしの鶏もも肉を使用しています。みなさん残さず食べましょう。


5月21日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメと肉団子のスープ

 豚肉と野菜の生姜炒め

 枝豆がんもと竹の子の煮物

 さつま芋の天ぷら

 黄桃缶詰



 今日は「豚肉と野菜の生姜炒め」に使用している生姜についてお話します。みなさんは生姜を口にする機会はありますか?料理の隠し味に使用したり、豆腐やそうめんの薬味として登場しますが、辛いというイメージしかありませんよね。しかし、この生姜に含まれている「ジンゲロール」という栄養成分には色々な効果や効能があるのです。例えば、味覚を刺激して交感神経を活性化させ、脂肪を盛んに燃焼させます。そのため体を温めたり、血行をよくしたり、熱を下げるといった体の調整を助けてくれる効果があります。しかもジンゲロールには、強い殺菌力があり食中毒の予防も期待できます。今日は豚肉とキャベツ・玉葱・ピーマン・人参の4種類の野菜を生姜醤油で炒めてあります。みなさん、残さず食べましょう。


2024年5月20日月曜日

5月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 かぼちゃコロッケ

 マカロニミートソース炒め

 ひじきとごぼうの炒り煮

 厚焼き玉子



 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に、ひじき・打ち豆・玉子・味噌に多く含まれています。鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。玉子や肉類などの動物性食品に含まれているものをヘム鉄、打ち豆や厚揚げ・味噌の原材料である大豆や、野菜・果物に含まれているものを非ヘム鉄といいます。これらの違いは体内への吸収率であり、ヘム鉄は10〜30%、非ヘム鉄は5%未満と言われています。また、たんぱく質と一緒に摂ることが大切です。それは、体の中で鉄分が使われるときは必ずたんぱく質と結合して運ばれていくからです。もちろん野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルも必要となります。このように貧血や肌荒れにならないためにも、色々な食材を食べることが大切なので、みなさん残さず食べましょう。


2024年5月17日金曜日

5月17日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 手作りチキンカツ  1食用中濃ソース

 レンコンサラダ

 チンゲン菜と玉子のソテー

 ナタデココフルーツ



 今日は「チンゲン菜と玉子のソテー」のチンゲン菜についてお話します。チンゲン菜は、中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良いため、今日のような炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。また、煮たりゆでたりすることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、煮浸しやスープに入れるのも おすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。その他にも、ミネラル・食物繊維を豊富に含むので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2024年5月16日木曜日

5月16日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 大根としめじの味噌汁

 豚すき焼き風煮

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 ししゃもの天ぷら

 オクラのゴマ和え



 今日はカルシウムたっぷりの歯ッピー献立の日です。主にししゃもとオクラに多く含まれています。今日はカルシウムが、なぜそんなに必要なのか、カルシウムの役割についてお話しします。カルシウムというと「骨」を連想する方が多いと思いますが、実は脳細胞や神経細胞が働くためにも、血中のカルシウムが重要な役割を果たしています。また、筋肉を動かしたり、物を見たり、情報を伝達したりするときにもカルシウムが必要です。カルシウムは人間の体を動かすバッテリーのようなものなのです。体内には60兆個もの細胞がありますが、そのすべてを動かすためにカルシウムが使われているのです。一生のうちで1番骨が成長するのは、男子は特に中学生時代、女子は小学校高学年の頃から始まっています。この時期には、年間で平均11%くらい骨密度が上がるので、骨を丈夫にするために、カルシウムをたくさん取って、しっかり運動しましょう。


