2017年12月20日水曜日
12月20日(水)
本日の献立です
<献立>
クリームシチュー
照り焼きハンバーグ 小松菜ソテー
コールスローサラダ
ミニオムレツ
卯の花
クリスマスデザート
今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。
外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。
2017年12月19日火曜日
12月19日(火)
本日の献立です
<献立>
豚汁
鮭の漬け焼き 手作りかき揚げ
冬至なんきん
塩焼きそば
小松菜の磯辺和え
今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月21日水曜日がその日にあたります。
この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。みなさんも今日の冬至なんきんを残さず食べて、寒い冬を乗り越えましょう。
2017年12月18日月曜日
12月18日(月)
本日の献立です
<献立>
コーンスープ
メンチカツ ブロッコリー
ナポリタンスパゲティ
さつま揚げの金平
キャベツのゆかり和え
12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか? 外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。
まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。
このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。
2017年12月15日金曜日
12月15日(金)
本日の献立です
<献立>
打ち豆の味噌汁
手作りソースカツ キャベツサラダ
里芋とちくわの煮物
小松菜とエビのソテー
オレンジ
今日は福井県内の食材や昔から食べられている郷土料理を紹介する「ふるさと献立」の日です。
「ソースカツ」や「里芋の煮付け」は福井県を代表される郷土料理ですが、みなさんは他にどんな料理があるか知っていますか?
まずは冷たいそばに大根おろしと削りかつお節をたっぷりのせた「越前おろしそば」です。福井県はソバの生産量が全国5位というそば処(どころ)でもあります。年越しそばとして食べる家庭も多いですよね。
他には「焼き鯖」や「へしこ」、「たくあんの煮物」も福井で愛されている郷土料理です。みなさんも福井県の郷土料理や特産物を探してましょう。
2017年12月14日木曜日
12月14日(木)
本日の献立です
<献立>
豆腐とえのきの中華スープ
八宝菜
シェルマカロニサラダ
フランクドック
ナタデココパイン
みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。
2017年12月13日水曜日
12月13日(水)
本日の献立です
<献立>
ごぼうと玉ねぎの味噌汁
鶏肉のスパイス焼き 粉ふきいも
厚揚げと人参の煮物
ソース焼きそば
ほうれん草の和え物
今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・小松菜です。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。
2017年12月12日火曜日
12月12日(火)
本日の献立です
<献立>
麩とワカメのすまし汁
鯖の味噌煮 大根の煮付け
もやしのそぼろ炒め
大学芋
チンゲン菜のゴマ和え
今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。
2017年12月11日月曜日
12月11日(月)
本日の献立です
<献立>
ミネストローネ
エビグラタンフライ ボイルキャベツ
枝豆がんもと結び昆布の煮物
金平ごぼう
白菜のかつお和え
今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか?働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。
残り2つの栄養素は明日お話しします。みなさんも魚をすすんで食べて、お魚パワーを付けましょう。
2017年12月8日金曜日
12月8日(金)
本日の献立です
<献立>
キーマカレー
手作り白身フライ ブロッコリー
海藻サラダ
福神漬け
グレープフルーツ
今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。
バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。
マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類です。
これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。
みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。
2017年12月7日木曜日
12月7日(木)
本日の献立です
<献立>
もやしと油揚げの味噌汁
すき焼き風煮
ちくわの2色揚げ
大根サラダ
小松菜の和え物
みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。
