2017年9月28日木曜日
9月28日(木)
本日の給食です
<献立>
きのこのすまし汁
鯖の塩焼き
マカロニミートソース炒め
コールスローサラダ 1食用深煎りゴマドレッシング
こんにゃくとピーマンの炒り煮
今日は「きのこのすまし汁」のきのこについてお話します。きのこといったらしいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などがありますが、これらは食物繊維が多く、低カロリーでヘルシーというイメージをもっている人が多いと思います。 しかし、きのこはそれだけではありません。
例えば、体内のカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富にふくまれているので、骨を丈夫にしてくれます。そのビタミンDはインフルエンザなどの怖い病気を予防する効果もあります。また、きのこに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素を除去する作用があります。
きのこは秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。
今日のすまし汁には「しめじ」と「椎茸」が入っています。みなさん、残さず食べましょう。
2017年9月27日水曜日
9月27日(水)
本日の給食です
<献立>
うどんのだし
白身魚の磯辺天 かぼちゃの天ぷら
うどん ワカメ 刻みアゲ煮
小女子の佃煮
ほうれん草の生姜和え
今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、小女子とほうれん草です。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。
2017年9月26日火曜日
9月26日(火)
本日の給食です
<献立>
なめこと大根の味噌汁
豚すき焼き風煮
ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)
ごぼうサラダ
バナナ
今日は「すき焼き風煮」に入っている麩(ふ)についてお話します。麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐(から)の時代から食べられていました。日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する僧たちにとって重要なタンパク源として精進料理に盛んに利用されました。
麩の原料であるグルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、その中でも特にグルタミン酸が多く、記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、「ヘルシー食品」として注目されています。
今日は豚肉のうまみを含んで甘めに味付けした「すき焼き風煮」に入っています。みなさんも麩も一緒に残さず食べましょう。
2017年9月25日月曜日
9月25日(月)
本日の給食です
<献立>
コンソメスープ
ハンバーグ トマトソースかけ ストレートポテト添え
プチベーコングラタン
笹かまぼこと大根の煮物
小松菜ソテー
今日は「笹かまぼこの煮付け」の笹かまぼこについてお話します。仙台市内のかまぼこ店が、ヒラメを材料として笹の葉型の焼きかまぼこを売り出したのがはじまりと言われています。 明治35年頃、宮城県周辺の海でヒラメの大漁が続いたため、仙台市に盛んに運び込まれましたが、当時は輸送手段が未発達で、氷や冷蔵設備などの保存方法もなかったので、ひと山いくらで叩き売りされても、持て余してしまいました。そこで保存ができるようにと、ある職人さんがヒラメの身を取り、包丁で叩き、すり鉢ですりつぶし、熱が通りやすいように木の葉状に平らにして竹串に刺し、炭火で焼いて出したところ味もよく、保存性も高まり、これが大評判になり、やがて一般の魚屋でもつくられるようになりました。
今では日本全国どこでも作られるようになり、福井県の敦賀市でも、色々な種類のかまぼこが作られています。最近は、スケトウダラや鯛を原材料としているのが多くみられますが、今日の「豆乳入りの野菜笹かまぼこ」はイトヨリという魚のすり身に人参と枝豆と豆乳を混ぜた商品です。みなさん残さず食べましょう。
2017年9月22日金曜日
9月22日(金)
本日の給食です
<献立>
キーマカレー
手作り白身フライ ブロッコリーソテー
海藻サラダ
福神漬け
フルーツ杏仁
明日9月23日は「秋分の日」です。「秋分の日」とは、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、半年前の「春分の日」とは逆に、少しずつ夜が長くなっていきます。お彼岸の日でもあり、『祖先を敬(うやま)い、亡くなった人々をしのぶ日』として、国民の祝日になっています。
「秋分の日」の食べ物として、おはぎが知られていますが、「春分の日」に食べるぼたもちとの違いは何なのか、みなさんは知っていますか? 実は基本的には同じもので、季節によって呼び名や作り方が変わるのです。
「ぼたもち」は春に咲く牡丹(ぼたん)の花に由来します。「おはぎ」は秋に咲く萩(はぎ)の花に由来します。また、材料となる小豆は秋に収穫されます。とれたてのあずきが使える秋は、皮ごと使ったつぶあんに、冬を越した春は、硬くなった皮を取ってこしあんにして使います。なので、「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」はつぶあんを使って作ることが多いそうです。
明日は「おはぎ」をお供えして、ご先祖様をしのびましょう。
2017年9月21日木曜日
9月21日(木)
本日の給食です
<献立>
コーンスープ
鶏肉の唐揚げ キャベツのかつお和え添え
ポテトサラダ 1食用マヨネーズ
ひじきと大豆の五目煮
玉子ロール
今日は「キャベツのかつお和え」のかつお節についてお話します。かつお節は味噌や醤油、納豆などと同じ「発酵食品」だという事をみなさんは知っていますか?原材料は生のかつおなのですが、色々な工程によって、最後には削り器で削れるくらいになり、世界で最も硬い食品と言われています。あえてカビを付着させることで、カビに水分をとってもらい、発酵させてうま味を作り出させているのです。
かつお節のうま味成分は「イノシン酸」と呼ばれるもので、全身の細胞を活発化させる重要な成分です。 また、「ペプチド」と呼ばれる成分も多く含まれ、疲労回復や集中力を高める効果があるので、みなさんもかつお節をすすんで 摂るようにしましょう。
2017年9月20日水曜日
9月20日(水)
本日の給食です
<献立>
かき玉中華スープ
八宝菜
かぼちゃのそぼろあんかけ
春巻き
オレンジ
今日は「かぼちゃのそぼろあんかけ」のかぼちゃについてお話します。かぼちゃはでんぷんや糖質のほか、ビタミン類を豊富に含む緑黄色野菜の代表です。かぼちゃの黄色い実の色はベータカロチンという色素で、体内に入るとビタミンAの働きをします。そのためベータカロチンには、がん細胞の発生を防ぎ、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、風邪を予防する効果があります。
また、ビタミンC・B1・B2も多く含んでおり、特にビタミンCはトマトの約2倍にもなります。そしてカリウムなどのミネラル群と協力して新陳代謝を活発にして血行を良くしてくれるのです。
かぼちゃは保存が利くので、冬至に食べることが多く、冬野菜なのかな?と思う人も多いと思いますが、実は太陽をサンサンと浴びて育つ夏野菜の1つなので、今の時期にみなさんもすすんでかぼちゃを食べましょう。
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