2018年4月26日木曜日
4月26日(木)
本日の献立です
<献立>
キャベツとえのきの味噌汁
豚すき焼き風煮
蒸しシュウマイのかにカマあんかけ
ひじきの彩りナムル
バナナ
本日の地場産食材は「もやし・えのき」です
今日は「すき焼き」にまつわる歴史についてお話します。
「すき焼き」は江戸時代から人々に食べ伝えられてきたと言われます。しかし、明治時代以降は仏教の影響で、肉を食べる事を禁じられてしまいました。実際は、鳥や鹿など野生の動物は「薬になる」と言っては、こっそり食べていたそうです。ですがさすがに獣(けもの)の肉を家の中で、普段使っている鍋で調理するにはかなりの抵抗があったようです。
そのため当時は、鍋の代わりになる物として、畑を耕す農具として使っていた鋤(すき)の金属部分を火にかけて、その上で肉や魚、豆腐などを焼いて食べたのが、すき焼きの始まりになったそうです。
今日のすき焼き風煮は豚肉の他に、白菜・玉ねぎ・人参・ねぎ・麩・しらたきが入っています。みなさん、残さず食べましょう。
4月25日(水)
本日の献立です
<献立>
にゅうめんのだし
ホキの磯辺天 かぼちゃの天ぷら
そうめん・アゲ煮・法連草
金平ごぼう
春キャベツのゆかり和え
本日の地場産食材は「もやし」です
今日は「ホキの磯辺天」に使われているホキという魚についてお話します。
ホキは、タラ目マクルロヌス科に属する海水魚です。ニュージーランドや南オーストラリア周辺の水深200~800mの大陸棚に群れをつくって生活しています。 近年は白身魚の代表でもある「すけそうだら」が減っているため、ホキが冷凍食品やすり身には欠かせない魚になりました。脂肪分が少なく味はあっさりしており、ビタミンA・B2、ナイアシンを含みます。淡泊な肉質なので今日のような天ぷらやフライに適しています。
今日は磯辺天にしました。みなさん残さず食べましょう。
2018年4月24日火曜日
4月24日(火)
本日の献立です
<献立>
もやしの中華スープ
肉団子の酢豚風
ビーフンの五目炒め
ちくわの2色揚げ
グレープフルーツ
本日の地場産食材は「もやし」です
今日は「ビーフンの五目炒め」のビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。
ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れて中華風に味付けをした炒め物です。みなさん、残さず食べましょう
2018年4月23日月曜日
4月23日(月)
本日の献立です
<献立>
打ち豆の味噌汁
エビグラタンコロッケ ボイルキャベツ
ひじきとごぼうの炒り煮
丸天と三角蒟蒻の煮物
ブロッコリーの白ゴマ和え
本日の地場産食材は「打ち豆」です
みなさんは「アイアンの日」を知っていますか?アイアンとは和訳して「鉄」という意味です。 給食で鉄分たっぷりの献立を提供しようということで、月に1度この日ができました。中学生男子は1日に8g、女子は7から10gは摂取しましょうと言われています。鉄分が不足すると、貧血をはじめ、脳や消化器官などに異常がでてきます。
主に鉄分を多く含む食品は、鯖やイワシなどの青魚、ワカメやひじきなどの海藻類、小松菜やほうれん草などの青菜類、油揚げなどの大豆製品があります。普段の給食は2g前後ですが、今日の献立は3g以上含まれています。なので残さず全部食べることが大切です。
これから、毎月1度「アイアンメニュー」を提供していきますので、みなさんも鉄分の多い食材をさがしてみましょう。
2018年4月20日金曜日
4月20日(金)
本日の献立です
<献立>
豆腐と油揚げの味噌汁
手作りソースカツ ブロッコリー
蒟蒻とちくわの炒り煮
もやしとウインナーのソテー
紅白なます
本日の地場産食材は「もやし・えのき」です
今日は「こんにゃくとちくわの炒り煮」の「こんにゃく」についてお話します。
こんにゃくの97%は水分と言われ、栄養価はほとんどありません。しかし、グルコマンナンというヒトの消化酵素では消化できない食物繊維を含んでいます。この食物繊維は、消化されずに腸まで届くため、腸の働きが活発になり、腸内で体内の老廃物や毒素を吸収し、体外に排出する働きがあります。
またこんにゃくは食物繊維と水分だけでなく、カルシウムの摂取も期待できます。カルシウムといえば、牛乳・乳製品や小魚を思い浮かべますが、こんにゃくもカルシウムの含有量が多く、酸に溶けやすいため体内吸収がしやすいのが特徴です。
