2024年7月26日金曜日

7月19日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンワカメスープ

 キーマカレーコロッケ

 冷やし中華(中華麺・ハム・錦糸玉子)

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 枝豆がんも煮



 これからまだまだ暑い日が続きますが、「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」…いわゆる夏バテで悩まされる人が出てくる時期でもありますよね。明日から始まる夏休みを元気に過ごすために、今日は夏バテ防止の食生活についてお話します。まずなぜ夏バテになるのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、「体内の水分とミネラルの不足」です。夏になると気温が上昇して体温も上がるため、体は汗をかいて体温を下げようとします。しかし汗は、体内の水分と一緒にミネラル分も体外へ排出してしまうため、身体に必要なミネラル分も大量に失われてしまいます。そのため、水分を十分摂ることは必要ですが,一度にたくさん飲むことや,甘い飲み物は控えましょう。冷たいものをとりすぎると、胃腸の働きが抑えられてしまい、甘味は食欲を減退させてしまうので、飲む物や飲む時間帯を自分で考えて水分補給をしましょう。旬の果物や夏野菜で水分補給するのもおすすめです。2つ目は、「暑さによる消化機能の低下によって起こる栄養不足」です。この問題を解決するには、食事は量より質であるということが大切です。食欲がなくても、1日3食、しかも同じ時間帯にしっかりとりましょう。胃に負担をかけない消化のよい卵や肉、魚、牛乳などのたんぱく質、夏野菜や果物などのビタミン、牛乳や海藻に含まれているミネラルをバランスよく、少しずつでもいいので色々な種類の食品をとりましょう。これらの事を守れば、体は無理なく夏を乗り切ってくれるので、みなさんも実践してみてください。


7月17日(水)

 


本日はおにぎり弁当です(文化センターまで配達)

<献立>

 おにぎり(鮭・昆布)

 鶏肉の唐揚げ  厚焼き玉子

 ミートボール

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 ひじき煮


7月16日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 ハンバーグ デミグラスソース

 フライドポテト添え

 ナスとトマトのペンネ

 切干大根と打ち豆の煮物

 チンゲン菜のじゃこ炒め



 今日は「ナスとトマトのペンネ」に入っている、これからの時期食べる機会が増える夏野菜についてお話します。みなさんは夏野菜といったら何が浮かびますか?ナスやトマトはもちろん、かぼちゃやピーマン、パプリカ、とうもろこしや枝豆など色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みや辛みで清涼感を得られることです。夏になると暑さで体がほてり、熱がこもりやすくなります。そして疲れがとれず、食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適にしてくれます。生で食べたり、ゆでて味噌や塩などで食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。また、今日のように「なす」をウインナーと一緒に「トマト」で煮込むと、いつもと違った食感や味を楽しむことが出来ます。みなさんも色々な夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう。


2024年7月12日金曜日

7月12日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 白身魚とかぼちゃの天ぷら  1食用天つゆ

 高野豆腐の含め煮

 法連草ソテー

 杏仁豆腐



 今日は「かぼちゃの天ぷら」のかぼちゃについてお話します。かぼちゃはでんぷんや糖質のほか、ビタミン類を豊富に含む緑黄色野菜の代表です。かぼちゃの黄色い実の色はベータカロチンという色素で、体内に入るとビタミンAの働きをします。そのためベータカロチンには、免疫力を高め、他の栄養素の働きも補い助けてくれると言われています。また、ビタミンC・B1・B2も多く含んでおり、特にビタミンCはトマトの約2倍も含まれているため、夏バテ予防には最適な食材です。かぼちゃは保存が利くので、12月後半の冬至に食べることが多く、冬野菜なのかな?と思う人も多いと思いますが、夏野菜の1つです。 みなさん今が旬なかぼちゃをすすんで食べるようにしましょう。


2024年7月11日木曜日

7月11日(木)