5月15日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 醤油野菜ラーメンスープ

 ラーメン・なると・コーン 

 鶏肉の旨辛唐揚げ

 切干大根のハリハリ漬け

 グレープフルーツ



 今日はラーメンの具材としてよく使われる「なると」についてお話します。 なるとは魚のすり身から出来ており、断面が渦巻き模様のかまぼこの一種です。徳島県の鳴門海峡の渦潮(うずしお)にちなんで名づけられたそうです。しかし、全国生産高の約70%を静岡県で生産しているそうです。なるとの原材料である魚の種類は、スケトウダラ、シログチ、イトヨリダイなどが多く、これらを卵白や食塩などと混ぜて、成型器に入れ、特殊な渦巻き模様を作り出します。蒸しかまぼこと同じように、たんぱく質を多く含み、脂質は少ない食品です。今日は、なるとをコーンと一緒に、野菜の入ったスープに入れて、汁まで残さず食べましょう。


2024年5月15日水曜日

5月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 若竹汁

 鯖の味噌煮  白ネギの煮物

 新じゃがのあげ煮

 キャベツかにカマサラダ

 蒸しシュウマイ



 今日は「若竹汁」のに入っている「竹の子」についてお話します。竹の子は、竹の地下茎から出てくる若い芽です。つまり竹の子供という意味もありこのような名前で呼ばれるようになりました。しかし、「たけのこ」という字にはもう1つ漢字がありますが、みなさんは書けますか?竹冠(たけかんむり)に旬という字を書き、「筍(たけのこ)」と呼びます。筍は成長が速く、約10日間(一旬)で竹に成長するので、そこから来たと言われています。竹の子は水分と食物繊維を豊富に含み、食べ応えがあるのにカロリーが低いヘルシーな食材です。さらに旨み成分の1つであるアスパラギン酸が含まれており、疲労回復に効果があるといわれています。4月から6月にかけておいしい時期なので、みなさんも残さず食べましょう。


5月13日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩となめこの味噌汁

 メンチカツ

 じゃが芋とひじきの炒り煮

 アスパラマカロニソテー

 法連草のかつお和え



2024年5月10日金曜日

5月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 チーズはんぺんフライ

 中華風春雨サラダ

 福神漬け

 オレンジ


 今日はカレーを食べる時には欠かせない「福神漬け」についてお話します。みなさんは福神漬けの名前の由来を知っていますか?幸福の福に神様の神と書くように、いかにもおめでたい名前ですよね。福神漬けは、明治時代初期に東京の上野の漬け物屋さんが7種類の野菜を入れて漬けたのが始まりと言われています。その漬け物が評判となり、「この漬物さえあれば他にご飯のおかずはいらない!食費が安く済み、お金がたまる!」ということで、当時の人達は「まるで七福神が家に訪れたようだ」と喜んでいたそうです。そしてその漬け物は、七福神にちなみ、福神漬けと名付けられたそうです。今日の福神漬けには主に大根、れんこん、なすの3つの野菜が入っています。少しの量ですが、みなさん残さず食べましょう。


2024年5月9日木曜日

5月9日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 鮭の西京焼き

 ソース焼きそば

 揚げシュウマイ

 ワカメと枝豆の生姜和え



 今日は「鮭の西京焼き」の「鮭(さけ)」についてお話しします。鮭には良質たんぱく質をはじめ、動脈硬化など生活習慣病を予防するEPAや脳の活性化に役立つDHAが豊富に含まれているほか、骨を丈夫にするカルシウムの吸収を助けるビタミンDや、血流をよくするビタミンEなどのビタミン類も豊富に含まれています。そのため、貧血、風邪、皮膚疾患の改善と予防などの効果があります。また、鮭はもともと白身の魚ですが、海に出てオキアミやエビなど甲殻類のえさを食べることで赤い色素が蓄積し、身がオレンジ色に染まります。赤い色素成分はアスタキサンチンと呼ばれるもので、抗酸化力が極めて高く、ビタミンEの約550~1000倍にも相当すると言われています。そのため、活性酸素から体を守り、血液をサラサラにしてくれます。今日は甘めの味噌に漬け込んで焼きました。みなさん残さず食べましょう。


