2019年9月26日木曜日

9月26日(木)




本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 八宝菜
 ラーメン ワカメ なると
 小松菜のしらすゴマ和え
 チキンナゲット  ケチャップ添え


 今日はラーメンの具材としてよく使われる「なると」についてお話します。 なるとは魚のすり身から出来ており、断面が渦巻き模様のかまぼこの一種です。徳島県の鳴門海峡の渦潮にちなんで名づけられたそうです。しかし、全国生産高の約70%を静岡県で生産しているそうです。
 なるとの原材料である魚の種類は、スケトウダラ、シログチ、イトヨリダイなどが多く、これらを卵白や食塩などと混ぜて、成型器に入れ、特殊な渦巻き模様を作り出します。
 切り口には、一般ではひらがなの「の」の字が描かれていますが、北海道では「つ」の文字をしたなるとがあるそうです。蒸しかまぼこと同じように、白身魚の栄養特徴を持つため、たんぱく質を多く含み、脂質は少ない食品です。
 今日のラーメンのもう一つの具のワカメは徳島県鳴門市で獲れたものなので、合わせてスープに入れて残さず食べましょう。

2019年9月25日水曜日

9月25日(水)



本日の給食です
<献立>
 キャベツと油揚げの味噌汁
 鶏肉の磯辺揚げ
 大根とひじきの炒り煮
 もやしと豚肉の麻婆炒め
 ほうれん草のかつお和え


 今日は「ほうれん草のかつお和え」のかつお節についてお話します。かつお節は味噌や醤油、納豆などと同じ「発酵食品」だという事をみなさんは知っていますか?原材料は生のかつおなのですが、色々な工程によって、最後には削り器で削れるくらいになり、世界で最も硬い食品と言われています。あえてカビを付着させることで、カビに水分をとってもらい、発酵させてうま味を作り出させているのです。
 かつお節のうま味成分は「イノシン酸」と呼ばれるもので、全身の細胞を活発化させる重要な成分です。 また、「ペプチド」と呼ばれる成分も多く含まれ、疲労回復や集中力を高める効果があるので、みなさんもかつお節をすすんで 摂るようにしましょう。

2019年9月24日火曜日

9月24日(火)



本日の給食です
<献立>
 麩とワカメの味噌汁
 煮込みハンバーグ  カレーポテト添え
 枝豆がんもの煮付け
 シェルマカロニサラダ  1食用マヨネーズ
 パイン缶詰


 今日は「シェルマカロニサラダ」のマカロニについてお話します。マカロニはイタリア料理、パスタの一種で、イタリア語の「マッケローニ」が語源と言われています。原料は主に小麦粉で、穴が開いた短い形状のものや、ひねったもの、貝殻状のものなど色々な種類があります。グラタンやサラダなど様々な料理に利用されます。
 マカロニは小麦粉からできているので、主に糖質が多く、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランス良く含み、グラタンやサラダなど様々な料理に利用されます。うどんやそうめんなどの他の麺類に比べるとカロリーが若干高いですが、栄養的には精白米のご飯と比べても十分エネルギーになります。そのため、野菜などと一緒に食べるとバランスが良くなります。
 今日のサラダにはブロッコリーとコーンとハムが一緒に入っています。みなさん残さず食べましょう。

2019年9月20日金曜日

9月20日(金)




本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ  ほうれん草ソテー添え
 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング
 カニ入り俵コロッケ
 福神漬け


 今日は「ほうれん草ソテー」のほうれん草についてお話します。ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロテンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロテンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされています。また、カロテンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。
 しかし、ほうれん草には「あく」の成分であるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は大量に摂取すると体内でミネラルと結びついて結石(けっせき)と言う怖い病気を引き起こす石を作る原因となりますが、ゆでたり炒めると、水に溶け出すので心配ありません。
 ほうれん草は1年中出回っていますが、旬の時期はこれからの寒い時期です。冬の寒さの影響で、緑色の濃さが増し、栄養価がグンと高くなります。みなさん、積極的に食べるようにしましょう。

2019年9月19日木曜日

9月19日(木)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンスープ
 ホイコーロー炒め
 厚揚げとじゃが芋の煮物
 もやしの中華風ナムル
 オレンジ


 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。 主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げです。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
 まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
 また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
 低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。

2019年9月18日水曜日

9月18日(水)



本日の給食です
<献立>
 麩ともやしのすまし汁
 鯖の味噌煮
 さつま揚げの金平
 ひき肉と大豆のカレー炒め
 ワカメの酢の物


 今日は「鯖の味噌煮」についてお話します。鯖を食べるとしたら、塩焼きや煮付けにすることが多いですが、特に味噌煮は、鯖と味噌の組み合わせは、血液をサラサラにする効果がとても高く、心筋梗塞などの生活習慣病予防にはもってこいの食べ合わせです。
 その理由は鯖の脂身に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、そして、味噌の原料である大豆に含まれるリノール酸のおかげなのです。ともに不飽和脂肪酸の一種で、体内の悪玉コレステロールを回収し、血栓を予防する働きがあります。さらに効果を良くする食材は、生姜です。生姜の辛み成分「ジンゲロール」は、血行を促進し、自律神経を活性化して脂肪を燃焼する効果もあり、味噌と共に魚臭さを取り除いてくれます。
 今日の鯖の味噌煮には生姜も入っており、食べやすくなっています。みなさん残さず食べましょう。



9月17日(火)



本日の給食です
<献立>
 豆腐とワカメの味噌汁
 ソースメンチカツ  ブロッコリー添え
 プチベーコングラタン
 マッシュポテトサラダ
 チンゲン菜の煮浸し


 今日は「メンチカツ」についてお話します。みなさんは、メンチカツの名前の由来を知っていますか?諸説あるのですが、明治時代に東京浅草の洋食店が『ミンスミートカツレツ』として販売し、のちに省略される過程で『ミンス』が『メンチ』に変わり、『メンチカツ』になったと言われています。「ミンス」とは「細かく刻んだ」という意味で、「ミート」は「肉」なので、「ミンスミート」とは「ひき肉」のことを言います。 メンチカツは、豚ひき肉と玉葱で作ることが多く、たんぱく質の他に、ビタミンB1を効率よく摂ることができます。
 今日はカラッと揚げたメンチカツにソースをつけた「ソースメンチカツ」です。みなさん、残さず食べましょう。