2014年1月31日金曜日

1月31日(金)



本日の給食です
<献立>
 麻婆豆腐
 手作り白身フライ  ボイルキャベツ添え
 刻み昆布とじゃが芋の煮物
 ツイストマカロニサラダ
 パイン缶詰


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。 昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
 4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
 5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。血液の流れを妨げる、摂りすぎてしまったコレステロールや脂肪を減らしてくれます。魚介類にだけ含まれている栄養素で、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんも魚パワーを信じて積極的に食べましょう。 

2014年1月30日木曜日

1月30日(木)



本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 鶏肉の唐揚げ  インゲンソテー添え
 イカと大根の煮付け
 金平ごぼう
 大豆サラダ


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか? 働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用される量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
 2つ目は、「食べて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
 3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。


2014年1月29日水曜日

1月29日(水)



本日の給食です
<献立>
 もやしのすまし汁
 さごしの西京焼き  厚焼き玉子
 ナポリタンスパゲティー
 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ごま)
 つくね串団子


 今日は冬が旬の大根についてお話します。
 みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。
 大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンは、どんな料理にしても食あたりしないということにちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。
 「ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、デンプン、タンパク質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを添えるのもちゃんと理由があるのですね。その他、ガン細胞を抑制するリグニンという繊維を含む優れもの食品です。

 

2014年1月28日火曜日

1月28日(火)



本日の給食です
<献立>
 大根と油揚げの味噌汁
 すき焼き風煮
 ジャーマンポテト
 ブロッコリーサラダ
 みかん

 みなさんは「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」ということわざを知っていますか?これは、朝に果物を食べると効果が高いということを表します。スベスベお肌のもとであるビタミンをいっぱい含む果物は、胃の働きを活発にして、起きたばかりの体をスッキリ目覚めさせてくれます。イギリスでは「午前中の果物は金、昼から三時までは銀、三時から六時までは鉄、六時以降は鉛(なまり)」と言われているそうです。寝る前に果物を食べるのは逆効果であり、胃にもたれて、せっかくの効用が台無しになってしまうそうです。
 みなさんもこれからは、このことわざのように、果物を食べる時間を意識してみましょう。

1月27日(月)



本日の給食です
<献立>
 おでん風煮
 カレーコロッケ  コールスローサラダ添え
 プチベーコングラタン
 豚肉とインゲンの味噌炒め
 チンゲン菜の白和え


 みなさんは「朝茶は七里帰っても飲め」ということわざを知っていますか?
 朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。
 お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料の王様でもあります。朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。また、昔の人はお茶を神様への供え物として珍重していたそうです。朝に神聖なるお茶を飲むことで一日の災いを避けようとしていたのですね。
 同様に「朝茶は質においても飲め」や、どんなにすばらしいお茶でも一夜明ければ良さが失われるという意味がある「宵(よい)越しの茶は飲むな」など、お茶に関する言い伝えは、たくさんあるので、みなさんも探してみましょう。

2014年1月24日金曜日

1月24日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 サーモンの塩焼き  ブロッコリー添え
 もやしとひき肉のカレーソテー
 切干大根の旨煮
 ワカメの酢の物


 今日は福井の冬に重要な保存食とも言われている「へしこ」についてお話します。 へしこは、サバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬け込んで作られます。魚を樽に漬け込むことを福井の方言で「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ばれるようになったそうです。
 発酵食品である「へしこ」は、ミネラルやアミノ酸をバランスよく含む健康食品でもあります。鯖などの青魚に含まれるDHAや、糠に含まれるビタミンなども、体によい影響を与えてくれます。
 また、加工前の鯖に比べて「へしこ」は、アミノ酸が2.5倍、ペプチドは5倍もの量になります。この大量のペプチドが血圧上昇を抑える働きをしてくれます。そのことを裏付けるように、長年へしこを食べている福井の人々は血圧の問題を抱えている人が少ないそうです。福井の郷土料理のへしこは健康長寿にも効果的だったのですね。



1月23日(木)




本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 手作りソースカツ  キャベツサラダ添え
 青じそとツナのスパゲティー
 ひじきとごぼうの炒り煮
 オレンジ


 今日は福井の名物料理とも言える「ソースカツ丼」についてお話します。
 一般的に「カツ丼」といったら、揚げたカツを卵でとじたものを想像する人が多いのですが、私たち福井県民はソースにつけたカツをご飯にのせてある「ソースカツ丼」を思い出す人も多いと思います。実はこの食文化は主に福井県だけで根付いているそうです。
 ソースカツ丼の歴史は大正時代までさかのぼります。福井県出身の高畠増太郎さんという人が、ドイツで料理研究をした後に日本人が喜ぶ味になるように工夫して、東京で開かれた料理発表会で初披露したのが「ソースカツ丼」と言われています。その後に、福井県に持ち帰り「ヨーロッパ軒」というお店で始め、福井県内で広がりました。
 今では福井県の名物料理となって他の県からも食べに来る人もいるほどだそうです。


2014年1月22日水曜日

1月22日(水)



