2016年4月28日木曜日
4月28日(木)
本日の給食です
<献立>
じゃが芋の味噌汁
鶏肉の照り焼き スパゲティーソテー添え
もやしとひき肉のカレーソテー
竹の子とふきのおかか煮
オレンジ
今日は今の季節が旬なふきについてお話します。
ふきは数少ない日本原産の野菜であり、最も古い食材の1つです。平安時代にはすでに栽培が始まっていたそうです。ふきのとうが春に芽を出して、大きくなるには夏頃までかかるため、野生のふきの旬は夏です。
しかし私たちが食べている栽培されたふきの出荷は3月から5月がピークだそうです。特有の香りと苦味・歯ざわりが特徴で、ビタミン類をはじめ、色々な栄養素がバランスよく含まれています。今日は竹の子と人参と一緒に煮物にしました。この時期にしか食べることが出来ないので、みなさんも残さずに挑戦してみてくださいね。
2016年4月27日水曜日
4月27日(水)
本日の給食です
<献立>
麻婆大根
カレーコロッケ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
野菜がんもとインゲンの煮付け
もやしのナムル
パイン缶詰
今日は「もやしのナムル」に入っているもやしについてお話します。
みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。
もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆にはなかった、ビタミンCとアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。その他、たんぱく質・カルシウム・食物繊維・鉄分なども含まれていて、カロリーが低く、値段も安いので、とってもお得感がありますね。みなさんも、いろいろな料理でもやしを食べてみてください。
2016年4月26日火曜日
4月26日(火)
本日の給食です
にゅうめん汁
鯖の塩焼き 粉ふきいも添え
そうめん・アゲ煮・錦糸玉子
レンコンの炒り煮
大豆のゴマからめ
今日は「レンコンの炒り煮」に使われているレンコンについてお話します。
漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)の地下茎の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国々だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、昔から縁起の良い食材とされ、おせち料理に欠かせない野菜です。
レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんよりも上だそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれます。また、食物繊維も豊富に含まれていて、きのこと同じくらいの量を含んでいるそうです。そのため、便秘の予防・改善の効果があり、血糖値の上昇を抑えてくれたりするので、みなさん、すすんで食べましょう。
4月25日(月)
本日の給食です
豆腐とワカメの味噌汁
すき焼き風煮
クリーミーコロッケ 中濃ソースかけ
シェルマカロニサラダ
ほうれん草の磯辺和え
今日は「ほうれん草の磯辺和え」のほうれん草についてお話します。
ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロテンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロテンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされています。また、カロテンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。
しかし、ほうれん草には「あく」の成分であるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は大量に摂取すると体内でミネラルと結びついて結石(けっせき)と言う怖い病気を引き起こす石を作る原因となりますが、ゆでたり炒めると、水に溶け出すので心配ありません。
ほうれん草は1年中出回っていますが、夏場に採れるものより、冬から春にかけて採れるものの方が、ビタミンCが3倍も多く含まれています。みなさんも残さず食べましょう。
2016年4月22日金曜日
4月22日(金)
本日の給食です
<献立>
クリームシチュー
照り焼きハンバーグ ブロッコリー添え
車麩とふきの煮物
菜の花春雨サラダ
みかん缶詰
今日は春野菜の1つである「菜の花」についてお話します。
菜の花はビタミンC、カロテン、カルシウム、食物繊維をたっぷり含む緑黄色野菜です。もともと菜の花は、油を取る目的で栽培されていましたが、明治時代以降は食用としても作られるようになったそうです。独特のほろ苦さがありますが、抵抗力を高める効果や美肌効果があります。
また、菜の花に含まれるビタミンCはホウレン草の3倍以上、β―カロテンはピーマンの5倍もあります。鉄分も豊富に含まれているので、貧血気味の人は積極的に食べたい食材の1つです。今日は春雨やキャベツ、人参、コーンと一緒に手作りドレッシングで和えてサラダにしました。みなさん残さず食べましょう。
