2019年12月19日木曜日
12月19日(木)
本日の給食です
<献立>
クリームシチュー
ハムカツ
コールスローサラダ
大豆とレンコンのゴマ炒め
玉子ロール
クリスマスケーキ(ストロベリー)
今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。
外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。
12月18日(水)
本日の給食です
<献立>
玉子と白菜の中華スープ
肉団子の酢豚風
中華風春雨サラダ
切干大根の旨煮
みかん
今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月22日の日曜日がその日にあたります。
この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。みなさんも食べてみて下さいね。
2019年12月17日火曜日
12月17日(火)
本日の給食です
<献立>
じゃが芋とワカメの味噌汁
鶏肉の唐揚げ キャベツの白ゴマ和え
ナポリタンスパゲティ
絹厚揚げとこんにゃくの煮物
パイン缶詰
12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか?外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。
まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。
このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。
12月16日(月)
本日の給食です
<献立>
麩と豆腐のすまし汁
鯖の味噌煮 白ネギの煮付け
小松菜とじゃが芋のソテー
金平ごぼう
蒸しシュウマイ
今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。
この言葉は、いろいろなところで言われるようになり、覚えている人も多いと思います。
マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類です。
これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。
みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。
2019年12月13日金曜日
12月13日(金)
本日の給食です
<献立>
ポークカレー
プレーンオムレツ ブロッコリーソテー
海藻サラダ 1食用青じそドレッシング
福神漬け
りんご
今日はカレーを食べる時には欠かせない「福神漬け」についてお話します。
みなさんは福神漬けの名前の由来を知っていますか?幸福の福に神様の神と書くように、いかにもおめでたい名前ですよね。福神漬けは、明治時代初期に東京の上野の漬け物屋さんが7種類の野菜を入れて漬けたのが始まりと言われています。その漬け物が評判となり、「この漬物さえあれば他にご飯のおかずはいらない!食費が安く済み、お金がたまる!」ということで、当時の人達は「まるで七福神が家に訪れたようだ」と喜んでいたそうです。そしてその漬け物は、七福神にちなみ、福神漬けと名付けられたそうです。
12月12日(木)
本日の給食です
<献立>
ポトフ風スープ
鶏肉の照り焼き
ソース焼きそば
高野豆腐の含め煮
ほうれん草と白菜の黒ゴマ和え
今日は「高野豆腐の含め煮」の「高野豆腐」についてお話します。高野豆腐はおよそ800年前の鎌倉時代に高野山の修行僧が冬の寒い日に豆腐を凍らせてしまったことがきっかけで生まれたと伝えられています。そのため、「高野豆腐」は高野山を中心とした関西の周りでの呼び名だそうです。
長野県や東北地方では「凍み(しみ)豆腐」と呼ばれています。これは、「凍みる(しみる)」という方言から付きました。 武田信玄が兵糧食として作らせたのが始まりといわれています。 また、農林水産省で決められた正式な食品名は「凍り(こおり)豆腐」だそうです。
高野豆腐は、豆腐を凍結・乾燥して作られる日本の伝統的な健康食品です。そのため、豆腐の持つ良質なたんぱく質、脂質、カルシウム、鉄などのミネラルなどの優れた栄養成分がぎゅっとつまっています。みなさん残さず食べましょう。
2019年12月11日水曜日
12月11日(水)
本日の給食です
<献立>
大根とさつま揚げの味噌汁
鯖の竜田揚げ
キャベツの鶏そぼろ炒め
ポテトサラダ 1食用マヨネーズ
もやしのゆかり和え
今日は「キャベツのそぼろ炒め」に入っている春雨についてお話しします。春雨は何から作られているか知っていますか?主にじゃが芋やさつま芋のデンプンから出来ていますが、今日は「緑豆春雨」といって緑豆(りょくとう)という豆から作られています。主に中国や韓国、タイなどで栽培されており、日本ではもやしを作る材料として使われています。
緑豆春雨は普通の春雨と比べて、カリウムが3倍近く多く、食餅繊維も2倍以上多く含まれています。なので、体内の塩分を排泄してむくみをとり、便秘を解消してお腹をスッキリさせる効果があります。夏バテには最適なので、中国では夏の薬膳料理には欠かせない食品だそうです。
今日はキャベツや鶏肉などと一緒に炒めました。みなさん、残さず食べましょ
2019年12月10日火曜日
12月10日(火)
本日の給食です
<献立>
ワンタン野菜スープ