本日の給食です
<献立>
 切麩のすまし汁
 鶏肉の照り焼き  小松菜のソテー
 ポテトサラダ  各クラスマヨネーズボトル付き
 白菜の煮浸し
 揚げシュウマイ


 今日は先週に引き続き、福井県の郷土料理についてお話します。
 みなさんは、「すこ」という料理を聞いたことはありますか?お正月におせちとして、赤い棒状で歯ごたえがシャキシャキしている酢の物を食べた人もいると思います。これは里芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢のパワーによって、ずいきそのものの鮮やかな赤色がでるそうです。昔から、「古い血を洗う」効果があると言われていて、鉄分やカルシウムを多く含みます。
 また、この時期にコタツに入って食べる物で、みかん以外に何を思い出しますか? 冷たく冷やした「水羊かん」がありますよね。ほとんどの地域では夏に食べる事が多いのに、福井では冬に食べる習慣があります。
 福井の水羊かんは、丁稚羊羹(でっちようかん)とも言われます。隠し味で黒糖を使っていることが多く、添加物を一切使用していません。そのため冷蔵庫がない時代、少しでも日持ちがするように冬の時期に作られていたそうです。

2014年1月21日火曜日

1月21日(火)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンスープ
 八宝菜
 大野里芋と高野豆腐の煮物
 フランクドッグ  ケチャップ添え
 いんげんのゴマよごし


 昨日に引き続き、今日は、受験生のみなさんのために試験当日の昼食の取り方についての大切な2つのポイントをお話します。
 1つ目は、「腹持ちが良いものを食べよう!」そして2つ目は「良く噛んで食べるものを選ぼう!」です。そしてこの2つのポイントに合った食べ物があるので、それも最後に紹介したいと思います。
 午前中の試験が終わり、ほっと一息つきたいところですが、また午後からの試験に備えなければいけません。実は昼休みの食事は、午後の試験の結果を左右してしまうほど大切です。
 まず、そのためには腹持ちの良い「ご飯」を中心に食べましょう。パンや麺類は消化吸収が良いので、食べた後すぐに運動をするときは最適ですが、じっとイスに座って集中してエネルギーを使う時にはおすすめできません。また、よく噛む必要のあるものを食べることで、眠気が吹き飛び、脳が活発になるので、「のり巻き」がおすすめです。のり巻きにはかんぴょうや玉子、きゅうり、椎茸といった色々な食材が入っており、バランスよく食べることができます。しかもよく噛まなければ飲み込むことができません。噛むことで心もリラックスして頭も働いてくるので、みなさんも試してくださいね。

2014年1月20日月曜日

1月20日(月)




本日の給食です
<献立>
 けんちん汁
 ハムサンドフライ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル
 塩焼きそば
 はんぺんと結び昆布の煮物
 白菜のゆかり和え
  ミルメーク(いちご)


 1月下旬に入り、受験生にとっては大切な時期に突入しました。今日はそんな3年生のみなさんや、これからに向けて1・2年生のみなさんのために、試験当日の朝食の取り方について、大切な2つのポイントをお話します。
 1つ目は「糖質を中心に、脂っこい物はとらない!」2つ目は「ご飯の代わりにそばを食べよう!」です。それぞれのポイントにはちゃんとした理由があるのですよ。
 まず私たちの体は、寝ている間は体温が低くなっています。しかし朝起きて、朝ごはんを食べることにより体温を上げることができます。そのときに朝から菓子パンやピザ、カップラーメンなどの油脂分が多い物を食べてしまうと、体はいつまでたっても言うことを聞いてくれません。脳へのエネルギー源は唯一、ブドウ糖だけです。余分なものが含まれてないご飯を食べて、脳を働かせると、やる気や集中力が出て、良い結果を導くことができます。また、炭水化物でも大切な試験当日は、「そば」を食べることをおすすめします。
 そばにはイライラ感や不安な気分を静めてくれるビタミンBや記憶力を向上させてくれるルチンという栄養素がたくさん含まれています。
 のどごしも良く、あっさりしているので、食欲の出ない朝にはそばを食べて試験を乗り切りましょう。

2014年1月17日金曜日

1月17日(金)



本日の給食です
<献立>
 チキンカレー
 カニクリーミーコロッケ  スパゲティーソテー
 水菜と大根のサラダ  香り胡麻ドレッシングボトル
 福神漬け
 バナナ


 今日は福井の郷土料理の1つでもある「おろしそば」についてお話します。去年の大晦日に年越しそばとして、おろしそばを食べた人も多いのではないでしょうか。
 福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、昭和22年以降になります。昭和22年10月、昭和天皇が福井に来られた際、2杯ものおろしそばを召し上がられました。その後、皇居に戻られた後、召し上がられたおろしそばを懐かしく思い、「越前のそばは大変おいしかった」という天皇のお言葉から広がったそうです。
 そばは、大根おろしと一緒に食べることで、ビタミンのバランスがとれ、相乗効果があります。解毒作用、消化促進のほかに、カロリーも少なく生活習慣病予防にも最適です。

2014年1月16日木曜日

1月16日(木)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめんのだし
 鯖の味噌煮  大根の煮付け添え
 にゅうめんの具材(そうめん・ワカメ・椎茸煮)
 ソース豚串カツ
 ちくわとインゲンの金平