日ごろのカルシウム摂取の心がけで、骨粗しょう症を防ぎ、骨や歯を丈夫にすることが大切です。イライラすることも抑えられるので、みなさんもこんにゃくをすすんで食べるようにしましょう。
2018年4月19日木曜日
4月19日(木)
本日の献立です
<献立>
ワンタンスープ
八宝菜
厚揚げの田楽味噌かけ
バターコーンコロッケ
アスパラの白ゴマ和え
みなさんは「歯っぴー給食の日」を知っていますか?普段意識していないと家庭でも不足しがちなカルシウムを給食で積極的に食べようという日です。福井県の小中学校で月に1日はカルシウムを意識してみようということで、「歯ッピー献立」が出来ました。
カルシウムは成長期であるみなさんにとっては大切な栄養素です。カルシウムを多く含む食べ物といったら、牛乳・チーズ・小魚・海藻と色々あり、今日の献立では厚揚げに多く含まれおり、その他にも八宝菜の中のチンゲン菜やゴマ和えのゴマなどもカルシウムの多い食材です。しかし、実はそれだけを食べていてもみなさんの骨や歯は強くなりません。
特に、丈夫な歯を作るには、歯の土台の材料になる、肉や魚、豆腐などの良質なたんぱく質が必要です。また、歯の中で一番固い成分であるエナメル質を作るには、にんじんやほうれん草などに多く含まれるビタミンAや、菜の花やブロッコリーなどに含まれるビタミンCも必要です。
このような食材をよく噛んで食べることで体の中に効率よく取り込むことができます。みなさんも強い歯を作るために、色んな食材をバランスよく残さず食べましょう。
2018年4月18日水曜日
4月18日(木)
本日の献立です
<献立>
麩と玉葱の味噌汁
鶏肉の唐揚げ キャベツのカレーソテー
大根の炒り煮
小松菜のじゃこ和え
オレンジ
本日の地場産食材は「もやし」です
今日は「味噌汁」に入っている麩(ふ)についてお話します。
麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐(から)の時代から食べられていました。日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する僧たちにとって重要なタンパク源として精進料理に盛んに利用されました。
麩の原料であるグルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、その中でも特にグルタミン酸が多く、記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、「ヘルシー食品」として注目され、最近はいろいろな料理に使用されるようになっています。
今日は定番の「味噌汁」に入っています。みなさんも、麩をいろいろな料理で楽しんで下さいね。
2018年4月17日火曜日
4月17日(火)
本日の献立です
<献立>
豆腐のすまし汁
ホイコーロー炒め
海藻サラダ
新じゃがの揚げ煮
玉子ロール
本日の地場産食材は「えのき」です
今日は「海藻サラダ」の海藻についてお話します。
海藻の種類は、日本では約700種類あります。そのうち食用としている海藻は大別すると、20種類くらいあるといわれます。
海藻はノンカロリーで、食物繊維が豊富です。「ノンカロリー=エネルギー源となる栄養がない=食べなくていい」 と思っている人も多いと思いますが、実は脂質がごくわずかしかなくても、食物繊維がたくさん含まれていて、胃の中で水分を吸収して膨らむため、満足感が得られます。
例えば、食物繊維を2g採るために必要な食品の量は、乾燥したワカメなら5gでいいのに、野菜で摂ろうとすると、サツマイモなら86g、人参なら78gになります。こんなにも違うのですね。
また、カルシウム、鉄、などのミネラルも含み、貧血防止やお肌の美容効果が期待できるので、海藻をモリモリ食べましょう。
2018年4月16日月曜日
4月16日(月)
本日の献立です
<献立>
沢煮椀
鯖の塩焼き ブロッコリーのゴマ和え
菜の花のマカロニソテー
春キャベツのサラダ
ナタデココパイン
今日は春野菜の1つである「菜の花」についてお話します。
菜の花はビタミンC、カロテン、カルシウム、食物繊維をたっぷり含む緑黄色野菜です。もともと菜の花は、油を取る目的で栽培されていましたが、明治時代以降は食用としても作られるようになったそうです。独特のほろ苦さがありますが、抵抗力を高める効果や美肌効果があります。