まず、れんこん・大根・人参・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日はれんこんやほうれん草が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。
2017年12月5日火曜日
12月5日(火)
本日の献立です
<献立>
白菜とさつま揚げの味噌汁
ハムカツ ブロッコリーソテー
高野豆腐の玉子とじ
もやしのナムル
杏仁パイン
今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。 主に鶏肉・大豆・ひじき・ほうれん草に多く含まれています。
今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。
2017年12月4日月曜日
12月4日(月)
本日の献立です
<献立>
ポトフ風スープ
煮込みハンバーグ スパゲティーソテー
ポテトサラダ
切り干し大根煮
ほうれん草のゴマ和え
今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。
疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。
どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。
また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうもいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。
2017年12月1日金曜日
12月1日(金)
本日の献立です
<献立>
ワンタンスープ
酢鶏
三角蒟蒻とじゃが芋の煮物
春巻き
みかん
今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。
みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。
みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。
これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。 ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。
2017年11月30日木曜日
11月30日(木)
本日の献立です
<献立>
ミネストローネ
たっぷりベーコンフライ ボイルキャベツ添え
切干大根の旨煮
小松菜のかつおツナ和え
バナナ
本日の鯖江市産の食材は、「小松菜・もやし・キャベツ」です。
今日は、「バナナ」についてお話します。バナナは1本の中に、からだを動かす時のエネルギーとなる糖分、糖質や脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、とてもバランスの良い果物です。
バナナに含まれている糖分には、ブドウ糖・果糖・ショ糖と3種類もあり、それぞれ消化されてエネルギーに変わる早さが違うので、食べてすぐパワーの源になるのはもちろん、そのパワーが持続するのが特徴です。そのため、スポーツの前後に食べるのもお勧めです。
バナナは日が経つと、シュガースポットと言われる茶色い斑点が出てきますが、この頃が一番の食べごろと言われています。それは、購入後1週間ほど経過したバナナを食べた人の方が、初日に食べた人より、白血球が約5倍も増加していたという研究結果から、免疫力も高まるためだと考えられています。
つい、傷んだと思いがちですが、捨てたりせずに食べてくださいね。
2017年11月29日水曜日
11月29日(水)
本日の献立です
<献立>
のっぺいすまし汁
鯖の塩焼き
プチベーコングラタン
ひじきと大豆の五目煮
ほうれん草ソテー
本日の鯖江市産の食材は、「大根・白ネギ」です。
今日は「のっぺい汁」についてお話しします。 のっぺい汁は全国に分布する郷土料理のひとつで、地方によりいくつかの呼び名があります。その中でも、奈良県のものが一番古い歴史があり、今から850年以上前に、お寺の宿で残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けし、くず粉でとろみをつけて煮込んだ質素な汁物から生まれたそうです。
正月やお盆の時に作られることが多く、全国共通しているのは、味噌を使わないすまし汁であることと、汁を残さず食べる目的でとろみをつけることです。なので、西日本の「のっぺい汁」には鶏肉が使われ、東日本のは鮭やいくらが使われるそうです。今では、各地に応じて様々変化していき、それぞれの土地の郷土料理になったようですね。今日は鯖江市で採れた大根・白ネギの他に、ごぼう・人参・油揚げが入っています。みなさん残さず食べましょう。
2017年11月28日火曜日
11月28日(火)
本日の献立です
<献立>
ラーメンスープ
豚肉と野菜の味噌炒め
ラーメン・コーン・ワカメ
揚げシュウマイ チリソースかけ
もやしのゴマ和え
本日の鯖江市産の食材は、「もやし・キャベツ」です。
今日は「揚げシュウマイのチリソースかけ」のシュウマイについてお話します。みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」都会で「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。
今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。
