2017年2月10日金曜日

2月9日(木)



本日の給食です
<献立>
 根菜の味噌汁
 肉じゃがコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 高野豆腐の玉子とじ
 ほうれん草とひじきのサラダ
 乱切レンコンのおかか煮


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に法連草・ひじき・玉子に含まれています。
 この1年間、毎月鉄分についてお話してきたので、今のみなさんにどれだけ鉄分は大切な栄養素かということが分かってきたと思います。しかし、最近は栄養補助食品という不足した栄養を補えるという商品が増えています。ドラックストアーにいくと、色々なサプリメントが置いてありますよね。しかし、これらは成長期であるみなさんにとって本当に必要なものなのでしょうか?
 鉄欠乏によって現れる貧血の大きな原因は、これまでの食生活の積み重ねです。いくら有効的にサプリメントで栄養をとっても、これだけでは改善できないのです。なので、鉄分を多く含む食材はもちろん、その吸収を助けてくれる肉や魚・豆腐などの良質たんぱく質や、野菜や果物に多く含まれるビタミンCなどをバランスよく摂れる食生活を心がけていきましょう。

2月8日(水)



本日の給食です
<献立>
 白菜と油揚げの味噌汁
 鶏肉の照り焼き  もやしソテー添え
 厚揚げと小松菜のそぼろあんかけ
 ツイストマカロニサラダ
 オレンジ


 今日は月に1度のカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。 主に「厚揚げ・小松菜」に多く含まれています。
 みなさんは、カルシウムを効率よく摂取するには、食事だけではなく体を動かすことが大切なことを知っていましたか?ウォーキングなどの適度な運動によって酸素が活発に体に取り入れられ、新陳代謝が高まります。そのため血液の流れる量が増え、カルシウムやたんぱく質などが、より多く骨に運ばれるのです。 また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは日光に当たることで皮膚の下で作られるので、天気の良い日は積極的に外へ出ることをおススメします。
 骨を強くするためにも、カルシウムはもちろん、ビタミンDやマグネシウムを多く含む食事や、太陽の下で体を動かすことが大切だということを、みなさんも意識していきましょう。

2017年2月7日火曜日

2月7日(火)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 たっぷりベーコンフライ  キャベツのかつお和え
 ビーフンの五目炒め
 切干大根の旨煮
 玉子ロール


 今日は「ビーフンの五目炒め」に入っている椎茸についてお話しします。みなさん、椎茸は好きですか?臭いや食感が苦手だという人もいると思います。しかし、椎茸には大切な栄養がたくさん含まれているのです。
 まずは、「エリタデニン」という成分です。これは血中のコレステロール量を低下させる作用があり、動脈硬化などの恐ろしい病気の予防が期待されます。
 そして、「ベータ―Dグルカン」は免疫力を高める効果があると言われています。 また日光に当てたり、乾燥させることでビタミンDやうま味成分であるグアニル酸が何倍にも増えるのです。
 「うがい・手洗い・しいたけ」というほど風邪やインフルエンザ予防にも効果があるので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2017年2月6日月曜日

2月6日(月)



本日の給食です
<献立>
 肉団子入り中華スープ
 八宝菜
 大根とがんもの煮物
 俵コロッケ  中濃ソースかけ
 チンゲン菜のナムル


 おとつい2月4日は「立春の日」でした。大寒の1月20日から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、まだまだ冬真っ只中ですが、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、日中の日差しに春の気配を感じ取ることができます。
 また「節分の日」というのは、もともと季節の変わり目をあらわす立春、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)のそれぞれの前日を言い、年に4回あります。しかし、現在では立春の前日のみを「節分の日」と呼ぶようになりました。2月3日にお話したように、節分の夜には豆をまき、悪魔払い(あくまばらい)をします。
 これからの季節、少しずつ新しい芽が出てきて、ふきのとうや菜の花、新キャベツがおいしくなります。みなさんも春の食材を探してみてくださいね。

2017年2月3日金曜日

2月3日(金)



本日の給食です
<献立>
 けんちんすまし汁
 手作りチキンカツ  粉ふきいも添え  1食用中濃ソース
 もやし入り塩焼きそば
 菜の花サラダ
 杏仁パイン
 節分豆


 今日2月3日は「節分」です。節分といえば“豆まき”ですが、主に西日本ではイワシを食べる習慣があります。これは、邪気(じゃき)を払うためにイワシの頭を門口にさした習慣に由来しているといいます。柊(ひいらぎ)の針で鬼の眼を刺し、イワシを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払うと昔から言われています。「イワシの頭も信心から」と言って、「イワシの頭のようなつまらないものでも信仰の対象にしている人には、尊い神仏と同じように思われる」という、 ことわざもこの風習からきているそうです。
 季節の節目にイワシを食べ、豆を食べるという日本に残る伝統行事は、先人の健やかに暮らすための教えなので、みなさんもすすんで豆やイワシをたべるようにしましょう。

2017年2月2日木曜日

2月2日(木)



本日の給食です
<献立>
 大根と油揚げの味噌汁
 鯖の塩焼き  ブロッコリーのゴマ和え添え
 マカロニのミートソース炒め
 さつま揚げの炒め煮
 みかん


 今日は「大根と油揚げの味噌汁」に入っている「えのきたけ」についてお話します。えのきたけにはきのこ類の中でも食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は胃腸の中にたまっている老廃物や毒素をすべて洗い流してくれるので、便秘になりやすい人には特におすすめの食材です。
 また、きのこには「キノコキトサン」という成分が含まれています。キノコキトサンは、脂肪を燃焼しやすくして、脂肪の吸収を抑えることが出来るともいわれています。食物繊維の他にもナイアシンやカリウム、葉酸といった私達にとって大切な栄養素がたくさん含まれています。
 えのきたけの下のかたい部分に栄養がたくさん含まれているので、みなさんもすすんで残さず食べるようにしましょう。

2017年2月1日水曜日

2月1日(水)



本日の給食です
<献立>
 うどんだし
 白身魚の天ぷら  さつま芋のかき揚げ 
 うどん ワカメ 焼きかまぼこ
 牛肉とごぼうの金平炒め
 小松菜の磯辺和え


 今日は「白身魚の天ぷら」の天ぷらについてお話します。天ぷらは日本古来の料理と思う人が多いと思いますが、実は今から約400年前に鉄砲の伝来とともにポルトガルから長崎に伝わった南蛮料理です。そのため、「天ぷら」はポルトガル語で「四季の斎日(さいにち)」を意味する「テンポラ」が語源と言われています。当時の日本では油は大変貴重なものだったため、調理に大量の油を使用する天ぷらは高級品として扱われていました。江戸時代に入り油の生産が増えた事によって、天ぷらは次第に庶民の大衆料理として広まっていきました。はじめは立ち食い屋台で、おかずと言うよりは間食のような感覚食べられていたようです。
 今では、野菜やえび・いか・魚などの色々な食材を使った色々な「天ぷら」があります。天ぷらは、衣をつけることで衣の水分を蒸発させながら、中の食材を蒸して、食材のおいしさや栄養成分を逃がしにくいのが特徴です。
 また、天ぷらの材料としてよく使われている、しそ、かぼちゃ、ししとうなどの緑黄色野菜に含まれているベータカロチンは、カラダに吸収されるときには油が必要なので、天ぷらにすると、食材の持っている栄養素を効果的に吸収できます。
 今日はホキという魚を天ぷらにしました。みなさん、残さず食べましょう。