2024年11月29日金曜日

11月29日(金)


 本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 たっぷりベーコンフライ

 ブロッコリーサラダ

 切干大根とさつま揚げの煮物

 オレンジ



 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか? 口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含む納豆やヨーグルトやアーモンドは気軽にとれるのでおすすめです。


2024年11月28日木曜日

11月28日(木)

 


本日の給食は三重県の郷土料理です

<献立>

 豆腐と白菜の味噌汁

 津ぎょうざ

 とんてき  キャベツ添え

 あいまぜ

 白玉の赤福風こしあん添え



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は三重県にまつわる料理を献立にしてみました。みなさんは三重県がどこにあるかすぐに思い浮かびますか?紀伊半島の東部にあり、南北に長い件です。伊勢神宮や長嶋スパーランドがありますよね。食べ物では、伊勢エビや松坂うしといった高級食材が有名ですが、B級グルメグランプリで有名になった四日市市の「とんてき」や、県庁所在地の津市のご当地グルメである「津ぎょうざ」があります。「津ぎょうざ」は直径15cmの皮を使って揚げてあることが定義らしく、1985年ごろに学校給食から生まれた料理だそうです。今日は保温の状態の大きな揚げギョウザと、とんてき風に味付けした豚ソテー、そして赤福をイメージして白玉団子にこしあんを添えてみました。みなさんも三重県について調べてみましょう。


11月27日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 花麩入りきのこすまし汁

 鯖の味噌煮

 マカロニミートソース炒め

 レンコンサラダ

 小松菜の煮浸し



 今日は「花麩入りすまし汁」に入っている麩(ふ)についてお話します。麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐(から)の時代から食べられていました。日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する僧たちにとって重要なタンパク源として精進(しょうじん)料理によく利用されました。麩の原料であるグルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、 その中でも特にグルタミン酸が多く、記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、「ヘルシー食品」として注目され、最近はいろいろな料理に使用されるようになってきました。給食では「玉子とじ」や「汁物」で食べることが多いですが、今日は花の形をしたものを用意しました。みなさんも色々な麩を探して、食べてみてくださいね。


2024年11月26日火曜日

11月26日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 けんちんうどんだし

 鶏肉の天ぷら   ちくわの天ぷら

 うどん

 豚肉の柳川風

 法連草ののり和え



 今日は「豚肉の柳川風」の柳川(やながわ)についてお話します。みなさんは柳川という料理は知っていますか?ドジョウを丸のまま、ごぼうと一緒に甘く煮て、卵でとじた鍋料理のことをいいます。江戸時代にはドジョウもごぼうも 精(せい)の付く食材と言われており、夏場に食べることが多かったそうです。それをドジョウと違うものに変えて、同じように調理したものを「~(なになに)の柳川風」と呼ぶようになりました。「柳川」というのは、創案したお店の屋号から付けたという説と福岡県の柳川という土地で作った土鍋を使用したからという説があります。今日は豚肉を入れてごぼうや玉ねぎと一緒に甘く煮て卵でとじました。みなさん残さず食べましょう。


2024年11月25日月曜日

11月25日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 ハンバーグ デミグラスソース

 さつまいもとひじきのサラダ

 エビフライ

 チンゲン菜の彩り和え



 今日は「ポタージュスープ」についてお話します。「ポタージュ」とは、フランス語でブイヨンスープ全般を指します。フランス語の「pot(ポット)」には「鍋」という意味があり、「収集する」という意味の「-age(エージーイー)」を組み合わせて「potage(ポタージュ)」となるのです。語源は鍋で食材を煮込んでブイヨンを作ったことに由来します。 そのため、フランスではコンソメやヴィシソワーズ、ブイヤベース、ポトフなどはすべてポタージュに分類されます。しかし、日本では食材をミキサーにかけたとろみのあるスープのことを「ポタージュスープ」と呼びますが、フランス語では「スープスープ」という意味になり、間違った使い方となるようです。今日は、玉ねぎや人参とベーコンを使ったスープです。みなさん味わって食べましょう。