今日のシュウマイにはグリンピースはのっていませんが、揚げてチリソースをかけました。残さず食べましょう。
2017年11月27日月曜日
11月27日(月)
本日の献立です
<献立>
なめこと大根の味噌汁
クリーミーコーンコロッケ ボイルキャベツ添え
絹厚揚げとじゃが芋の煮物
さつま揚げの金平
大豆サラダ
本日の鯖江市産の食材は、「大根」です。
今日はコロッケやサラダ、煮物などの色々な料理に使われているじゃが芋についてお話します。じゃが芋にはいくつもの品種がありますが、よく知られているのが、「メークイン」と「男爵(だんしゃく)芋」ですよね。他にも「きたあかり」や「インカのめざめ」などといった品種もありますが、普段私たちが食べているじゃが芋料理は「メークイン」と「男爵芋」のどちらかが使われていることが多いのです。
例えば、みなさんが大好きなカレーやシチュー、肉じゃがのような煮込み料理にはメークインが適しています。メークインに含まれるデンプンの量が少ないため、加熱しても細胞の形がほとんど変わりません。そのため細胞は崩れにくくてきれいに仕上がります。 また、コロッケやマッシュポテトのように潰して使う料理には男爵芋(だんしゃくいも)が適しています。男爵芋はデンプンの量が多いため、加熱するとデンプンが膨らみ細胞が丸くなります。そのため細胞が崩れやすくなるので、ホクホクとした食感になります。
今日の「じゃがいもの煮物」に使用しているのは「メークイン」です。家庭では普段どちらを使っているか、みなさんもおうちの人に聞いてみてくださいね。
2017年11月24日金曜日
11月24日(金)
本日の献立です
<献立>
打ち豆の味噌汁
福井県産チキンカツ
じゃが芋の田舎煮
キャベツとかぶのサラダ
こっぱなます風
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・玉ねぎ・じゃが芋・かぶ・大根・白菜・白ネギ」、福井県産の食材は、「チキンカツ・打ち豆」です。
今日は福井県内小中学校一斉に実施する「和食の日」です。食材は100%地場産の物を使用しています。
そこで今日は「和食」についてお話しします。和食とは、日本の食材、日本の調味料を使って作った料理のこと。食材にこだわらず、味付けや調理法が日本で発達したもの。などと、今の時代は「和食」と定義づけするのは難しい料理がたくさんあります。例えば、オムライス・カレーライス・ラーメン・・。これらは、他国から入ってきた料理を日本人に合うようにアレンジしたものなのです。
しかし、昔から伝わる和食には、見た目の美しさや季節の表現、年中行事との関わり、そして優れた栄養バランスといった、日本の伝統文化を見直すためには大切なことが込められています。みなさんも改めて「和食」を見直してみましょう。
2017年11月22日水曜日
11月22日(水)
本日の献立です
<献立>
地場野菜の豚汁
福井県産さごしの照り焼き
野菜炒め
吉川ナスフライ
小松菜の和え物
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・もやし・玉ねぎ・小松菜・白菜・人参・大根・さつま芋・吉川ナス」、福井県産は「えのきたけ・さわら・鶏むねミンチ・豚肉」です。
今日は鯖江市の小中学校で、6月と11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。すべての食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。
そこで今日は福井県内で行われている食育についてお話しします。
平成21年に、食育や地産地消の推進に自発的に活動する県民運動を応援する「ふくい食育・地産地消応援団」を結成しました。食品業者をはじめ、みなさんが普段買い物に行くスーパーや、飲食店も参加しているのです。活動の1つとして、地元の食材を使用した商品や献立を提供したり、みなさんにもっと福井の食育について知ってもらおうとイベントを開いたりしています。
みなさんの周りでも色々な事が発見できると思います。興味をもって参加してみましょう。
2017年11月21日火曜日
11月21日(火)
本日の献立です
<献立>
コーンスープ
鶏肉の唐揚げ ブロッコリーゴマ和え
がんもと結び昆布の煮物
塩焼きそば
オレンジ
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ」です。
みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。
2017年11月20日月曜日
11月20日(月)
本日の献立です
<献立>
豆腐とワカメの味噌汁
ハンバーグトマトソース 粉ふきいも
レンコンの金平
シェルマカロニサラダ
ほうれん草と白菜のゴマ和え
本日の鯖江市産の食材は、「白菜・白ネギ」です。
今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、ほうれん草・豆腐・油揚げ・味噌です。今日はその中でも豆腐や油揚げ、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話しします。
大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにしたり、骨量を増やす働きがあるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。
しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。