 今日は福井県の郷土料理についてお話します。
 郷土料理とは、地方ごとにある独特な料理のことをいいます。地方の特産物や、各地域の気候や風土に適した食材や調理法があります。
 福井県の郷土料理の特徴は、京料理のような凝ったものより、むしろ手を加えないシンプルなものが多いそうです。それは豊かな海の幸、山の幸に恵まれていて食材そのものが美味しいからでしょうね。
 嶺北地方で見られる郷土料理に、「たくあんの煮もの」があります。大根を保存するために作るたくあんは、雪深い地方ならではの保存食です。年の暮れに漬けて、翌年の春から秋にかけて食べます。夏頃には「古たくあん」とよばれ、これを醤油と赤唐辛子で煮て作られます。各家庭によって作り方や味付けなどがバラバラですが、福井県周辺でしか、あまり見られない調理法だそうです。


2014年1月15日水曜日

1月15日(水)




本日の給食です
<献立> 
 大根と油揚げの味噌汁
 酢鶏
 さつま芋サラダ
 ミニオムレツ ケチャップ添え
 もやしのナムル


 今日は昨日に引き続き、おせち料理についてお話します。
 おせち料理といったら、昨日お話した黒豆、ごまめ、数の子以外に、みなさんは何を食べましたか?縁起が良いということで、紅白かまぼこやなますを食べた人も多いと思います。 紅白かまぼこは、半円の形が初日の出を連想させ、紅はめでたさと喜び、白は神聖を表します。 また、なますがおせち料理の一品である理由は、人参と大根の紅白の彩りがめでたいからだそうです。
 みなさんが大好きな、栗きんとんは、色が金貨の色に似ていることから、「財産が貯まるように」との願いが込められています。栗のまわりについている黄色のあんは、栗を潰したものだと思っていた人もいるかもしれませんが、実はさつま芋を蒸して潰したものなのですよ。
 このようにおせち料理は、正月元旦の朝に出し、年神さまを迎えて健やかな新年をお祝いし、1年の幸福を祈りながら食べる日本の伝統食です。

 

2014年1月14日火曜日

1月14日(月)



本日の給食です
<献立>
 五目ビーフン炒め
 野菜コロッケ  ブロッコリー添え  各クラス中濃ボトル付き
 がんもと人参の煮付け
 コールスローツナサラダ
 杏仁みかん


 正月の食事といったら「おせち料理」ですが、みなさんは何種類くらい食べましたか? おせちには、実はそれぞれの願いが込められています。今日は、「祝い肴(さかな)三種」と言われている3品についてお話します。
 1つ目は、黒豆です。黒豆は、肌を美しくする良質なたんぱく質を含みます。また、コレステロールや脂肪酸の増加を抑えるリノレン酸を含み、ビタミンBも多く含むため、疲労回復に効果的です。そんな黒豆は、「1年を“まめ”に暮らせますように」と願いが込められています。
 2つ目は、カタクチイワシの稚魚(ちぎょ)を干して、甘辛く炊いたごまめです。イワシは田んぼの肥料に使われていた事もあり、田作りとも呼ばれ、「豊作の願い」が込められています。
 3つ目は、数の子です。数の子は何という魚の卵か知っていますか?実は、にしんの卵です。たまごの数にあやかり、「子孫繁栄を願う」意味があります。数の子はたんぱく質やビタミンEなどを豊富に含む栄養満点な食材です。
 明日はその他の代表的なおせち料理についてお話します。


2014年1月9日木曜日

1月9日(木)



本日の給食です
<献立>
 具たくさんコーンスープ
 煮込みハンバーグ  フライドポテト添え
 厚揚げと三角こんにゃくの煮物
 ブロッコリーのゴマ和え
 りんご

 みなさんは元旦の朝にお雑煮は食べましたか?
 お雑煮は、室町時代に正月の祝いの膳として武家社会で食べられており、それが江戸時代頃から庶民の間にも普及されるようになりました。
 「雑煮(ぞうに)」は「雑多(ざった)に色々煮る」と言う意味で使われ、現在のように地方や各家庭により様々な具になったようです。
 例えば、角餅か丸餅か、餅を煮るか焼くか、汁はすましか味噌かで分かれてきます。 福井県は丸餅を煮て、合わせ味噌で食べる家庭が多いと思いますが、東京などの関東地方では、焼いた角餅を鶏肉や青菜と一緒にすまし汁で食べます。関西地方では1日目は丸餅を白味噌で煮たものを食べ、2日目は焼いた丸餅をすまし汁で頂くところもあるそうです。
 また、ちょっと変わった食べ方をするのが香川県です。白味噌仕立ての汁の中に、あんこ入りの丸餅を焼かずに入れるそうです。一体どんな味がするのでしょうね。

1月8日(水)



あけましておめでとうございます。
本日の給食です
<献立>
 豆腐とわかめの味噌汁
 鶏肉の磯辺揚げ  ソース焼きそば添え
 じゃが芋とちくわの煮付け
 ごぼうサラダ
 小松菜と白菜の和え物