本日の給食です
<献立>
のっぺい汁
ほっけの味噌焼き
絹揚げとチンゲン菜のおろしあんかけ
春雨サラダ
チキンナゲット
今日は「のっぺい汁」についてお話しします。のっぺい汁は全国に分布する郷土料理のひとつで、地方によりいくつかの呼び名があります。その中でも、奈良県のものが一番古い歴史があり、今から850年以上前に、お寺の宿で残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けし、くず粉でとろみをつけて煮込んだ質素な汁物から生まれたそうです。正月やお盆の時に作られることが多く、全国共通しているのは、味噌を使わないすまし汁であることと、汁を残さず食べる目的でとろみをつけることです。なので、西日本の「のっぺい汁」には鶏肉が使われ、東日本のは鮭やいくらが使われるそうです。今では、各地に応じて様々変化していき、それぞれの土地の郷土料理になったようですね。今日はかぶ・白菜・ごぼう・にんじん・ネギ・ちくわが入っています。みなさん残さず食べましょう。
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