2015年7月15日水曜日
7月15日(水)
本日の給食です
<献立>
チキンカレー
ベーコンポテトバーグ ブロッコリー添え
コールスローサラダ
福神漬け
グレープフルーツ
今日は昨日に引き続き、これからの暑さを乗り切るために、夏バテを防止するための食生活の3つポイントをお話します。
まず、食事は量より質であるということです。食欲がなくても、1日3食、しかも同じ時間帯にしっかりとることが大切です。胃に負担がかからず消化のよい卵や肉、魚、牛乳などのたんぱく質、野菜や果物などのビタミン、牛乳や海藻に含まれているミネラルをバランスよく、少しずつでもいいので色々な種類の食品をとりましょう。
2つ目は、汗をかくので,水分を十分摂ることは必要ですが,一度にたくさん飲むことや,甘い飲み物は控えましょう。冷たいものをとりすぎると、胃腸の働きが抑えられてしまいます。しかも甘味は食欲を減退させてしまうのです。飲む物や飲む時間帯を自分で考えて水分補給をしましょう。
3つ目は、以前もお話してきたように、夏には旬の野菜や果物がたくさんあります。これらは、夏の身体に適しているので、しっかり食べましょう。
これらの3つの事を守れば、体は無理なく夏を乗り切ってくれるので、みなさんも実践してみてください。
2015年7月14日火曜日
7月14日(火)
本日の給食です
<献立>
冷やしそうめん汁
白身魚の磯辺天 かぼちゃの天ぷら添え
そうめん ワカメ チキンささみ
もやしと豚肉の麻婆風炒め
小松菜のちりめん和え
いよいよこれからが夏本番です。 「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」…いわゆる夏バテで悩まされる人が出てくる時期でもありますよね。夏バテについての正しい知識がないと、かえって夏バテをひどくすることもあります。今日と明日は、夏バテ防止の食生活についてお話します。
まずなぜ夏バテになるのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、体内の水分とミネラルの不足です。 夏になると気温が上昇して体温も上がるため、体は汗をかいて体温を下げようとします。 しかし汗は、体内の水分と一緒にミネラル分も体外へ排出してしまうため、身体に必要なミネラル分も大量に失われてしまいます。
2つ目は、暑さによる消化機能の低下によって起こる栄養不足です。しかも、暑いからといって冷たい飲み物をとりすぎると、胃腸が冷えてしまい、胃の働きが低下し、さらに食欲がなくなってしまいます。これらのことを踏まえて、明日は夏バテを防止するための食生活についてお話します。
2015年7月13日月曜日
7月13日(月)
本日の給食です
<献立>
豆腐と油揚げの味噌汁
メンチカツ ボイルキャベツ添え 各クラス中濃ソースボトル付
切干大根の旨煮
レンコンサラダ
小女子の佃煮
今日はカルシウムたっぷりの歯ッピー献立の日です。毎月カルシウムについてお話ししていますが、今日はカルシウムが、なぜそんなに必要なのか、カルシウムの役割についてお話しします。
カルシウムというと「骨」を連想する方が多いと思いますが、実は脳細胞や神経細胞が働くためにも、血中のカルシウムが重要な役割を果たしています。また、筋肉を動かしたり、物を見たり、情報を伝達したりするときにもカルシウムが必要です。カルシウムは人間の体を動かすバッテリーのようなものなのです。体内には60兆個もの細胞がありますが、そのすべてを動かすためにカルシウムが使われているのです。
一生のうちで一番骨が成長するのは、男子は特に中学生時代、女子は小学校高学年の頃から始まっています。この時期には、年間で平均11%くらい骨密度が上がるので、骨を丈夫にするために、カルシウムをたくさん取って、しっかり運動しましょう。
2015年7月9日木曜日
7月9日(木)
本日の給食です
<献立>
もやしの味噌汁
手作りソースカツ ボイルキャベツ添え
ポテトサラダ 各クラスマヨネーズボトル付
絹厚揚げとこんにゃくの煮物
大根のゆかり和え
今日は「ポテトサラダ」に入っている夏野菜の代表でもあるきゅうりについてお話しします。
きゅうりの95%以上は水分です。ビタミンなどの栄養素も目立って多く含まれるものがなく、「世界一栄養のない野菜」とまでいわれています。 しかしそんなきゅうりにも健康パワーはあるのです!それは、カリウムです。カリウムは、体内のナトリウム排出を促し利尿効果もあるため、腎臓の働きを良くし高血圧予防に効果があります。特に加熱したきゅうりを食べると、利尿効果が高まるそうです。また、現在のきゅうりは品種改良され、苦みが少なくかなり食べやすくなっていますが、特有のほんのりとした苦み、青臭みがあります。実はこの香り、苦みの成分はククルビタシンと言い、ガンを抑制する作用があると言われています。
きゅうりはビニールハウスでも作られるようにもなり、年中食べることが出来ますが、旬の暑い時期に太陽をサンサンと浴びた、きゅうりには、ビタミンCが冬の2倍以上含まれています。みなさんも夏バテ防止のためにも、すすんで食べるようにしましょう。
2015年7月8日水曜日
7月8日(水)
本日の給食です
<献立>
切り麩のすまし汁
鯖の味噌煮 小松菜の煮浸し添え
かぼちゃと丸天の煮物
フランクドッグ
ひじきサラダ
今日は鉄分豊富な「アイアンの日献立」です。
毎月鉄分についてお話ししていますが、今日は鉄分が不足すると起こりやすくなる「鉄欠乏性貧血」についてお話しします。まず貧血とは、血液の中の酸素を運ぶ働きをする赤血球という成分が足りなくなる状態をいいます。その赤血球を作る材料の1つである鉄分が不足すると起こる貧血を鉄欠乏性貧血とよびます。1年に5cm、10cmと身長が伸びる成長期まっただ中の中学生時代は、かなりの割合で貧血になる子が多いそうです。身体の成長に鉄分が消費されてしまい、鉄分の供給が追いつかないためです。 この時期の鉄欠乏性貧血は、成長、発達の障害、知的能力の低下に関係するといわれています。
