2018年9月28日金曜日
9月28日(金)
本日の献立です
<献立>
キーマカレー
プレーンオムレツ キャベツソテー
海藻サラダ
大豆の五目煮
グレープフルーツ
今日は毎日の給食にほとんど欠かさずに入っている、にんじんについてお話します。
にんじんは、カロテンという栄養素を大量に含んでいる緑黄色野菜の王様です。カロテンにはいくつかの種類がありますが、特ににんじんにはβ(ベーター)カロテンが豊富に含まれています。βカロテンは抗酸化作用を発揮して活性酸素による攻撃を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
また血中のカロテン量が多いと、ガンの発生率が低くなると言われており、
すい臓ガン、肺ガンなどの喫煙に関するガンや動脈硬化を抑えるための健康維持に役立ちます。
生で食べるより、油で炒めたりドレッシングと和えたりして、油と一緒に採るとカロテンの吸収率が上がります。 今日は煮物とサラダとカレーに入っています。 みなさん、残さず食べましょう。
2018年9月27日木曜日
9月27日(木)
本日の献立です
<献立>
豆腐とえのきの味噌汁
鶏肉の唐揚げ ブロッコリーのかつお和え
マカロニのミートソース炒め
ポテトサラダ
ひじきの彩りナムル
本日の地場産食材は「もやし」と「えのき」です。
今日は「秋の味覚」の一つであるきのこについてお話します。
きのこといったらしいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などがありますが、これらは食物繊維が多く、低カロリーでヘルシーというイメージをもっている人が多いと思います。 しかし、きのこはそれだけではありません。
例えば、体内のカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富にふくまれているので、骨を丈夫にしてくれます。そのビタミンDはインフルエンザなどの怖い病気を予防する効果もあります。また、きのこに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素を除去する作用があります。
きのこは秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。
今日の味噌汁は「えのき」が入っています。みなさん残さず食べましょう。
2018年9月26日水曜日
9月26日(水)
本日の献立です
<献立>
もやしとじめじのすまし汁
鯖の塩焼き さつま芋天ぷら
ビーフンの中華炒め
ごぼうのサラダ
手作り卯の花
本日の地場産食材は「もやし」です。
今日は「さつま芋天ぷら」のさつま芋についてお話します。
さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。
またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。9月から11月にかけて一番おいしい旬の時期です。みなさん、すすんで食べましょう。
2018年9月25日火曜日
9月25日(火)
本日の献立です
<献立>
大根と揚げの味噌汁
豚すき焼き風煮
ちくわの2色揚げ
小松菜とウインナーのソテー
キャベツのゆかり和え
今日は「キャベツのゆかり和え」のゆかりについてお話します。
みなさんは「ゆかり」という商品を知っていますか?ある食品会社が1970年に発売したふりかけですが、呼び名には由来があるのです。
平安時代に作られた、古今和歌集の一首で、「ご縁(えん)」のあるものを、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草についてうたわれているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。それを赤しそを使った商品が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名したそうです。
原料となる「赤しそ」はα-リノレン酸という必須脂肪酸が含まれ、 ガンやアレルギーを予防する効果があると言われています。また、しその香りの成分、 ペリルアルデヒドには、強い防腐作用があり、食中毒を防いでくれます。
今日はさっと茹でたキャベツにゆかりを和えてあります。みなさん残さず食べましょう。
2018年9月21日金曜日
9月21日(金)
本日の献立です
<献立>
麩と玉葱の味噌汁
手作りチキンカツ ボイルキャベツ
切干大根の旨煮
マカロニサラダ
ほうれん草のかつお和え
お月見デザート
本日の地場産食材は「もやし」です。
みなさんは、「中秋の名月」や「十五夜」というと何を思い浮かべますか?