2017年11月17日金曜日
11月17日(金)
本日の献立です
<献立>
クリームシチュー
ソースメンチカツ ブロッコリーソテー
大根の炒り煮
コールスローサラダ
パイン缶詰
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・大根」、です。
今日は先週にお話した免疫力をアップしてくれる食材以外の、変わった食材をいくつか紹介します。この中にはみなさんが苦手なものや食べた事がないものがあるかも知れませんが、いずれかは口にすると良い食材ばかりなので、覚えておいてくださいね。
まずは、「最強の野菜」と言われる、ニンニク、ニラ、らっきょうです。これらはみんなネギ類に分類され、イオウ化合物という強い刺激臭が免疫力を高めてくれます。海外では毎日ニンニクを丸ごと1個食べる事をすすめている国もあるそうです。
その他には、ショウガ、青じそなどの香味野菜や、バジル、ローズマリーなどのハーブ類は、少量使うだけで料理に風味を加えておいしさを増し、免疫力を高め、抗酸化力を発揮してくれます。
このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。 その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。
2017年11月16日木曜日
11月16日(木)
本日の献立です
<献立>
さつま芋とさつま揚げの味噌汁
タンドリーチキン キャベツカレーソテー
揚げ出し豆腐きのこあんかけ
大根の青じそサラダ
グレープフルーツ
本日の鯖江市産の食材は、「大根・キャベツ・もやし・さつま芋・白ネギ」、 福井県産は「えのきたけ」です。
今日は昨日に引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。
しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。
2017年11月15日水曜日
11月15日(水)
本日の献立です
<献立>
うどんだし
白身魚の天ぷら
さつま芋のかき揚げ
うどん・揚げ煮・ワカメ
金平ごぼう
チンゲン菜のかつお和え
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・さつま芋」です。
今日は免疫力アップの食材でもある「ネバネバ食品」についてお話します。みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?
納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。
2017年11月14日火曜日
11月14日(火)
本日の献立です
<献立>
ワカメスープ
八宝菜
南瓜とちくわの煮物
ほうれん草のナムル
揚げシュウマイ
本日の鯖江市産の食材は、「もやし・白菜・大根」です。
今日からは「免疫力アップする食材」についてお話しします。みなさんは毎日、牛乳以外の乳製品を積極的にとっていますか? 実はヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌は免疫力をアップしてくれるのです。 よくヨーグルトのテレビコマーシャルで、ビフィズス菌やヤクルト菌という言葉を耳にしませんか? これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。
私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。
肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。
市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。
2017年11月13日月曜日
11月13日(月)
本日の献立です
<献立>
大根と油揚げの味噌汁
ハムカツ ボイルキャベツ添え
マカロニミートソース炒め
切干とじゃが芋の煮物
磯辺玉子ロール
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・大根」です。
今日は免疫力アップの食材でもある「野菜類」についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。
それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。
淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があるので、すすんでたくさん食べましょう。
2017年11月10日金曜日
11月10日(金)
本日の献立です
<献立>
じゃが芋とワカメの味噌汁
豚すき焼き風煮
ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)
もやしとウインナーのカレー炒め
二色なます
本日の鯖江市産の食材は、「もやし・大根・白菜」です。
今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも免疫力を低下させてしまうのです。
このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。来週は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。
2017年11月9日木曜日
11月9日(木)
本日の献立です
<献立>