ホイコーロー炒め
カリフラワーとブロッコリーのサラダ
大根とひじきの炒り煮
チキンナゲット
今日は「カリフラワーサラダ」のカリフラワーについてお話します。
カリフラワーはブロッコリーを品種改良した野菜で、花のつぼみの部分を食用としています。ビタミンCを豊富に含み、熱を加えても壊れにくいという特徴があります。そのため、カゼの予防や肌を美しくする効果が期待できます。
食物繊維も多く、腸内の老廃物を排出し、便通を良くしてくれます。色の白いものが一般的ですが、紫色のものやオレンジ色のカリフラワーもあるそうなので、色々なカリフラワーを探してみましょう。
12月9日(月)
本日の給食です
<献立>
打ち豆の味噌汁
エビグラタンフライ
枝豆がんもと結び昆布の煮物
レンコンの金平
フルーツ杏仁
今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主に打ち豆や油揚げ・がんもどきに多く含まれています。
今日は、ひじきや大豆のような乾物(かんぶつ)についてお話しします。みなさんは乾物といったら何を思い出しますか?ワカメやひじきなどの海藻類や、干し椎茸、切干大根などがありますね。これらは乾燥させることで、栄養がぎゅっと濃縮され、少しの量でも多くの栄養素を補うことができます。 特にビタミンCを含む野菜と一緒に摂ることで、鉄分の吸収率は上がります。また、体内で利用されるにはたんぱく質と結合して運ばれるので、たんぱく質を多く含む魚や肉、大豆製品と一緒に摂ることが大切です。
今日の煮物は「枝豆がんもと結び昆布」なので、組み合わせは良く、味噌汁の打ち豆も鉄分がたくさん含まれています。油揚げはもちろん、大根や人参と一緒に食べることで、ビタミンCと鉄分を効率よく摂ることができます。みなさん、これらの食材を残さず、すすんで食べるようにしましょう。
2019年12月9日月曜日
12月6日(金)
本日の給食です
<献立>
コーンスープ
煮込みハンバーグ
青じそときのこのスパゲティ
さつま芋サラダ 1食用マヨネーズ
ブロッコリーのかつお和え
今日はこれからの季節においしくなる根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか? 体を温めてくれる食品は、大根、にんじん、ごぼう、生姜など、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。
では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンC、Eや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。
今日のサラダにはさつま芋とにんじんが入っています。みなさん残さず食べましょう。
2019年12月5日木曜日
12月5日(木)
本日の給食です
<献立>
麩と玉葱の味噌汁
手作りソーストンカツ キャベツサラダ添え
大根の炒り煮
糸こんにゃくの金平
オレンジ
今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。 運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、 体重増加の心配も出てきます。
そこで、どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。
また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうはいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。
2019年12月4日水曜日
12月4日(水)
本日の給食です
<献立>
豚汁
おでん3種類(大根・厚揚げ・ちくわ)
プチベーコングラタン
小じゃがの揚げ煮
チンゲン菜の辛し和え
今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・ごぼう・チンゲン菜です。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、 今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。
2019年12月3日火曜日
12月3日(火)
本日の給食です
<献立>
うどんのだし
肉じゃがコロッケ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
うどん 刻みアゲ煮 ワカメ
もやしと豚肉の麻婆炒め
ほうれん草の磯辺和え
今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。
12月2日(月)
本日の給食です
<献立>
豆腐とワカメのすまし汁
さんまの蒲焼き
角天と大根の煮付け
ごぼうとお豆のサラダ 1食用ゴマドレッシング
フルーツナタデココ
今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか? 栄養素の働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。
残り2つの栄養素は明日お話しします。みなさんも魚をすすんで食べて、お魚パワーを付けましょう。
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