2016年4月21日木曜日
4月21日(木)
本日の給食です
<献立>
野菜コンソメスープ
手作り白身フライ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
ナポリタンスパゲティ
じゃが芋のそぼろ煮
バナナ
今日は「じゃが芋のそぼろ煮」のじゃがいもについてお話します。
じゃがいもはナス科の多年草植物と言って一度タネをまいて育てると、何年も枯れずに育つ植物です。ホクホクして形の丸いものが「男爵芋(だんしゃくいも)」、細長い形をしたのが「メークイン」と呼ばれています。今日のじゃがいもはメークインを使用しています。
主な産地は北海道で、おいしい時期はこれから向かえる5月~7月頃です。野菜の中でも、ビタミンCとカリウムの含有量がトップクラスです。 ビタミンCは優れた抗酸化作用を持ち、ストレス解消、老化防止、美肌効果に役に立ちます。じゃが芋をたった2個食べることで一日のビタミンCの摂取量を補ってくれるので、みなさんもすすんで食べましょう。
2016年4月20日水曜日
4月20日(水)
本日の給食です
<献立>
根菜類の味噌汁
豚肉と野菜の生姜炒め
イカと三角こんにゃくの煮物
ちくわの2色揚げ(青のり・カレー)
小松菜のしらす和え
今日は「小松菜のしらす和え」の小松菜についてお話します。
小松菜は緑黄色野菜の1つでもあり、栄養成分は法連草に似ています。しかし、カルシウムは法連草の約5倍も含んでおり、非常に多いのが特徴です。また法連草と同じくらい含まれているカロテンやビタミンCは風邪の予防や美肌効果に最適です。カルシウムは、ビタミンDを多く含む「しらす」や「かつお節」、「卵」、「ゴマ」などと一緒に摂ると吸収が良くなるそうです。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。
2016年4月19日火曜日
4月19日(火)
本日の給食です
<献立>
具たくさんコーンスープ
肉入りコロッケ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
根菜の炒り煮
ツイストマカロニサラダ
アスパラの黒ゴマ和え
今日は「アスパラの黒ごま和え」のアスパラガスについてお話します。
アスパラガスは1日になんと6~8センチの芽を伸ばすくらい生命力の強い野菜です。またホワイトとグリーンの2種類があり、この色の違いは、育ち方によるものだそうです。ホワイトは光が当たらないように土をかぶって育ちます。一方、グリーンアスパラガスは太陽の光をさんさんと浴びて育つため、鮮やかな緑色をしています。色が違ってもエネルギーはほぼ変わりませんが、ビタミンA、E、K、葉酸がホワイトよりもグリーンのほうに多く含まれています。
また、アスパラガスはアミノ酸の一種であるアスパラギンを多く含むことからこの名前が付いたそうです。アスパラギンは、新陳代謝を活発にして、疲労回復や美肌を保つ働きがあるので、これからが旬のアスパラガスをすすんで食べましょう。
2016年4月18日月曜日
4月18日(月)
本日の給食です
<献立>
切り麩のすまし汁
鯖の味噌煮
ほうれん草とじゃが芋のソテー
絹厚揚げと結び昆布の煮物
大豆サラダ
今日は「鯖の味噌煮」のさばについてお話します。みなさんはサバやいわし、アジといった青魚は好きですか?
青魚には良質な脂肪分が豊富に含まれています。その脂肪分には、植物油や豚、牛には含まれないEPAやDHAが含まれています。EPAは血液の凝固を抑制することにより、血液をサラサラにしてくれます。また、DHAは脳を活性化する作用があるため、「魚をたくさん食べると頭が良くなる」とも言われているのは、このおかげです。EPAやDHAには、血中コレステロール値を下げる効果もあり、動脈硬化や脳卒中という恐ろしい病気も予防してくれる、かしこい魚です。みなさんもすすんで食べるように心がけましょう。
2016年4月15日金曜日
4月15日(金)
本日の給食です
<献立>
チキンカレー
プレーンオムレツ もやしとアスパラソテー
海藻サラダ 1食用青じそドレッシング
福神漬け
ナタデココフルーツ
今日は「海藻サラダ」の海藻についてお話します。
海藻の種類は、日本では約700種類あります。そのうち食用としている海藻は大別すると、20種類くらいあるといわれます。海藻はノンカロリーで、食物繊維が豊富です。「ノンカロリー=エネルギー源となる栄養がない=食べなくていい」 と思っている人も多いと思いますが、実は脂質がごくわずかしかなくても、食物繊維がたくさん含まれていて、胃の中で水分を吸収して膨らむため、満足感が得られます。
例えば、食物繊維を2g採るために必要な食品の量は、乾燥したワカメなら5gでいいのに、野菜で摂ろうとすると、サツマイモなら86g、人参なら78gになります。こんなにも違うのですね。また、カルシウム、鉄、などのミネラルも含み、貧血防止やお肌の美容効果が期待できるので、海藻をモリモリ食べましょう。
4月14日(木)
本日の給食です
<献立>
ミネストローネ
メンチカツ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
プチベーコングラタン
切干大根の旨煮
小女子の佃煮
みなさんは「歯っぴー給食の日」を知っていますか?普段意識していないと家庭でも不足しがちなカルシウムを給食で積極的に食べようという日です。福井県の小中学校で月に1日はカルシウムを意識してみようということで、「歯ッピー献立」が出来ました。