 本日の給食です

<献立>

 フルーツポンチ

 ソースハムカツ

 ごぼうと鶏肉の玉子とじ

 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング

 麻婆じゃが炒め



 今日は鉄分が豊富な「アイアン献立の日」です。主にハムカツ、玉子、枝豆、フルーツカクテルに多く含まれています。そして、それらの吸収を高めてくれる食材もあるのですが、みなさんは何か分かりますか? 実はビタミンCが豊富な食材です。そのため枝豆やキャベツ、フルーツにビタミンCは多く含まれているため、これらの食材を残さず食べれば、鉄の吸収を高めてくれます。ビタミンCは、鉄分だけでなく、カルシウムやマグネシウムの吸収を高めてくれるので、イライラした気持ちを落ち着かせ、貧血の予防にも役立ちます。色々な食材を残さず食べて、これからの暑い時期を乗り切りましょう。



2024年7月10日水曜日

7月10日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 夏野菜チキンカレー

 プレーンオムレツ

 プチ星のハンバーグ

 ブロッコリーサラダ

 福神漬け

 七夕お星さま3色ゼリー



 今日は「夏野菜チキンカレー」に入っている鶏肉についてお話します。鶏肉は、たんぱく質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、味は淡白で身もやわらかく消化が良いという利点があります。たんぱく質の中でも、「イミダゾールジペプチド」という成分が、ストレスやがんの原因と言われており体内で発生する活性酸素を除去してくれることが分かっています。この「イミダゾールジペプチド」は1日に鶏むね肉を100g食べることで、疲労回復につながるそうです。鶏肉にはその他にも、ビタミンAは豚肉の約3倍以上、牛肉の約10倍も多く含まれ、目の機能を健康に保つのに有効に働きます。ナイアシンも豊富で、ビタミンAと一緒に働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。今日は少し遅くなりましたが、七夕献立です。鉄分とカルシウムが強化された星型のハンバーグやゼリーを用意しました。みなさん、夏に負けずに残さず食べて免疫力を上げましょう


7月9日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と玉子の中華スープ

 豚肉と野菜の焼き肉風炒め

 春雨サラダ

 揚げシュウマイ

 オレンジ



 今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、豆腐、枝豆、チンゲン菜です。今日はその中でも、豆腐や油揚げ、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話します。大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにして、骨量を増やす働きが あるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。豆腐や油揚げが苦手な人は特に、きな粉を牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。


2024年7月8日月曜日

7月8日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋と法連草の味噌汁

 鮭の照り焼き

 ナポリタンスパゲティー

 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)

 なすの生姜和え



 今日は「ちくわの2色揚げ」のちくわについてお話しします。ちくわはある魚を原料としていますが、みなさんは何という魚か知っていますか?日本で作られるちくわのほとんどは、スケトウダラという白身の魚が原料だそうです。そのため、カルシウムや鉄分を含み、たんぱく質の多いのが特徴です。また、名前由来は、切り口が竹を割ったように見えることから、竹(たけ)の輪と書いて「竹輪(ちくわ)」とよばれるようになったそうです。ちくわは、そのまま食べても、炒めても、サラダに入れてもおいしい食材なので、みなさんも色々な調理法で食べてみましょう。


2024年7月5日金曜日

7月5日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 鶏肉のスパイス焼き

 ジャーマンポテト

 切干大根サラダ

 大豆とひき肉のカレー炒め



 今日は「鶏肉のスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒(さんしょう)などが旬の香味(こうみ)です。このようなスパイスは、食材の味を引き出してくれたり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。


7月4日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 コーンコロッケ

 麻婆豆腐

 ソース焼きそば

 オレンジ


 今日は「ソース焼きそば」に入っているピーマンについてお話します。ピーマンは唐辛子の仲間で、コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、香辛料として広まったといわれています。日本には16世紀、ポルトガル人により伝えられました。一般に普及してからも、独特のくせと苦みから、子どもに嫌われる野菜ナンバー1でしたが、最近は改良されて、くせが少なくなり健康野菜として人気を集めるようになりました。ピーマンはビタミンA、C、Eが豊富で、ビタミンCはレモンの約2倍、トマトの約5倍はあるといわれています。これらのビタミンは加熱調理しても栄養価がこわれにくいのが特徴で、加熱により匂いや苦味がやわらぎ、カロテンの吸収率もアップします。今が旬のピーマンをみなさん残さず食べましょう。