また、菜の花に含まれるビタミンCはホウレン草の3倍以上、β―カロテンはピーマンの5倍もあります。鉄分も豊富に含まれているので、貧血気味の人は積極的に食べたい食材の1つです。今日は玉ねぎ、コーン、ウインナーと一緒にマカロニソテーにしました。みなさん残さず食べましょう。
2018年4月13日金曜日
4月13日(金)
本日の献立です
<献立>
チキンカレー
プレーンオムレツ ケチャップスパゲティーソテー
春雨サラダ
小松菜の醤油和え
グレープフルーツ
今日は「小松菜の醤油和え」の小松菜についてお話します。
小松菜は緑黄色野菜の1つでもあり、栄養成分は法連草に似ています。しかし、カルシウムは法連草の約5倍も含んでおり、非常に多いのが特徴です。また法連草と同じくらい含まれているカロテンやビタミンCは風邪の予防や美肌効果に最適です。カルシウムは、ビタミンDを多く含む「しらす」や「かつお節」、「卵」、「ゴマ」などと一緒に摂ると吸収が良くなるそうです。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。
2018年4月12日木曜日
4月12日(木)
本日の献立です
<献立>
若竹汁
手作り白身フライ ボイルキャベツ
ジャーマンポテト
ツイストマカロニサラダ
もやしのゴマ和え
本日の地場産食材は「もやし」です
今日は「若竹汁」についてお話します。若竹汁とは、春に採れる新ワカメと新たけのこを使ったすまし汁のことを言います。この2つの食材を組み合わせて作る料理が多いのは、「わかめ」と「たけのこ」を「春先の出会いもの」という言葉で表したりするからだそうです。
また、ワカメも竹の子も低カロリーであり、ワカメにはミネラルがたっぷり含まれており、竹の子には食物繊維が豊富に含まれています。さらに旨み成分の1つであるアスパラギン酸が含まれているため、疲労回復に効果があるといわれています。
竹の子もワカメも今がおいしい時期なので、みなさんも残さず食べましょう。
2018年4月11日水曜日
4月11日(水)
本日の献立です
<献立>
豆腐とえのきの味噌汁
鶏肉の照り焼き ブロッコリー
ポテトサラダ
切干大根の旨煮
バナナ
本日の地場産食材は「えのき」です
今日は「切干大根の旨煮」の切干大根についてお話します。
切干大根は、生の大根を細かく切り、寒い時期に一昼夜(いっちゅうや)外で自然乾燥させたものです。かつて切干大根は、日本の冬の食卓になくては ならない食品でした。生の大根1本は約500~600gありますが、それを天日干し(てんぴぼし)すると、およそ1/10の50gの切干大根になります。それだけ切干大根には栄養がギュッと凝縮されています。また、骨の形成を助けるカルシウムは牛乳の約4倍と多く、「畑のいりこ」と言われるほどです。うま味成分のグルタミン酸やブドウ糖も含み、ビタミンB1・B2、鉄分、食物繊維も豊富です。
このようにたくさんの栄養素を含むため、新鮮な野菜が出回らず栄養不良に陥りがちな寒い時期には、実にありがたい食べ物だったそうです。外食の多い現代人の私たちにとっても、事情は同じですよね。とくに便秘や体調が良くない人は積極的に食べるようにしましょう。
2018年4月10日火曜日
4月10日(火)
本日の献立です
<献立>
野菜コンソメスープ
煮込みハンバーグ フライドポテト
がんも煮とほうれん草煮浸し
シェルマカロニサラダ
白菜のゆかり和え
今日は「がんも煮」のがんもについてお話します。
がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。最も知られている名前の由来は、雁(がん)という鳥の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」と呼ばれるようになったという説です。他にも、がんもどきの中に安物の昆布を代用したら、丸めた形の表面に糸昆布が現れて、その様子は雁が飛んでいるかのように見えたため、名付けられたという説があります。「がんもどき」は主に東京などの関東方面の呼び名であり、大阪や京都などの関西では「ひりょうず」や「ひろうす」と呼ばれているそうです。
今日はおだしたっぷりでおいしく炊いてあります。みなさん残さず食べましょう。
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