11月22日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 まなべ汁

 手作りソーストンカツ  醤油カツ風おろしかけ

 キャベツサラダ添え

 大野里芋と角天の煮物

 豆腐とツナのチリソース炒め

 大根の塩昆布和え



 今日は鯖江市が開催する「地場産学校給食の日」です。地元生産者の野菜を食べ、郷土の農産物への関心や給食にかかわる人たちへ感謝の気持ちを込めて、16年前から鯖江市では、毎年6月と11月に行われることになりました。今日の鯖江市産の食材は「大根・ネギ・キャベツ」で、福井県産は「打ち豆・昇竜まいたけ・大野の里芋」です。その中でも今日は、「昇竜まいたけ」についてお話します。昇竜まいたけは、「九頭竜まいたけ」とも言われ、標高1,000m余りの深い山に自生する幻のきのこです。運よく発見出来れば、舞うほどに喜んだことから、その名が付けられたといわれています。昇竜まいたけは、味、香りとも良く、歯ごたえもあり、大野市の山間部の厳しい寒さが、味にいい影響を与えています。また、きのこ類の中でも特に、食物繊維やビタミンDが多く含まれ、今では全国的に注目されている食材です。今日は打ち豆や地場の野菜が入ったまなべ汁にまいたけも入っています。また、ご飯の上に、キャベツとローストンカツとおろし醤油をかける「醤油カツ丼」は大野市の飲食店で提供されるようになったご当地グルメです。日々の食事に感謝を込めて、みなさん残さず食べましょう。


2024年11月21日木曜日

11月21日(木)


 本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 きんぴら豚丼

 南瓜と肉団子の煮物

 ししゃもの天ぷら

 白菜のゆかり和え



 今日は「きんぴら豚丼」の「金平(きんぴら)」についてお話します。みなさんは、金平ごぼうや金平れんこんのように、なぜ「金平(きんぴら)」が名前の頭に付くか知っていますか?日本昔話でも聞く、「まさかりかついだ金太郎」と呼ばれた坂田金太郎の息子でもあり、江戸時代に流行った浄瑠璃(じょうるり)の主人公でもある坂田金平(さかたきんぴら)の名前から付けられたと言われています。その金平は、世にもまれな力持ちで、金平の勝てる者はいないと言われていました。そのため、その頃は、何でも丈夫なものに「金平」と名付けるのが流行ったそうです。当時作られたごぼう料理にも、そのしっかりした歯ごたえから「金平ごぼう」と付けられました。また、たくさん食べて金平のように丈夫になりますようにと願いも込められていたそうです。今日は豚肉やれんこん・玉ねぎ・しらたきも一緒に炒めて金平にしました。ご飯と一緒に残さず食べましょう。


11月20日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の照り焼き

 青じそとツナのしらすスパゲティー

 キャベツとひじきのゴマ和え

 りんご



 今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとか、おとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれて、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが、実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、コーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。


11月19日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと麩の味噌汁

 さんまの蒲焼き

 チャプチェ

 切干大根サラダ

 温州みかんカットゼリー



 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主にさんま・味噌・切干大根・みかんゼリーに多く含まれています。今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのかいくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足におちいり、将来妊娠しづらくなる原因にもなります。普段から鉄分を含む食材や、吸収を助けるビタミンCを多く含む食材を組み合わせてバランスよく食べていきましょう。


