2016年10月31日月曜日
10月31日(月)
本日の給食です
<献立>
コーンスープ
メンチカツ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
がんもとナスの煮物
金平ごぼう
ブロッコリー白ゴマ和え
ハロウィンデザート(パンプキンプリン)
今日10月31日は秋の季節のイベントとして楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。
ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫されるかぼちゃが使われるようになりました。
今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになっています。
今日はハロウィンデザートとしてかぼちゃのプリンが付いています。みなさんもハロウィンについて調べてみましょう。
2016年10月28日金曜日
10月28日(金)
本日の給食です
<献立>
じゃが芋の味噌汁
手作りエビフライ イカリングフライ ボイルキャベツ添え
1食用中濃ソース
厚揚げと大根の煮物
ひじきとシラスのサラダ
ミックスフルーツ
今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、厚揚げ・ひじき・味噌です。今日はその中でも厚揚げや豆腐や味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話しします。
大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにしたり、骨量を増やす働きがあるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。
しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。
2016年10月27日木曜日
10月27日(木)
本日の給食です
<献立>
ポトフ風スープ
鶏肉のスパイス焼き
マカロニナポリタン
小松菜の煮浸し
みかん缶詰
今日は「鶏肉のスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒(さんしょう)などが旬の香味(こうみ)です。
このようなスパイスは、食材の味を引き出したり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。
10月26日(水)
本日の給食です
<献立>
豆腐となめこの味噌汁
鯖の塩焼き
きのこ和風スパゲティー
ひじきサラダ
チキンナゲット
今日は「なめこと大根の味噌汁」のなめこについてお話します。なめこと言えば、ヌルヌルした「ぬめり」が特徴です。この「ぬめり」は「ムチン」と言われる粘性物質で、タンパク質といくつかの多糖類が結合したものです。なめこの他に、オクラ、モロヘイヤ、里いも、長いもなどのヌルヌルする食べ物全般に多く含まれています。
ムチンは消化管などの粘膜にくっつき、表面を保護して滑りを良くする作用があるため、消化器官では胃潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があります。 また呼吸器官では鼻の粘膜を丈夫にして、花粉症を予防したり、カゼやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。みなさん、すすんで残さず食べましょう。
2016年10月25日火曜日
10月25日(火)
本日の給食です
<献立>
ワンタンワカメスープ
八宝菜
大学いも
ほうれん草のナムル
大豆サラダ
今日は「大学いも」についてお話します。乱切りにしたさつま芋を油で揚げて、水あめや砂糖にからめたものを「大学いも」と言いますが、なぜこの名前がついたかみなさんは知っていますか?
色々な説があるのですが、大正時代に東京の大学生がこれを好んで食べていたためこの名前が付いたという説や、昭和初期に東京大学の学生が学費を稼ぐためにこれを作って売ったのが名前の由来だと言われています。
どちらにしても、食べ盛りの若い人たちが好んで食べた理由は、さつま芋の栄養価が高く、しかも油で揚げるのでエネルギー量が高く、砂糖でからめるので糖分も豊富であり、栄養価の高い食べ物なので、大人気になったのでしょうね。
みなさんは、色々な食材を残さず食べて丈夫な身体をつくっていきましょう。
2016年10月24日月曜日
10月24日(月)
本日の給食です
<献立>
白菜と肉団子の味噌汁
白身魚の天ぷら 南瓜の天ぷら
レンコンとベーコンの金平
手作り卯の花
チンゲン菜の和え物
今日は「手作り卯の花」の卯の花という料理についてお話しします。実は卯の花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。