きのこすまし汁
鶏肉の南部焼き キャベツソテー
高野豆腐と人参の煮物
さつま芋サラダ
ホタテ風フライ
本日の鯖江市産の食材は、「さつま芋・白ネギ」です。
今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。
こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。
2017年11月8日水曜日
11月8日(水)
本日の献立です
<献立>
もやしの中華スープ
肉団子の酢豚風
バンサンスーサラダ
枝豆がんもとじゃが芋の煮物
りんご
本日の鯖江市産の食材は、「もやし」、福井県産は「豆腐・えのきたけ」です。
今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩したり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。 また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。
今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。
① たまに立ちくらみがする。
② 下痢や便秘をしやすい。
③ 人ごみに出ると、のどがイガイガする。
④ 普段イライラしやすい。
さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻、のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。
2017年11月7日火曜日
11月7日(火)
本日の献立です
<献立>
白菜と油揚げの味噌汁
さんまの塩焼き フライドポテト添え
大根とこんにゃくのそぼろあんかけ
チンゲン菜ソテー
ナタデココフルーツ
本日の鯖江市産の食材は、「大根・キャベツ・白菜・白ネギ」です。
今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主にさんま・チンゲン菜・味噌に多く含まれています。
今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。
2017年11月6日月曜日
11月6日(月)
本日の献立です
<献立>
ポトフ風スープ
肉じゃがコロッケ ボイルキャベツ添え
青じそとツナのスパゲティ
ブロッコリーサラダ
ごぼうの土佐煮
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ」です。
今日は「ポトフ風スープ」のポトフについてお話します。ポトフはフランスの家庭料理のひとつであり、「火にかけた鍋」という意味で、肉と野菜を1つの鍋で煮込んだシンプルな料理です。よく煮込みことで、たくさんの量の野菜を食べることが出来ます。
また、コンソメで味付けをしてあり、コンソメとは、もともとフランス料理の澄んだ琥珀色(こはくいろ)をしたスープのことを言います。フランス語で「完成された」という意味があるそうで、どんな食材にも合い、煮込めば煮込むほどコクがでます。
今日のポトフはベーコン・キャベツ・・玉ねぎ・にんじんが入っています。みなさん味わって残さず食べましょう。
2017年11月2日木曜日
11月2日(木)
本日の献立です
<献立>
チキンカレー
プレーンオムレツ 小松菜ソテー
海藻サラダ
福神漬け
オレンジ
本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・小松菜・もやし」です。
今日は毎日の給食にほとんど欠かさずに入っている、にんじんについてお話します。にんじんは、カロテンという栄養素を大量に含んでいる緑黄色野菜の王様です。カロテンにはいくつかの種類がありますが、特ににんじんにはβ(ベーター)カロテンが豊富に含まれています。βカロテンは抗酸化作用を発揮して活性酸素による攻撃を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
また血中のカロテン量が多いと、ガンの発生率が低くなると言われており、 すい臓ガン、肺ガンなどの喫煙に関するガンや動脈硬化を抑えるための健康維持に役立ちます。
生で食べるより、油で炒めたりドレッシングと和えたりして、油と一緒に採るとカロテンの吸収率が上がります。今日は小松菜ソテーとチキンカレーに入っています。みなさん、残さず食べましょう。
2017年11月1日水曜日
11月1日(水)
本日の献立です
<献立>
豆腐と油揚げの味噌汁
さんまの蒲焼き
ポテキャベサラダ
丸天と大根の煮物
ほうれん草の彩り和え
本日の鯖江市産の食材は、「大根」です。
みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、大根・人参・れんこん・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。 これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日は、鯖江市で収穫された大根や、にんじん・ほうれん草が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。
2017年10月31日火曜日
10月31日(火)
本日の献立です
<献立>
にゅうめん汁
とり天
かぼちゃの天ぷら
そうめん 刻みアゲ煮 ほうれん草
レンコンのそぼろ炒め煮
ひじきの彩りナムル