カルシウムは成長期であるみなさんにとっては大切な栄養素です。カルシウムを多く含む食べ物といったら、牛乳・チーズ・小魚・海藻と色々あり、今日の献立では切干大根や小女子に多く含まれています。しかし、実はそれだけを食べていてもみなさんの骨は強くなりません。
丈夫な歯を作るには、歯の土台の材料になる、肉や魚、豆腐などの良質なたんぱく質が必要です。また、歯の中で一番固い成分であるエナメル質を作るには、にんじんやほうれん草などに多く含まれるビタミンAや、菜の花やブロッコリーなどに含まれるビタミンCも必要です。
このような食材をよく噛んで食べることで体の中に効率よく取り込むことができます。みなさんも強い歯を作るために、色んな食材をバランスよく残さず食べましょう。
4月13日(水)
本日の給食です
<献立>
ワカメスープ
肉団子の甘酢煮
高野豆腐の玉子とじ
金平ごぼう
グレープフルーツ
今日は「高野豆腐の玉子とじ」の「高野豆腐」についてお話します。
高野豆腐はおよそ800年前の鎌倉時代に高野山の修行僧が冬の寒い日に豆腐を凍らせてしまったことがきっかけで生まれたと伝えられています。そのため、「高野豆腐」は高野山を中心とした関西の周りでの呼び名だそうです。
長野県や東北地方では「凍み(しみ)豆腐」と呼ばれています。これは、「凍みる(しみる)」という方言から付きました。 武田信玄が兵糧食として作らせたのが始まりといわれています。 また、農林水産省で決められた正式な食品名は「凍り(こおり)豆腐」だそうです。
高野豆腐は、豆腐を凍結・乾燥して作られる日本の伝統的な健康食品です。そのため、豆腐の持つ良質なたんぱく質、脂質、カルシウム、鉄などのミネラルなどの優れた栄養成分がぎゅっとつまっています。みなさん残さず食べましょう。
2016年4月12日火曜日
4月12日(火)
本日の給食です
<献立>
もやしとさつま揚げの味噌汁
鶏肉の唐揚げ キャベツのゆかり和え添え
菜の花入りポテトサラダ 1食用マヨネーズ
ひじきの五目煮
りんご缶詰
今日は「ひじきの五目煮」のひじきについてお話します。
みなさんは、ひじきという字を漢字で書けますか?あまり見たことがないですよね。実は鹿(しか)の尾っぽの菜と書いて「鹿尾菜(ひじき)」と呼びます。 見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところから名付けられたそうです。
ひじきの栄養で最も注目したいのは、他の海藻に比べて多く含まれる鉄分です。鉄分は吸収されにくく、不足すると貧血の原因になるので、意識して採っていきたい栄養素です。また、他の食品と比べてみても、100gあたり、鉄分はレバーの約6倍、カルシウムは牛乳の約12倍も含んでいます。
ひじきは今日の献立のように煮物で食べることが多いですが、ドレッシングと和えてサラダにしたり、ご飯に混ぜてお寿司にしたりして、食べるのもいいですね。 みなさん、残さず食べましょう。
2016年4月11日月曜日
4月11日(月)
本日の給食です
<献立>
豆腐とじゃが芋の味噌汁
煮込みハンバーグ ペンネマカロニソテー添え
がんもと大根の煮物
ごぼうゴマドレサラダ
ほうれん草のツナ和え
みなさんは「アイアンの日」を知っていますか?アイアンとは和訳して「鉄」という意味です。 給食で鉄分たっぷりの献立を提供しようということで、月に1度この日ができました。中学生男子は1日に8g、女子は7から10gは摂取しましょうと言われています。鉄分が不足すると、貧血をはじめ、脳や消化器官などに異常がでてきます。
主に鉄分を多く含む食品は、鯖やイワシなどの青魚、ワカメやひじきなどの海藻類、小松菜やほうれん草などの青菜類、油揚げなどの大豆製品があります。普段の給食は2g前後ですが、今日の献立は3g以上含まれています。なので残さず全部食べることが大切です。
これから、毎月1度「アイアンメニュー」を提供していきますので、みなさんも鉄分の多い食材をさがしてみましょう。
2016年4月8日金曜日
4月8日(金)
本日の給食です
打ち豆の味噌汁
手作りソースカツ キャベツコーンソテー添え
大野里芋と丸天の煮物
レンコンの金平炒め
小松菜ともやしのゴマ和え
お祝いデザート(福井県産お米のムース)
毎月19日は「食育の日」です。そのため、月に1度、「ふるさと給食献立」の日として、福井県産の食材や郷土料理を紹介したいと思います。今日は、福井特産の打ち豆を使った昔から伝わる郷土料理の「打ち豆の味噌汁」や、全国的に有名な食材である「大野の里芋」を煮物にしました。また、入学お祝いデザートとして福井県のお米を粉にして作った「お米のムース」が付きます。
豊かな自然に囲まれた福井県の家庭では、古くから地元の食材をふんだんに取り入れた身体にやさしい食事が作られてきました。また、お寺が多いためか、野菜や豆類を使った精進料理も根づいています。そのおかげで、福井県の子供たちの体力テストや学力テストは、いつもトップレベルです。丈夫な身体を作るためには今の中学校時代に何を食べたかで変わってきます。みなさんも栄養や食材についての知識を身につけながら、自分自身、食べることと向き合ってみましょう。
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