2024年5月8日水曜日

5月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  マカロニソテー

 法連草とじゃが芋の炒めの者

 切干大根と打ち豆の煮物

 パイン缶詰


 今日は「切干大根と打ち豆の炒り煮」の切干大根についてお話します。切干大根は、生の大根を細かく切り、寒い時期に一昼夜(いっちゅうや)外で自然乾燥させたものです。かつて切干大根は、日本の冬の食卓になくては ならない食品でした。生の大根1本は約500~600gありますが、それを天日干し(てんぴぼし)すると、およそ1/10の50gの切干大根になります。それだけ切干大根には栄養がギュッと凝縮されています。また、骨の形成を助けるカルシウムは牛乳の約4倍と多く、「畑のいりこ」と言われるほどです。うま味成分のグルタミン酸やブドウ糖も含み、ビタミンB1・B2や鉄分、食物繊維が豊富です。このようにたくさんの栄養素を含むため、新鮮な野菜が出回らず栄養不良になりやすい寒い時期には、ありがたい食べ物だったそうです。今は外食やお店で買ったものを家で食べる中食(なかしょく)が多い現代人の私たちにとっても、便秘や体調がすぐれない人は特に、積極的に食べるようにしましょう。


5月7日(火)

 


本日の給食です

 コーンスープ

 野菜コロッケ

 北海道カップグラタン

 彩り野菜と大豆のトマト煮

 ブロッコリーのゆかり和え



 今日は「彩り野菜と大豆のトマト煮」の大豆についてお話します。大豆はたんぱく質・脂質を含む量が他の作物より多く、肉類に近いことから「畑の肉」と呼ばれています。良質のたんぱく質は消化吸収が良く、脂質は植物性脂肪の「リノール酸」を多く含んでいます。リノール酸は血管壁に付着するコレステロールを取り除く作用をもっている大切な脂肪酸です。また、イライラを抑える効果があるカルシウムや、貧血を予防するために必要な鉄分などが豊富に含まれています。みなさんも色々な大豆製品を食べて、大豆の栄養パワーをもっと取り入れていきましょう。


2024年5月7日火曜日

5月2日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 八宝菜

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 平インゲンのツナサラダ

 チキンナゲット

 柏餅


 今日は、今度の日曜日の5月5日「端午の節句」には欠かせない、「柏餅」についてお話します。柏餅とは、あんこをはさんだ「しんこ餅」というお餅を柏の木の葉っぱで包んだお菓子のことです。この柏の葉は、新芽が出てくるまで古い葉が落ちないという特徴があり、これを「子供が産まれるまで親は死なない」=(イコール)「家系が途絶えない」という縁起に結びつけて、「子孫繁栄(しそんはんえい)」の意味を持つと言われています。そこで、子供の日でもある端午の節句に柏餅を食べるようになったそうです。今日は少し早いですが、柏餅を用意しました。みなさん、これまで大きく成長していくことを願ってくれた周りの人たちに感謝しながら味わって食べましょう。


2024年5月2日木曜日

5月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 ほっけの照り焼き  野菜かき揚げ

 豚しゃぶサラダ   1食用ゴマドレッシング

 根菜の炒り煮

 マスカットダイスゼリー



 今日は「根菜の炒り煮」の根菜類についてお話します。みなさんは 根菜類と言ったら、どんな野菜を思いつきますか?にんじん・大根・れんこん・ごぼうと色々ありますよね。これらの野菜は、体を温めてくれる栄養素が豊富に含まれており、冬におすすめの食材ですが、これからの暑い時期にも食べるとよい効果があるのです。それは胃腸の調子を整えてくれ、夏バテを防いでくれる食物繊維とビタミンCです。特に食物繊維が豊富に含まれており、水溶性と不溶性の2種類があります。ワカメや里芋のようなネバネバした食材が水溶性食物繊維といわれ、ボソボソ・ザラザラした根菜類や豆類のような食材が不溶性食物繊維と言われています。どちらも大腸内で発酵し、ビフィズス菌が増えることで、便通が良くなり、お肌の調子を整えてくれます。今日の煮物には、ごぼう・大根・にんじん、そして食物繊維を多く含むこんにゃくが入っています。みなさん残さず食べましょ。