2024年7月3日水曜日

7月3日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしそうめん汁

 鶏肉の磯辺揚げ

 そうめん オクラ 錦糸玉子

 ナスと枝豆の甘辛炒め

 がんも煮


 今日は「なすと枝豆の甘辛炒め」の枝豆についてお話します。みなさん、枝豆は「豆類」ではないことを知っていますか?意外かもしれませんが、実は枝豆のように豆が完熟していない場合、その植物は「野菜類」に分類されます。しかし枝豆は育つと大豆なので豆と野菜の両方の栄養を持っているのが特徴です。たんぱく質、カリウム、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維、鉄分などが豊富に含まれており、大豆にはないビタミンCも多く含まれています。枝豆を食べ始めると、ついつい止まらなくなりますが、夏バテ予防が期待されるほど栄養が豊富なので、これからの季節は枝豆を食べて乗り切りましょう。


2024年7月2日火曜日

7月2日(火)

 


本日の給食は半夏生献立です

<献立>

 麩と小松菜の味噌汁

 鯖の塩焼き

 豚しゃぶサラダ   1食用ゴマドレッシング

 ひじきとごぼうの炒り煮

 ゆで枝豆



 昨日の7月1日から半夏生(はんげしょう)です。みなさんは夕食に「鯖の丸焼き」は食べましたか?半夏生とは6月21日の夏至(げし)から数えて11日目から七夕までの5日間のことをいいます。 昔から農作業の大切な目安として、田植えは夏至から半夏生に入る前までに終わらせるとよいと言われてきました。半夏生の日は、大野市では串刺しの丸焼きさばを食べる風習があります。それは、江戸時代に越前大野の藩主が、田植えで疲れた農民に夏バテ防止策として、焼さばを食べることを奨励(しょうれい)して、焼さばを配ったことにより始まったと言われています。丸ごと焼いた鯖を1人一匹食べられるので、この頃は本当に特別な日だったそうです。鯖にはビタミンB群やビタミンD、カルシウムが豊富に含まれているので、暑い時期の疲労回復にはおすすめの食材です。また令和3年度には、「半夏生さばの食文化」が文化庁の定める「食文化伝統100年フード」に認定され、今では大野市だけではなく、福井県全域で食べる習慣が根付いてきました。 今日は昨日食べた人も食べなかった人も残さず感謝して食べましょう。


2024年7月1日月曜日

7月1日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 豚カツ  1食用中濃ソース

 角天と切干大根の煮物

 かぼちゃサラダ

 ブロッコリーのゆかり和え



 今日はストレス解消に効果的な食材である豚肉についてお話します。豚肉は牛肉の約10倍ものビタミンB1を含みます。ビタミンB1は肝臓でブドウ糖をエネルギーに変える時に必要なビタミンです。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が不足していてはブドウ糖がエネルギーにならず、疲労物質である乳酸になってしまいます。ストレスが強い時には、ビタミンB1が多く消費されるので、普段から豚肉料理を食べるはおすすめです。また、ビタミンB1の吸収をアップさせてくれるのが、アリシンという物質で、タマネギやニラ、ニンニクなどに多く含まれています。これらと組み合せて食べれば、ビタミンB1の吸収が格段とアップし、疲労回復効果が期待できます。水溶性であるビタミンB1は「煮る・ゆでる」よりも、今日の「トンカツ」のように「揚げる・炒める」方が効率よくとることができます。特にストレスを感じたときには、もう一度自分の今の食事を見直し、食べ物のパワーで解消しましょう。