今日10月31日は秋の季節のイベントとして楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。
まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。
ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫されるかぼちゃが使われるようになりました。
今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになっています。
2017年10月30日月曜日
10月30日(月)
本日の献立です
<献立>
ワカメスープ
照り焼き豆腐ハンバーグ ブロッコリーソテー添え
ジャーマンポテト風炒め
ごぼうとキャベツのサラダ
みかんナタデココ
今日は「うま味」についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。
旨味は日本人の科学者である、「池田 菊苗(きくなえ)」さんが湯豆腐の昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。
みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。
2017年10月27日金曜日
10月27日(金)
本日の献立です
<献立>
コーンスープ
たっぷりベーコンフライ
キャベツツナソテー
絹厚揚げと結び昆布の煮物
大豆サラダ
バナナ
今日は「キャベツツナソテー」に入っているツナについてお話します。
最近ではサラダやサンドイッチはもちろん、おにぎりやお寿司、さらに炒めものや煮物、和え物 など、さまざまな料理に使われるツナですが、日本で初めてツナ缶が作られたのは昭和4年だそうです。
静岡県の食品会社がアメリカへの輸出用に製造したのが最初で、その後昭和33年に「はごろもフーズ」という食品製造会社が「シーチキン」と名付けることで有名になりました。ツナ缶といえば誰もが「シーチキン」の名を思い浮かべると思いますが、これはツナ缶の総称ではなく商品名なのです。また、シーチキンという名前は、ツナが蒸した鶏肉にそっくりだったことが由来になっているそうです。
ツナ缶には主にマグロやカツオが使われており、缶詰に加工される過程で、これらの栄養成分は失われることなく、ほぼそのまま入っています。なので、脳の働きに作用して記憶力の向上するDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAがたくさん含まれているので、みなさん残さず食べましょう。
2017年10月26日木曜日
10月26日(水)
本日の献立です
<献立>
もやしとさつま揚げの味噌汁
鶏肉のスパイス焼き
粉ふきいも
プチベーコングラタン
切干大根の旨煮
小松菜の磯辺和え
今日は「鶏肉のスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。
世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒(さんしょう)などが旬の香味(こうみ)です。
このようなスパイスは、食材の味を引き出したり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。
2017年10月25日水曜日
10月25日(水)
本日の献立です
<献立>
豚汁
おでん3種類(大根・がんも・ちくわ)
ソース焼きそば
大学いも
キャベツのゆかり和え
今日は「大学いも」についてお話します。
乱切りにしたさつま芋を油で揚げて、水あめや砂糖にからめたものを「大学いも」と言いますが、 なぜこの名前がついたかみなさんは知っていますか?
色々な説があるのですが、大正時代に東京の大学生がこれを好んで食べていたためこの名前が付いたという説や、昭和初期に東京大学の学生が学費を稼ぐためにこれを作って売ったのが名前の由来だと言われています。
どちらにしても、食べ盛りの若い人たちが好んで食べた理由は、さつま芋の栄養価が高く、しかも油で揚げるのでエネルギー量が高く、砂糖でからめるので糖分も豊富であり、栄養価の高い食べ物なので、大人気になったのでしょうね。
みなさんは、色々な食材を残さず食べて丈夫な身体をつくっていきましょう。
2017年10月23日月曜日
10月23日(月)
本日の献立です
<献立>
ミネストローネ
野菜コロッケ ボイルキャベツ添え
大根のオニオンドレッシングサラダ
金平ごぼう
大豆とひき肉のカレー炒め
今日は「大根のオニオンドレッシングサラダ」に使われている玉ねぎの効果についてお話します。
玉ねぎには独特のツンとした香りや辛みがあります。また皮をむいたときや包丁で切ったときに 涙がでますよね。これらはイオウ化合物と呼ばれる成分が原因で、硫化アリルや硫化プロピルというものです。しかしこれらの成分は私たちに大切な効果をもたらしてくれます。
まず、硫化アリルは、消化液の分泌を促して代謝を促進させてくれます。玉ねぎがダイエットにもよいと言われているのは、この代謝促進効果のおかげです。また、ビタミンB1の吸収を助けて疲労回復に役立ち、胃液分泌を促して消化を助けます。そして辛味成分である硫化プロピルは、糖の代謝を促進し、血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病や高血圧などの予防に効果があるといわれます。
このように、玉ねぎには色々な栄養が含まれているので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。