そうならないためにも、鉄分を豊富に含む小松菜やひじきと一緒に、鉄分の吸収を助けてくれるかぼちゃなどのビタミンCが豊富な野菜や、鯖などの良質たんぱく質を豊富に含む魚を、残さず食べるようにしましょう。
2015年7月7日火曜日
7月7日(火)
本日の給食です
<献立>
七夕フルーツポンチ
鶏肉の唐揚げ カレー風味 ソース焼きそば添え
イカとじゃが芋の煮物
海藻大根サラダ
玉子ロール
今日は7月7日七夕の日です。みなさんは七夕の行事食といえば何だと思いますか? 実は七夕の行事食は「そうめん」なのです。意外に知られていませんが、千年も前から続いているそうです。 由来は中国で「索餅(さくべい)」という縄のようにあんだ小麦粉のお菓子を7月7日に食べるようになったことが、奈良時代に日本へ伝えられ、麦の収穫時期に「麦餅(むぎもち)」を作る風習とともに、やがてそうめんへと変化したといわれています。
また、そうめんは暑さで食欲が減退するこの時期にぴったりで、天の川や織姫の織り糸に見立てることもできます。ゆでたそうめんに、夏野菜であり輪切りにすると切り口が星形になっているオクラや、型どりした人参やきゅうりをのせて、天の川のようにハムや錦糸玉子を飾るとおいしく楽しく食べられます。 みなさんも試してみてくださいね。
2015年7月6日月曜日
7月6日(月)
本日の給食です
<献立>
野菜コンソメスープ
ハンバーグトマトソースかけ チンゲン菜ソテー添え
青じそとツナのスパゲティ
俵コロッケ
レンコンの炒り煮
今日はこれから食べる機会が特に増える夏野菜についてお話します。
みなさんは夏野菜といったら何を思い出しますか? かぼちゃやピーマン、なすにトマト、きゅうり、枝豆、と色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みや辛みで清涼感を得られることです。
夏になると暑さで体がほてり、熱がこもります。そして疲れがとれず食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適に保ってくれます。
生で食べたり、ゆがいて味噌や塩などのシンプルな調味料で食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。みなさんも夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう
2015年7月3日金曜日
7月3日(金)
本日の給食です
<献立>
コーンスープ
たっぷりベーコンフライ キャベツサラダ添え
ビーフンの五目炒め
大豆のいそ煮
みかん缶詰
今日は昨日に引き続き、食中毒防止に役立つ食材を紹介したいと思います。
みなさんは、わさびや生姜、大葉といった薬味を食べることがありますか?ちょっとクセがあり、辛くて苦手な人も多いと思います。しかし、昔から日本では生ものには薬味が添えられる風習があるのです。
その理由は、わさびや生姜、大葉には抗菌効果があるからです。例えば、日本食の代表ともいえるお寿司は、ネタと酢飯、わさびやガリと呼ばれる生姜の甘酢漬けの組み合わせで、食中毒の予防をしながらおいしく食べる、という知恵がぎゅっと詰まっている料理です。
また、刻んだり、すりおろしたりして料理に加えれば、味にアクセントがつき、食欲もぐんとアップし、さらに消化を助ける作用もあります。薬味には色々な種類があるので、みなさんも探してみてくださいね。
2015年7月2日木曜日
7月2日(木)
本日の給食です
<献立>
豆腐のすまし汁
鶏肉のスパイス焼き 粉ふきいも添え
ナスのミートソースかけ
金平ごぼう
ホタテ風フライ
今日は昨日に引き続き、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
みなさんは普段飲んでいるお茶やココアには食中毒予防の効果があることを知っていますか?
ココアに含まれているポリフェノールに、強い殺菌作用のあることが発見され、O-157という怖い細菌だけではなく、下痢を引き起こす黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などを予防してくれます。しかも、食後のまだ胃に食べ物が残っているときにココアを一杯飲むと、殺菌力がさらに高まるそうです。
また、緑茶に含まれる苦味成分のカテキンにも殺菌作用があり、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌や腸炎ビブリオ菌に対して効果があります。緑茶を薄めてうがいすると、虫歯や口臭を防ぎ、風邪の予防にも効果があるそうなので、みなさんも挑戦してみましょう。
2015年7月1日水曜日
7月1日(水)
本日の給食です
<献立>
大根とワカメの味噌汁
鮭の漬け焼き ウインナーかき揚げ添え
枝豆がんもと結び昆布の煮物
ツイストマカロニサラダ
アスパラのゴマ和え
今日から7月に入りました。暑い日が続く中、知らぬ間にみなさんの体調も弱ってきています。そういう時期だからこそ、食べ物による力で元気でいてほしいと思います。そのため、今日から3日間は、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
まず、みなさんは、家から持ってくるご飯の上に梅干しはのっていますか? 実はお弁当のご飯に梅干しをのせるだけで、ご飯が傷みにくくなり、食中毒を予防する効果があります。また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして、食欲を増進させてくれます。食欲が出ると、疲れをためにくくしてくれるので疲労回復にも効果的です。
しかし、梅干しは食塩の含有量が多いので、1日1個にして、毎日食べるように心がけてみましょう。
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