本日の給食です
<献立>
ワカメスープ
かぼちゃコロッケ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
麻婆豆腐
ごぼうサラダ
オレンジ
今日は「麻婆豆腐」についてお話します。この料理の名前の由来は、中国語で「マーズ」と言う小さなくぼみが顔にたくさんあるお婆さんが作ったおいしい豆腐料理が「マーボー豆腐」と呼ばれるようになったのは有名な話です。それが進化して、四川(しせん)料理の1つとして広がりました。唐辛子と花椒(かしょう)と呼ばれる香辛料を使って調理することが特徴で、本場の麻婆豆腐はとても辛いそうです。
しかし、これから暑くなると、冷たい物はもちろん、辛い物を好むようになります。これには理由があるのです。辛いものを食べると運動をしていないのに汗をかきますが、これは辛味成分が人間の味覚、嗅覚、痛覚など様々な感覚神経や内臓神経を刺激する事によって起こる生理現象だそうです。汗を出すことによって、身体の表面温度は一時的に下がるので、結果的に涼しさを得る事ができます。
また、辛味成分を食べると、腸内の運動も活発になるので、栄養分の吸収力も高まり、スパイスの香り成分が中枢神経に作用して食欲を増進させます。
今日の麻婆豆腐は食べやすいように、辛味成分はほとんど入っていませんが、中華料理屋さんの麻婆豆腐には独特の唐さがあると思うので、みなさんもこれからの暑い季節に挑戦してみてください。
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