2017年10月20日金曜日
10月20日(金)
本日の献立です
<献立>
クリームシチュー
プレーンオムレツ ケチャップマカロニソテー添え
しらたきとさつま揚げの金平
キャベツサラダ
りんご
今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとかおとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。
りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれたり、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、さらにコーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。
2017年10月19日木曜日
10月19日(木)
本日の給食です
<献立>
さつま汁
サクサクコーンコロッケ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
高野豆腐の玉子とじ
もやしとひき肉のカレーソテー
小松菜の白ゴマ和え
今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、サイコロ高野豆腐・小松菜・白ゴマです。
カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「高野豆腐」や「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンやミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。
天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。今日の「玉子とじ」には高野豆腐が入っています。みなさん残さず食べましょう。
2017年10月18日水曜日
10月18日(水)
本日の献立です
<献立>
なめこと麩のすまし汁
鯖の味噌煮
大野里芋と丸天の煮物
切干大根サラダ
チキンナゲット
今日はこれからの時期が旬の「里芋」についてお話します。里芋にはビタミンB1、B2が豊富に含まれており、血管の余分なカルシウムを取り除いてくれます。また、心臓の筋肉の活動を促進させるカリウムは、芋類の中では多く含まれています。
里芋をむいたときの独特のぬめりは、ムチンという成分によるものです。ムチンは体内でグルクロン酸を作り出して、肝臓や腎臓を丈夫にし、胃や腸の調子を良くしてくれます。
今日の里芋は大野市で作られたものです。大野の里芋は煮崩れにくく、歯ごたえや粘りが良く、全国的にも有名です。みなさん味わって食べましょう。
2017年10月17日火曜日
10月17日(火)
本日の給食です
<献立>
ラーメンスープ
酢鶏
ラーメン・ワカメ・なると
ほうれん草のナムル
パイン缶詰
今日はラーメンの具材としてよく使われる「なると」についてお話します。 なるとは魚のすり身から出来ており、断面が渦巻き模様のかまぼこの一種です。徳島県の鳴門海峡の渦潮にちなんで名づけられたそうです。しかし、全国生産高の約70%を静岡県で生産しているそうです。
なるとの原材料である魚の種類は、スケトウダラ、シログチ、イトヨリダイなどが多く、これらを卵白や食塩などと混ぜて、成型器に入れ、特殊な渦巻き模様を作り出します。
切り口には、一般ではひらがなの「の」の字が描かれていますが、北海道では「つ」の文字をしたなるとがあるそうです。蒸しかまぼこと同じように、白身魚の栄養特徴を持つため、たんぱく質を多く含み、脂質は少ない食品です。
今日のラーメンのもう一つの具のワカメは徳島県鳴門市で獲れたものなので、合わせてスープに入れて残さず食べましょう。
2017年10月16日月曜日
10月16日(月)
本日の給食です
<献立>
白菜と油揚げの味噌汁
メンチカツ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
青じそとツナのスパゲティ
ひじきと大根の炒り煮
チンゲン菜の彩り和え
今日は「白菜と油揚げの味噌汁」に入っている白菜についてお話します。白菜の栄養成分は、キャベツと似ていますが、キャベツに比べて甘みが少ない分、カロリーが少ないのが特徴です。しかし、バランスよく各栄養素を含み白菜1枚中のビタミンCは、みかん1個と同じ量を含んでいます。しかもカルシウムは、牛乳50ml相当もあるそうです。また食事で大量に摂ってしまった塩分を、体外に排泄してくれるカリウムも多く含んでいます。そのため、白菜には風邪の予防効果や、美肌効果、便秘の改善する効果が期待できます。
これからの季節、甘みが増して繊維もやわらかくなります。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。
2017年10月12日木曜日
10月12日(木)
本日の給食です
<献立>
おつゆ麩と大根の味噌汁
さんまの塩焼き 手作り野菜かき揚げ
じゃが芋のそぼろ煮
キャベツソテー
オレンジ
今日は「手作り野菜かき揚げ」に入っている小エビについてお話します。小エビとは体長10cmくらいまでの小さなエビの事をいいます。種類はたくさんありますが、日本で多く食べられているのは、主に素干しにしたサクラエビです。明治時代に、駿河湾でアジ漁に出た漁師が、網に浮きを付け忘れて漁を行ったところ、引き上げた網にびっしりと小エビがついていたことが始まりだそうです。
