2016年11月30日水曜日

11月30日(水)



本日の給食です
<献立>
 うどんだし
 鶏肉の照り焼き  さつま芋の天ぷら
 うどん ワカメ 刻みアゲ煮
 金平ごぼう
 豚肉と大豆のカレー炒め


 本日の鯖江市産の食材は、「さつま芋・人参」です。
 今日は「豚肉と大豆のカレー炒め」に使われているカレー粉についてお話しします。カレー粉とは多くの種類の「スパイス」がミックスされたものですが、今日はその中でも有名な2つのスパイスを紹介します。
 まずは「ターメリック」別名はウコンです。黄色の色付けに使われ、豊富に含まれるクルクミンという成分が胆汁の分泌を促して、肝臓の機能を強化します。また、痛みを抑えたり、抗酸化作用、殺菌効果があり皮膚炎の薬としても使用されています。
 もう1つは、「クミン」です。主に香りや辛味成分として使われます。辛味成分であるクミナールは、消化促進や解毒(げどく)作用があり、下痢や腹痛の治療薬として使用したりと、これも肝臓の機能を高める効能があります。
 このようにカレーに含まれる「スパイス」には私達の身体にとって良い効果や効能を持つ成分が数多く含まれています。他にも色んなスパイスが使われているので、みなさんも調べてみましょう。
 

2016年11月29日火曜日

11月29日(火)



本日の給食です
<献立>
 なめこと白菜の味噌汁
 たっぷりベーコンフライ  ブロッコリー添え
 もやしとひき肉の炒め物
 根菜ひじきサラダ
 バナナ


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・もやし・白菜」です。
 今日は「根菜ひじきサラダ」の根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか? 体を温めてくれる食品は、にんじん、ごぼう、しょうがなど、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。
 では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンC、Eや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。
 今日のサラダにはごぼうとレンコンが入っています。みなさん残さず食べましょう。

2016年11月28日月曜日

11月28日(月)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 ハンバーグトマトソース  ツイストマカロニソテー添え
 さつま揚げの金平
 南瓜とさつま芋のサラダ
 ほうれん草のじゃこ和え


 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・さつま芋・かぼちゃ」です。
 今日は「さつま揚げの金平」のさつま揚げについてお話しします。さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球から伝わったと言われています。 琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを薩摩に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。
 今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたりして、色んな種類が楽しめます。また、栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、残さず食べましょう。

2016年11月25日金曜日

11月25日(金)



本日の給食です
<献立>
 のっぺい汁
 肉じゃがコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 枝豆がんもとこんにゃくの煮物
 ほうれん草とベーコンのソテー
 みかん缶詰


 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・白菜・かぶ」です。
 今日は「のっぺい汁」についてお話しします。 のっぺい汁は全国に分布する郷土料理のひとつで、地方によりいくつかの呼び名があります。その中でも、奈良県のものが一番古い歴史があり、今から850年以上前に、お寺の宿で残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けし、くず粉でとろみをつけて煮込んだ質素な汁物から生まれたそうです。
 正月やお盆の時に作られることが多く、全国共通しているのは、味噌を使わないすまし汁であることと、汁を残さず食べる目的でとろみをつけることです。なので、西日本の「のっぺい汁」には鶏肉が使われ、東日本のは鮭やいくらが使われるそうです。今では、各地に応じて様々変化していき、それぞれの土地の郷土料理になったようですね。今日は鯖江市で採れた、白菜・かぶ・人参と一緒にごぼう・油揚げが入っています。みなさん残さず食べましょう。

2016年11月24日木曜日

11月24日(木)



本日の給食です
<献立>
 地場野菜の味噌汁
 越前産さごしの照り焼き  野菜かき揚げ添え
 大野里芋と鯖江産大根のそぼろあんかけ
 キャベツとアゲのゴマ和え
 三国産だし巻き玉子


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・キャベツ・玉ねぎ・白菜・白ネギ」、福井県産の食材は、「大野里芋・豚肉・鶏肉・さわら・だし巻き玉子」です。
 今日は福井県内小中学校一斉に実施する「和食の日」です。食材は100%地場産の物を使用しています。そこで今日は「和食」についてお話しします。和食とは、日本の食材、日本の調味料を使って作った料理のこと。食材にこだわらず、味付けや調理法が日本で発達したもの。などと、今の時代は「和食」と定義づけするのは難しい料理がたくさんあります。例えば、オムライス・カレーライス・ラーメン・・。これらは、他国から入ってきた料理を日本人に合うようにアレンジしたものなのです。しかし、昔から伝わる和食には、見た目の美しさや季節の表現、年中行事との関わり、そして優れた栄養バランスといった、日本の伝統文化を見直すためには大切なことが込められています。みなさんも改めて「和食」を見直してみましょう。

2016年11月22日火曜日

11月22日(火)



本日の給食です
<献立>
 まなべ汁
 ソースチキンカツ  ボイルキャベツ添え
 じゃが芋とイカの煮物
 小松菜の煮浸し
 根菜の炒めなます


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・玉ねぎ・キャベツ・白菜・じゃが芋・小松菜・かぶ・白ねぎ」、福井県産は「えのきたけ・するめいか・チキンカツ」です。
 今日は鯖江市の小中学校で、6月と11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。すべての食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。
 そこで今日は福井県内で行われている食育についてお話しします。平成21年に、食育や地産地消の推進に自発的に活動する県民運動を応援する「ふくい食育・地産地消応援団」を結成しました。食品業者をはじめ、みなさんが普段買い物に行くスーパーや、飲食店も参加しているのです。活動の1つとして、地元の食材を使用した商品や献立を提供したり、みなさんにもっと福井の食育について知ってもらおうとイベントを開いたりしています。
 みなさんの周りでも色々な事が発見できると思います。興味をもって参加してみましょう。

2016年11月21日月曜日

11月21日(月)



本日の給食です
<献立>
 ワンタン野菜スープ
 肉団子の酢豚風
 ビーフンのカレー炒め
 丸天と大根の煮物
 大豆サラダ


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・キャベツ・白ネギ・大豆」です。
 今日は大豆製品1つである納豆についてお話します。みなさん、納豆は好きですか?  納豆は大豆を水煮に漬け、茹でた後に納豆菌によって発酵されたものです。なので、大豆もともとの栄養成分がなくなることなく、さらに発酵という過程で新たな成分が生まれます。その成分は「ナットウキナーゼ」と言われ、納豆をかき混ぜた時に出てくる、糸状のネバネバのもとです。
 大豆は納豆菌の作用で、ビタミン類が増え、たんぱく質を分解し、グルタミン酸が生成されます。そのときにナットウキナーゼといわれる消化酵素が生まれるため、消化しやすくなるのです。またナットウキナーゼは、血液をサラサラにして、心筋梗塞や脳梗塞を予防する効果があると言われています。
 納豆をよりおいしく食べるには、納豆が白く、ふんわりとするまで、かき混ぜると良いそうです。こうすることで、納豆の酵素がより元気になるのです。ご飯に乗せたり、オクラやしらすなどと和えたりして、みなさんもすすんで食べましょう。