満月はもちろん、お団子やウサギの餅つきを思い出す人も多いのではないでしょうか。「中秋(ちゅうしゅう)」とは漢字で中の秋と書きます。昔のこよみでは、7月から9月が秋でした。秋の真ん中の旧暦8月15日を「中秋の名月」と呼ぶようになりました。
古来、日本人は月を見ることを大切にしてきました。そのため、空気が澄んでいて最も美しい満月を見ることが出来るこの日に月を見ながら宴会をしていたそうです。また、月の見える所にすすきを飾り、月見団子や里芋、梨など、その時期に収穫された物を供えて、感謝の気持ちを表していたそうです。
今年は9月24日が「中秋の名月」にあたりますが、満月は次の日の
9月25日に見られるそうです。天気が良ければ、きれいな満月が見ることが出来るので、みなさんも探してみてくださいね。
2018年9月20日木曜日
9月20日(木)
本日の献立です
<献立>
豚汁
さんまの蒲焼き
ジャーマンポテト
刻み昆布の炒り煮
オレンジ
今日は今が旬の「さんま」についてお話しします。
今の時期は価格も安く、焼くだけでも美味しく食べることができるので、古くから庶民の秋の味覚として親しまれてきました。同時に夏の疲れが残るこの時期に「さんまを食べると元気になる」とも言われています。
では、サンマには具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょうか。まずは、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。EPAには、血液をサラサラにし、血栓を予防する作用があります。またDHAは、脳に良い栄養素として有名ですよね。DHAは脳細胞に行き渡り、脳内の細い血管にも弾力を与え、酸素や栄養素を全体に送ります。さらに、体内の悪玉コレステロールを減らす作用もあります。
他にも、ビタミンやカルシウム、鉄分なども豊富に含まれているので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。
2018年9月19日水曜日
9月19日(水)
本日の献立です
<献立>
玉子の中華スープ
八宝菜
がんもと三角蒟蒻の煮物
バターコーンコロッケ
もやしのナムル
本日の地場産食材は「もやし」と「えのき」です。
今日は「八宝菜」に入っているイカについてお話します。
イカは世界で約450種類、日本近海でも約140種類が確認されています。みなさんが良く食べるのは、「スルメイカ」「アオリイカ」「ケンサキイカ」「ヤリイカ」などです。しかし、欧米ではタコと同様に形状が不吉なものとされており、食べる習慣がない国もあるそうです。しかし日本では昔から食べる習慣があるため、現在も世界の漁獲量の約6割を消費する世界1位のイカ消費国なのです。
イカにはタウリンやリジンといった身体に大切な栄養素が含まれており、ビタミンD以外のビタミンがすべて含まれています。種類によってとれる時期が違うので、みなさんも季節によって色々なイカを探してみてくださいね。
2018年9月18日火曜日
9月18日(火)
本日の献立です
<献立>
ミネストローネ
煮込みハンバーグ ブロッコリー
春雨サラダ
さつま揚げの金平
小松菜の煮浸し
今日は「さつま揚げの金平」のさつま揚げについてお話します。
さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球から伝わったと言われています。琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを薩摩に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。
今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたりして、色んな種類が楽しめます。また、栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、残さず食べましょう。
2018年9月14日金曜日
9月14日(金)
本日の献立です
<献立>
白菜とさつま揚げの味噌汁
メンチカツ ボイルキャベツ
厚揚げと人参の煮物
もやしとウインナーのカレー炒め
小松菜の白ゴマ和え
本日の地場産食材は「小松菜」と「もやし」です
今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げと小松菜とゴマです。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。
2018年9月13日木曜日
9月13日(木)
本日の献立です
<献立>
千切り野菜のすまし汁
鶏肉の照り焼き ほうれん草ソテー
ナポリタンスパゲティ
ひじきとちくわの煮物
カリフラワーサラダ
本日の地場産食材は「もやし」と「えのき」です。
今日は「ひじきとちくわの煮物」のひじきについてお話します。
みなさんは、ひじきという字を漢字で書けますか?あまり見たことがないですよね。実は鹿(しか)の尾っぽの菜と書いて「鹿尾菜(ひじき)」と呼びます。 見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところから名付けられたそうです。
ひじきの栄養で最も注目したいのは、他の海藻に比べて多く含まれる鉄分です。鉄分は吸収されにくく、不足すると貧血の原因になるので、意識して採っていきたい栄養素です。また、他の食品と比べてみても、100gあたり、鉄分はレバーの約6倍、カルシウムは牛乳の約12倍も含んでいます。
ひじきは今日の献立のように煮物で食べることが多いですが、ドレッシングと和えてサラダにしたり、ご飯に混ぜてお寿司にしたりして、食べるのもいいですね。 みなさん、残さず食べましょう。
2018年9月12日水曜日
9月12日(水)
本日の献立です
<献立>
打ち豆の味噌汁
かぼちゃコロッケ ブロッコリーソテー
高野豆腐の玉子とじ
麻婆なす
胡瓜とワカメの酢の物
本日の地場産食材は「うち豆」と「もやし」です
今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主にひじき、打ち豆、油揚げに多く含まれます。
