2019年11月22日金曜日
11月22日(金)
本日の給食です
<献立>
まなべ汁
福井県産しいらの照り焼き さつま芋のかき揚げ
地場産野菜炒め
大野里芋と厚揚げの煮物
大根のゆかり和え
今日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・玉ねぎ・キャベツ・さつま芋・大野の里芋・青ねぎ」、福井県産は「シイラ・打ち豆」です。
今日は鯖江市の小中学校で、6月と11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。ほとんどの食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。その中でも今日は「シイラ」という魚についてお話します。
年々シイラの水揚げ量は増えてきており、福井県の主要な魚の一つになりつつあります。主に定置網で漁獲され、県内ほぼ全ての漁港で水揚げされます。
初夏に獲れるシイラを「梅雨シイラ」、秋頃のシイラを「彼岸ジイラ」と呼びます。ハワイでも獲れるらしく、「マヒマヒ」の呼び名で、高級魚として有名です。
シイラは脂肪がとても少なく、良質なタンパク源となる食材です。また、野菜などからは摂取できないビタミンDやビタミンB12を多く含んでいます。ビタミンDは体内のカルシウムの濃度を調節し一定に保つ働きや、カルシウムやリンの吸収を助けるとともに、骨の形成を促す働きがあります。ビタミンB12はDNAの合成や調整に深く関わっており、正常な細胞の増殖を助ける働きがあります。
シイラは赤身魚ですが、マグロのような赤い身ではなく、ほんのり桜色で、脂質が少なく淡白です。そのため鮮度落ちが早く、まとまった量も獲れないこともあってか産地で消費されてしまうことが多いようです。
今日は照り焼きにしました。みなさん味わって残さず食べましょう。
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