卯の花は大豆からできた豆乳の搾りかすですが、大豆の良質たんぱく質やカルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。今日は油揚げと人参、糸こんにゃくが一緒に入っています。 みなさん残さず食べましょう。
2016年10月20日木曜日
10月20日(木)
本日の給食です
<献立>
きのこのすまし汁
エビグラタンフライ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
大野里芋とイカの煮付け
ナスの味噌炒め
二色なます
今日は「イカの煮付け」にイカについてお話します。イカは世界で約450種類、日本近海でも約140種類が確認されています。みなさんが良く食べるのは、「スルメイカ」「アオリイカ」「ケンサキイカ」「ヤリイカ」などです。しかし、欧米ではタコと同様に形状が不吉なものとされており、食べる習慣がない国もあるそうです。しかし日本では昔から食べる習慣があるため、現在も世界の漁獲量の約6割を消費する世界1位のイカ消費国なのです。
イカにはタウリンやリジンといった身体に大切な栄養素が含まれており、ビタミンD以外のビタミンがすべて含まれています。種類によってとれる時期が違うので、季節によって色々なイカを食べることができます。みなさんも、色々な種類のイカを探してみてくださいね。
2016年10月19日水曜日
10月19日(水)
本日の給食です
<献立>
豚汁
さんまの塩焼き 小松菜ソテー添え
ポテトサラダ 1食用マヨネーズ
ひじきと大豆の五目煮
オレンジ
今日は月に1度の「アイアン献立の日」です。鉄分が豊富に含まれる主な食材は、さんま・ひじき・大豆・小松菜・豚肉です。その中でも、ひじきや大豆のような乾物(かんぶつ)についてお話しします。
みなさんは乾物といったら何を思い出しますか?ワカメやひじきなどの海藻類や、干し椎茸、切干大根などがありますね。これらは乾燥させることで、栄養がぎゅっと濃縮され、少しの量でも多くの栄養素を補うことができます。 特にビタミンCを含む野菜と一緒に摂ることで、鉄分の吸収率は上がります。また、体内で利用されるにはたんぱく質と結合して運ばれるので、たんぱく質を多く含む魚や肉、大豆製品と一緒に摂ることが大切です。今日のひじきの煮物は、大豆と鶏肉と糸こんにゃく、人参が入っています。みなさん残さず食べましょう。
2016年10月18日火曜日
10月18日(火)
本日の給食です
<献立>
ラーメンスープ
鶏肉の唐揚げ キャベツカレーソテー添え
ラーメン ワカメ コーン
じゃが芋の田舎煮
蒸しシュウマイ
今日は「蒸しシュウマイ」のシュウマイについてお話します。みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」と書いて「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。
今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。
今日のシュウマイにはグリンピースはのっていませんが、みなさん残さず食べましょう。
2016年10月14日金曜日
10月14日(金)
本日の給食です
<献立>
チキンカレー
ベーコンポテトバーグ もやしソテー添え
海藻サラダ 1食用中華ドレッシング
バナナ
今日は、「バナナ」についてお話します。バナナは1本の中に、からだを動かす時のエネルギーとなる糖分、糖質や脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、とてもバランスの良い果物です。
バナナに含まれている糖分には、ブドウ糖・果糖・ショ糖と3種類もあり、それぞれ消化されてエネルギーに変わる早さが違うので、食べてすぐパワーの源になるのはもちろん、そのパワーが持続するのが特徴です。そのため、スポーツの前後に食べるのもお勧めです。
バナナは日が経つと、シュガースポットと言われる茶色い斑点が出てきますが、この頃が一番の食べごろと言われています。それは、購入後1週間ほど経過したバナナを食べた人の方が、初日に食べた人より、白血球が約5倍も増加していたという研究結果から、免疫力も高まるためだと考えられています。つい、傷んだと思いがちですが、捨てたりせずに食べてくださいね。
2016年10月13日木曜日
10月13日(木)
本日の給食です
<献立>
にゅうめんだし
手作りソースカツ キャベツサラダ添え
そうめん 刻みアゲ煮 ワカメ
根菜の炒り煮
水菜のかつお和え
今日は奈良県の郷土料理でもある「にゅうめん」についてお話します。にゅうめんとは、「煮ためん」が変化した言葉で、ゆでたそうめんと具をしょうゆ味のだしでさっと煮たものを言います。
そうめんは元々、中国から伝来したもので、奈良県の三輪地方が発祥の地だと言われています。山奥での冬の厳しい寒さと乾燥した気候がそうめん作りに適していたそうです。