みなさんは「隠れ貧血」という言葉は聞いたことがありますか?貧血や鉄分不足というと、立ちくらみやめまいがするとか、顔が青白いという症状が頭に浮かぶと思いますが、実は自分でも気付かないような意外な症状もあるので、5つの項目をチェックしてみましょう。
① 髪の枝毛や抜け毛が多い。
② 寝つきが悪く、なかなか朝起きれない。
③ 爪が割れやすい。
④ すぐ口内炎ができる。
⑤ 下まぶたの内側が白い。
いかがでしょうか?これらの症状が1つでもある場合は、鉄不足の可能性があります。 そうならないためにも、日ごろの食事は好き嫌いせずにバランスよく食べるようにしましょう。
2018年9月11日火曜日
9月11日(火)
本日の献立です
<献立>
ワンタンスープ
ホイコーロー炒め
大根のそぼろあんかけ
バンサンスー
チンゲン菜の彩り和え
本日の地場産食材は「もやし」です
今日は「ワンタンスープ」に入っている椎茸についてお話しします。
みなさん、椎茸は好きですか?臭いや食感が苦手だという人もいると思います。しかし、椎茸には大切な栄養がたくさん含まれているのです。
まずは、「エリタデニン」という成分です。これは血中のコレステロール量を低下させる作用があり、動脈硬化などの恐ろしい病気の予防が期待されます。
そして、「ベータ―Dグルカン」は免疫力を高める効果があると言われています。また日光に当て、乾燥させることでビタミンDやうま味成分であるグアニル酸が何倍にも増えるのです。
「うがい・手洗い・しいたけ」というほど風邪などの病気の予防にも効果があるので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。
2018年9月7日金曜日
9月7日(金)
本日の献立です
<献立>
冷やしそうめん汁
鶏肉のカレー唐揚げ 粉ふきいも
そうめん・刻みアゲ煮・ワカメ
金平ごぼう
小松菜の醤油和え
今日は「金平ごぼう」に使われているゴマ油についてお話します。
ゴマ油の歴史は今からさかのぼること紀元前2600年ほど前、インダス文明のころと言われています。なんとクレオパトラも愛用していたと言われており、ゴマ油には長い歴史があるのです。また、ゴマ油の約半分はリノール酸という成分で出来ており、私たちの身体の中では作ることができず、食品から摂取しなくてはいけない必須脂肪酸の一種です。
ゴマ油は普段炒め物や揚げ物に使用しているサラダ油に比べて、独特の香ばしい香りが特徴です。しかし長時間加熱すると風味が飛んでしまうので、ナムルのような和え物に加えたり、今日の「金平ごぼう」のような炒め物の場合は最後に香り付けで使っています。みなさん残さず食べましょう。
2018年9月6日木曜日
9月6日(木)
本日の献立です
<献立>
フルーツポンチ
ハムカツ ブロッコリー
角天と結び昆布の煮物
塩焼きそば
大豆サラダ
今日は、疲れを吹き飛ばすために大切な栄養素、ビタミンB1についてお話します。
ごはんやパンなどの炭水化物は、体内で消化吸収されると、エネルギー源であるブドウ糖になります。ブドウ糖は肝臓でエネルギーに変えられますが、このとき必要なのがビタミンB1です。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が足りないとブドウ糖はエネルギーになりきらず、乳酸という物質に変わって疲労のもとになってしまいます。
では、どんな食品にビタミンB1が多く含まれているのでしょうか?
みなさんが普段食べているものでは、豚肉やほうれん草、豆類があげられます。しかしこれらをたくさん食べても、ビタミンB1は一定の量以上は体に吸収されません。そのため吸収しやすくする効果があるニンニクやネギ、ニラなどといった香味野菜と一緒に食べることが大切です。
ビタミンB1 は汗や尿から排出されたり、ストレスが多いとたくさん使われるので、夏場は意識的に毎日摂るようにしましょう。
9月5日(水)
本日の献立です
<献立>
肉団子の酢豚風
コールスローサラダ
もやしのそぼろ炒め
グレープフルーツ
本日の地場産食材は「もやし」です
新学期が始まりましたが、朝はなかなか起きることが出来ず、起きてもいつまでもボーっとしていることが多く、どうも頭がすっきりしていないと感じることはありませんか。こういった「朝の悩み」は、実は朝ごはんとその習慣で改善されるのです。
お昼過ぎまで頭がボーっとしてしまう、という人は、朝起きたらまず朝食を摂ることからはじめましょう。寝起きは脳の中にブドウ糖がほとんどなく、頭は働かない状態です。朝食をとることで、炭水化物がブドウ糖に変換されて頭が目覚め、シャキッとすることができます。また、朝食習慣がつくと体内時計がスムーズに働くようになり、朝に強くなります。
ただ朝食をとるといっても、ごはんやパンだけでは効果は少なめです。炭水化物を効率よく体内に摂取するためには、ビタミンB1が必要です。ビタミンB群が多く含まれている食品としては、牛乳、卵、豚肉、鶏肉、大豆などがあるので、これらをご飯やパンと一緒にとるように心がけましょう。
2018年9月3日月曜日
9月3日(月)
本日の献立です
<献立>
野菜コンソメスープ
ハンバーグトマトソース フライドポテト
プチベーコングラタン
切干大根の旨煮
ほうれん草の白ゴマ和え
まだまだ暑い毎日が続いていますが、みなさん、夏バテはしていませんか?
元気そうに見えても、実は着々と疲れが体に蓄積して夏バテ予備軍の人も多いようです。今日はいくつかの質問に○×で答えて夏バテ度をチェックしてみましょう。今から5つの質問をするので、当てはまる内容がいくつあるか数えてみましょう。
1. 夏休み中、冷たい物ばかり飲んだり食べたりしていた。
2. 食欲がない時は、食事を抜いていた。
3. いつも夜遅くまで起きていた。
4. お風呂に入らずシャワーですましていた。
5. 冷房の効いた場所にいることが多かった。
○の数が1個もなかった人は、今のところ夏バテの心配はありません。今の調子を維持していきましょう。 1~3個の人は、今は自覚がなくても、夏の疲れをため込んでいる状態です。 4個以上の人は、きっと自分でも夏バテだと感じているはずです。食生活を見直して、夏バテから脱出しましょう。
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