2024年11月18日月曜日

11月16日(土)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 メンチカツ  1食用中濃ソース

 刻み昆布とじゃが芋の煮物

 ブロッコリーとエビのソテー

 シェルマカロニサラダ



 みなさん、毎月19日は何の日か覚えていますか?今から19年前の2005年に農林水産省より「食育基本法」が制定され、2006年より毎年6月を「食育月間」、毎月19日を「食育の日」と定められました。しかも鯖江市の小中学校の学校給食では、11月も6月と同じく「地場産給食月間」として、地元の食材をより多くみなさんに届けようと色々な方たちが動いてくれています。この「食育」は、もともとは福井県出身の石塚左玄(いしづかさげん)が言う「身土不二(しんどふじ)」という言葉からきていると言われています。「身土不二」とは、 長年そこに暮らす人々にとって、生まれ育った土地に実った食物を食べる事が体に良いという考え方です。近年は、生活習慣病有病者の増加や、朝食欠食に孤食(こしょく)、日本型食生活や伝統的食文化の衰退など様々な問題が生じています。そのため、ひとりひとりが心身の健康を確保して生き生きと暮らしていくために、小中学生のころから、自分の食生活を見直し、実践できる能力を身につけるための「食育」が重要になっています。


2024年11月16日土曜日

11月15日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 手作り白身フライ

 海藻サラダ

 福神漬け

 バナナ



 今日は「白身フライ」に使われているホキという魚についてお話します。ホキは、タラ目マクルロヌス科に属する海水魚です。ニュージーランドや南オーストラリア周辺の水深200~800mの大陸棚に群れをつくって生活しています。近年は白身魚の代表でもある「すけそうだら」が減っているため、ホキが冷凍食品やすり身には欠かせない魚になりました。脂肪分が少なく、味はあっさりしており、ビタミンA・B2、ナイアシンを多く含みます。淡泊な肉質なので今日のようなフライや天ぷらに適しています。今日はカレーと一緒なので、ソースは付きませんが、みなさん残さず食べましょう。


2024年11月14日木曜日

11月14日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 塩野菜ラーメンスープ

 鶏肉の唐揚げ

 ラーメン・ワカメ・コーン

 ブロッコリーとさつま芋のゴマ和え

 切干大根と打ち豆の煮物



 今日は「ブロッコリーとさつま芋のゴマ和え」のさつま芋についてお話します。さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。11月は一番おいしい旬の時期なので、みなさんすすんで食べましょう。


2024年11月13日水曜日

11月13日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋と小松菜の味噌汁

 すき焼き風煮

 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)

 カリフラワーサラダ

 厚焼き玉子



 今日は「カリフラワーサラダ」のカリフラワーについてお話します。カリフラワーはブロッコリーと同じくキャベツや白菜、菜の花などの仲間で、アブラナの一種です。主にビタミンCや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれています。カリフラワーとブロッコリーの原産地は地中海沿岸といわれていますが、実は日本に伝わったのは、ブロッコリーよりもカリフラワーの方が先だったそうです。明治初期に洋食文化が広がった頃はブロッコリーよりも人気の野菜だったそうです。また、野菜に多く含まれるビタミンCは疲労回復やかぜの予防に効果があると言われていますが、熱に弱いのが特徴です。しかし、カリフラワーに含まれているビタミンCは、でんぷん質に守られているので加熱しても壊れにくく、ゆでても溶け出しにくいいので、そのまま逃さずに摂ることができます。みなさん残さず食べましょう。


11月12日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 ハンバーグ トマトソースかけ

 ビーフンの五目炒め

 高野豆腐の含め煮

 大学いも



 今日は「ビーフンの五目炒め」のビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れてカレー風味に味付けをした炒め物です。みなさん、残さず食べましょう。


11月11日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 おでん風煮

 キーマカレーコロッケ

 ジャーマンポテト

 法連草と切干大根のしらす和え

 パイン缶詰



 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に法連草・切干大根・しらす・がんもどきに多く含まれています。カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていますよね。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないそうです。普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。