小エビには、動脈硬化や便秘予防効果のあるアスタキサンチンキチンや不飽和脂肪酸が含まれています。また、疲労回復効果のあるタウリンなど魚介類特有の栄養素も含まれています。特にカルシウム量は煮干しに匹敵するほど多く含まれています。銅や鉄、マグネシウムなども豊富に含んでいるので、骨粗しょう症や貧血予防などに効果的といわれています。
まるごと栄養をとることができるので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。
2017年10月11日水曜日
10月11日(水)
本日の給食です
<献立>
けんちんすまし汁
鶏肉の磯辺揚げ
南瓜とがんもの煮物
ツイストマカロニサラダ 1食用マヨネーズ
中央:りんご缶詰 東陽:パイン缶詰
今日は「けんちん汁」についてお話します。みなさんは、けんちん汁の名前の由来を知っていますか? その昔、中国にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が、豆腐を床に落としてグチャグチャにしてしまい、困っていると、寺の偉いお坊さんが、壊れた豆腐と野菜を煮込み、とてもおいしい「建長寺汁」を作ってくれたそうです。
「建長寺」を中国語読みすると、「ケンチャンスー」になります。その「ケンチャンスー」が「ケンチンジル」になまって名づけられたそうです。ちなみにまんじゅう、そば、うどんなども中国から来たお坊さんによってもたらされたものです。仏教だけではなく、色々なものが大陸から渡って来たのですね。
けんちん汁は地域によっては味噌で作ったり、すまし汁として作ったりと色々あるそうです。今日は豆腐、油揚げ、白菜、ごぼう、人参が入ったすまし汁です。みなさん残さず食べましょう。
10月10日(火)
本日の給食です
<献立>
ポトフ風スープ
煮込みハンバーグ ブロッコリーコンソメ煮
根菜の炒り煮
俵コロッケ
ほうれん草の黒ゴマ和え
今日は「ポトフ風スープ」に入っているウインナーについてお話します。みなさん「ソーセージ」と「ウインナー」の違いって何か知っていますか?
ソーセージは豚肉などの肉をミンチにして味付けをした上で、動物の腸に詰めたものをいいます。そして昔は何の腸に詰めるかによって呼び方が違ったそうです。例えば、羊の腸に詰めると「ウインナーソーセージ」と呼び、今では太さが20ミリ未満のものをいうそうです。また、豚の腸に詰めたものを「フランクフルトソーセージ」と呼び、太さが20ミリから36ミリのものをいいます。そして牛の腸に詰めたものは「ボロニアソーセージ」と呼ばれ、36ミリ以上の太さをしています。しかし、詰める中身はほとんど同じだそうで、太さだけで名前が変わってくるのです。
今日のスープには一番小さい太さのウインナーが入っています。みなさんも色々なソーセージを探してみてくださいね。
2017年10月6日金曜日
10月6日(金)
本日の給食です
<献立>
ポークカレー
かぼちゃコロッケ ブロッコリーかつお和え
キャベツマカロニサラダ
福神漬け
グレープフルーツ
今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。
1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。
もう1つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。
2017年10月5日木曜日
10月5日(木)
本日の給食です
<献立>
豆腐と油揚げの味噌汁
鶏肉の照り焼き もやしソテー添え
ハートオムレツ きのこデミソースかけ
大根の炒り煮
大豆とさつま芋のゴマからめ
今日は「きのこデミソース」のデミグラスソースについてお話します。
デミグラスソースは、西洋料理で使われる基本的なソースの1つで、ブラウンソースともいい,茶色くてとろりとしています。デミはフランス語で「半分」、グラスは通常は「氷」と言う意味ですが、料理の名前に使ったときは「煮こごり」または「煮詰める」という意味になります。そのためデミグラスソースとは「半分まで煮詰めた濃厚なソース」という料理です。1900年代初めにフランス料理のシェフが使い始めたと言われています。
日本には明治時代に伝えられ、今ではハンバーグやハヤシライス、ビーフシチューなどに使われるソースとして愛されてきました。今では発祥の地のフランスではほとんどデミグラスソースを使われることがなくなり、日本独自のものになったそうです。
今日はハートのオムレツに玉ねぎとしめじが入ったデミグラスソースがかかっています。残さず食べましょう。
2017年10月4日水曜日
10月4日(水)
本日の給食です
<献立>
玉子の中華スープ
エビグラタンフライ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
麻婆豆腐
もやしのナムル
小松菜ソテー
今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、豆腐・小松菜・白ゴマです。
カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンやミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。
天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。 みなさんも乾物をすすんで食べるようにしましょう。
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