奈良県に観光へ行くと、昼ごはんに名産の柿の葉寿司と一緒ににゅうめんが出てくるお店が多いようです。今日は温かいおダシに具材を入れて、汁まで残さず食べましょう。
2016年10月7日金曜日
10月6日(木)
本日の給食です
<献立>
麻婆豆腐
カレーコロッケ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
笹かまぼこと三角こんにゃくの煮物
ごぼうと水菜のサラダ
グレープフルーツ
今日は「麻婆豆腐(マーボドウフ)」の名前の由来についてお話します。昔、中国四川省(しせんしょう)に陳(ちん)さんというお婆さんがいて、安くて美味しい豆腐を作っていました。その豆腐を使った料理がとても美味しく、たちまち村で評判になりました。この料理を作ったお婆さんの顔には、中国語では「マーズ」と言われる、小さなくぼみがたくさんあり、お婆さん自身が、麻婆(マーボー)と呼ばれていたのです。そのお婆さんが作った豆腐料理という事で、マーボー豆腐と言われるようになったそうです。
今日は豚ひき肉・鶏ひき肉・玉葱・人参が入っています。残さず食べましょう。
10月5日(水)
本日の給食です
<献立>
野菜コンソメスープ
鶏肉の照り焼き 小松菜ソテー添え
プチベーコングラタン
切干大根の旨煮
もやしのゆかり和え
今日は「もやしのゆかり和え」のゆかりについてお話します。みなさんは「ゆかり」という商品を知っていますか?ある食品会社が1970年に発売したふりかけですが、呼び名には由来があるのです。平安時代に作られた、古今和歌集の一首で、「ご縁(えん)」のあるものを、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草についてうたわれているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。それを赤しそを使った商品が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名したそうです。
原料となる「赤しそ」はα-リノレン酸という必須脂肪酸が含まれ、 ガンやアレルギーを予防する効果があると言われています。また、しその香りの成分、 ペリルアルデヒドには、強い防腐作用があり、食中毒を防いでくれます。
今日はさっと茹でたもやしときゅうりにゆかりを和えてあります。みなさん残さず食べましょう。
2016年10月4日火曜日
10月4日(火)
本日の給食です
<献立>
じゃが芋とさつま揚げの味噌汁
豚肉と野菜の生姜炒め
枝豆がんもと結び昆布の煮物
春巻き
ほうれん草の磯辺和え
今日は「ほうれん草の磯辺和え」のほうれん草についてお話します。ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロテンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロテンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされています。また、カロテンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。
しかし、ほうれん草には「あく」の成分であるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は大量に摂取すると体内でミネラルと結びついて結石(けっせき)と言う怖い病気を引き起こす石を作る原因となりますが、ゆでたり炒めると、水に溶け出すので心配ありません。
ほうれん草は1年中出回っていますが、旬の時期はこれからの寒い時期です。冬の寒さの影響で、緑色の濃さが増し、栄養価がグンと高くなります。みなさん、積極的に食べるようにしましょう。
10月3日(月)
本日は給食です
<献立>
切り麩とワカメのすまし汁
鯖の味噌煮 大根の煮付け
ビーフンの五目炒め
ブロッコリーサラダ
杏仁みかん
今日は「鯖の味噌煮」についてお話します。鯖を食べるとしたら、塩焼きや煮付けにすることが多いですが、特に味噌煮は、鯖と味噌の組み合わせは、血液をサラサラにする効果がとても高く、心筋梗塞などの生活習慣病予防にはもってこいの食べ合わせです。
その理由は鯖の脂身に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、そして、味噌の原料である大豆に含まれるリノール酸のおかげなのです。ともに不飽和脂肪酸の一種で、体内の悪玉コレステロールを回収し、血栓を予防する働きがあります。さらに効果を良くする食材は、生姜です。生姜の辛み成分「ジンゲロール」は、血行を促進し、自律神経を活性化して脂肪を燃焼する効果もあり、味噌と共に魚臭さを取り除いてくれます。
今日の鯖の味噌煮には生姜も入っており、食べやすくなっています。みなさん残さず食べましょう。
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