2024年11月8日金曜日

11月8日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ハヤシシチュー

 えび入りクリーミーコロッケ

 フレンチサラダ

 ミニオムレツ  ケチャップかけ

 法連草ソテー


 今日は「フレンチサラダ」に使われているフレンチドレッシングについてお話します。名前からみると、フランスが由来なのではと思う人も多いと思いますが、実はアメリカで生まれたサラダドレッシングです。酢と油を合わせ、塩コショウで調味したものを「ヴィネグレットソース」と言い、それに砂糖を加えてよく混ぜたものを「フレンチドレッシング白」、そしてそれにケチャップを加えたものを「フレンチドレッシング赤」といいます。日本では戦後の1950年代にドレッシングの製造・販売が始まり、日本初のドレッシングは「キューピー」という会社の「フレンチドレッシング赤」という商品だったそうです。今日のサラダには、キャベツ・人参・コーン・赤ピーマン・ツナの5種類の具材をキューピーの「フレンチドレッシング白」で和えました。みなさん残さず食べましょう。


2024年11月7日木曜日

11月7日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタン野菜スープ

 酢鶏

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 バンバンジーサラダ

 みかん


 今日は「バンバンジーサラダ」のバンバンジーという料理についてお話します。もともとバンバンジーは中国で食べられており、蒸した鶏肉に辛めのゴマが入ったソースをかけた四川(しせん)料理です。漢字では「棒棒鶏(ぼうぼうどり)」と書き、これは火を通してかたくなった鶏肉を棒でたたいてやわらかくしたからだと言われています。この料理は、「麻婆豆腐(まーぼーどうふ)」や「エビチリ」と同じようにチンケンミンという料理人が、日本人に食べやすいようにアレンジして、広めたと言われています。今日はきゅうりやもやしやにんじんなどの野菜と一緒にハムや春雨を合わせて、バンバンジードレッシングで和えました。みなさん、残さず食べましょう。


2024年11月6日水曜日

11月6日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 肉団子のすまし汁

 ほっけの味噌焼き  さつま芋のかき揚げ

 ソース焼きうどん

 小松菜の煮浸し

 金時煮豆


 今日は「金時煮豆」の金時豆についてお話します。金時豆は赤インゲン豆とも言われ、インゲン豆の代表的な種類で、ほとんどが北海道で栽培されています。豆類の中でも、みなさんが不足しがちなビタミンB1などのビタミン類や鉄、カルシウムを多く含んでいます。また、食物繊維が多い食材というと、野菜やきのこ類を思い浮かべるかと思いますが、金時豆は、さつまいもの3倍、ごぼうの2倍、大豆の1.5倍の食物繊維が含まれています。便秘予防、整腸作用があるので、腸内環境を良好にしておくことができます。鮮やかな赤色の成分でもあるポリフェノールも赤ワインの1.5倍も含まれています。ポリフェノールは血液をサラサラにして免疫力を上げる働きがあるので、金時煮豆も残さず食べましょう。


2024年11月5日火曜日

11月5日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とワカメの味噌汁

 ハムカツ

 豚肉とポテトのカレー炒め

 枝豆がんもとレンコンの煮物

 杏仁フルーツ



 今日は「枝豆がんもとレンコンの煮物」のレンコンについてお話します。漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)という植物の地下茎(ちかけい)の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、縁起の良い食材といわれ、おせち料理に欠かせない野菜です。レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんの1.5倍であり、ごぼうなどの他の根菜類と比べると、約16倍もあるそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれる大切な栄養素です。みなさん、残さず食べましょう。


11月1日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツとさつま揚げの味噌汁

 手作りソースチキンカツ

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 絹揚げと大根の煮物

 ナタデココフルーツ



 今日は「ナタデココフルーツ」のナタデココについてお話します。ナタデココはフィリピンの伝統食品であり、フィリピンでは「ハロハロ」という日本の「みつ豆」のようなデザートによく使われています。原料はココナッツの実です。果肉とココナッツ水に砂糖と水を加え、乳酸菌の1つである「アセトバクター」を加えて、発酵させると、表面に膜ができます。その膜が15mmほどの厚さになったときに取り出したものがナタデココです。独特の歯ごたえのある食感をもち、カロリーが低く食物繊維が多い特徴から、最近ではダイエット食品や特定保健用食品としても利用されているそうです。