今日は、「花粉症にかかりにくくする食生活」についてお話します。一番大切なのは、アレルギー反応を起こさない抵抗力のある身体をつくる事です。ただし、あまり神経質になりすぎると、ストレスもアレルギーの原因の一つと考えられているので、いくつかポイントをあげてみましょう。まずは季節に合った野菜などで食物繊維をたっぷり摂りましょう。ただし、生野菜は、思ったより量が食べられず、食べ過ぎると体を冷やしやすいので、温野菜を積極的に食べましょう。免疫力を高めるビタミンやミネラルを摂ることができます。また、白砂糖でできたクッキーやケーキなどの洋菓子、炭酸飲料や清涼飲料水などは炎症反応を強くする作用があるので、できるだけ摂りすぎないようにしましょう。そして、身体を温めてくれる食材を食べましょう。穀類ではもち米、とうもろこし、イモ類ではじゃが芋、さつま芋、野菜類では大根、人参、玉葱、カボチャがおすすめです。このようにバランスよく色々な食材をたべて身体のリズムを壊さないようにしましょう。
2025年2月5日水曜日
2025年2月4日火曜日
2月4日(火)
本日の給食です
<献立>
コーンスープ
鶏肉の磯辺揚げ
ビーフンのカレー炒め
キャベツともやしのゴマ和え
いちごダイスカットゼリー
これからの季節、暖かくなり花粉がちらほら飛び始め、花粉症で大変な人も多いのではないでしょうか。 花粉症になっていない人は予防するためにも、今日から3日間は、花粉症のしくみや対策の食材についてお話しします。まず、花粉症とはどういったものなのでしょうか。からだに侵入した花粉を敵だと認識して、その敵に対応する反応が過敏な体質の人に起こりやすく、特にアレルギー体質の人がなりやすいと言われています。花粉を体内に取り込んだ時につくられる反応物質が徐々に蓄積され、ある量に達すると、「花粉症」としてアレルギー症状が現れるようになります。そのため、今までは花粉症でなかった人でも、ある年から急に症状がでてきます。また、生活習慣や住環境、食生活などによっても起こりやすく、昔に比べて花粉の量も増えています。排気ガスなどに含まれる物質も花粉症を引き起こすそうです。明日は花粉症にかかりにくくする食生活についてお話します。
2025年2月3日月曜日
2月3日(月)
本日の給食です
<献立>
打ち豆入りコンソメスープ
ハンバーグ デミグラスソースかけ
青じそとツナのスパゲティー
切干大根の旨煮
菜の花のしらす和え
今日2月3日は「立春の日」です。大寒の1月20日から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、まだまだ冬真っ只中ですが、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、日中の日差しに春の気配を感じ取ることができます。また「節分の日」というのは、もともと季節の変わり目をあらわす立春、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)のそれぞれの前日を言い、年に4回あります。しかし、現在では立春の前日のみを「節分の日」と呼ぶようになりました。そのため今年は、昨日2月2日が「節分の日」でした。「節分の日」は縁起の良いものを食べて、夜には豆まきをして悪魔払い (あくまばらい)をするのが日本での習慣です。そして立春がすぎると、少しずつ温かくなり、ふきのとうや菜の花、新キャベツがおいしい季節になります。今日はコンソメスープに打ち豆が入っています。また、菜の花の和え物で、みなさんも春を感じてくださいね。
2025年1月31日金曜日
1月31日(金)
本日の給食です
<献立>
カレーうどんのだし(豚肉入り)
白身魚の天ぷら さつまいもの天ぷら
うどん
バンバンジーサラダ
ひじきと打ち豆の煮物
ミルメーク(ココア)
今日は体を温めてくれる食事についての大切なポイントを3つお話します。まず1つ目は、「白より赤・茶・黒!」です。これは色の濃い食品は体を温めてくれるので、すすんで食べましょうという意味です。砂糖より黒糖、白米より玄米、うどんよりそばを食べた方が体を温めてくれます。2つ目は、「軟らかいより固い!」です。これは軟らかい食べ物より固い食べ物の方が体を温めてくれるという意味です。パンより米、まんじゅうよりもせんべい、葉野菜より根菜類がおすすめです。そして3つ目は、「笑顔で楽しく感謝して!」です。これはもうみなさんは出来ていますよね。食事の時間はみんなと笑顔で楽しく食べることで、消化も良くなり体もポカポカしてきます。また、色んな人たちが給食に関わっていることを忘れずに残さず食べる事で、バランスよく栄養を吸収することが出来ます。これらの事に気をつけて、病気を吹き飛ばす身体を作っていきましょう。
2025年1月30日木曜日
1月30日(木)
本日の給食です
<献立>
キャベツとしめじの味噌汁
牛肉コロッケ 1食用中濃ソース
マカロニミートソース炒め
高野豆腐の玉子とじ
ブロッコリーのゆかり和え
今日は体温の変化と学力にも深いつながりがあるということで、「体温とテストの点数の関係」についてお話します。みなさんは毎日、朝ご飯をしっかり食べていますか?実は朝食を食べているかいないかでテストの成績も大きく変わってくるのです。ではなぜ朝食を食べないと成績が下がるのでしょうか?その理由の1つに、朝食を満足に食べないのは夜型人間に多いということがあります。朝型人間と夜型人間には体温変動の違いがあり、朝型人間は起床時の体温が比較的高く、午前中早い時間に急速に体温が上がります。そのため、朝から頭の回転が良く、前日に理解した事や暗記した事を思い出しやすくなります。 しかし夜型人間は起床時の体温が低く、午前中の体温は低いままで昼近くになってようやくエンジンがかかり、またその日の夜半まで体温は高くて眠れなくなってしまうのです。そのため、せっかく勉強したことを思い出すのに時間がかかり、テストの時間に実力を発揮できなくなってしまうのです。早寝早起きをする!朝ごはんをしっかりたべる!まずはこれをきちんと守ればテストの点数も変わってくるはずです。もう一度今までの生活のリズムを見直してみましょう。
2025年1月29日水曜日
1月29日(水)
本日の給食です
<献立>
わかめスープ
八宝菜
アメリカンドッグ ケチャップ添え
シェルマカロニサラダ
うの花の炒り煮
みなさんは普段、体温はどれくらいありますか?ちゃんと36度以上はありますか? 実は36度未満は「低体温」と言われ、体温が低いと身体に色んなトラブルが起きてきます。人の体温は朝が一番低く、午後から夕方にかけて高くなるという変動を繰り返し、その変動幅は1℃以内が普通と言われています。また、日ごろからの食事の内容によっても変化するのです。例えば、みなさんは夜遅くまで起きていて寝不足になったり、朝ごはんを食べない日が続いたり、テレビを見たりゲームをする時間が増えて運動不足になっていませんか?実はこれらの生活習慣の乱れや睡眠リズムのずれによって、自律神経の働きがうまく機能しなくなり、それまで反射的に行われてきた体温調整ができにくくなります。また白砂糖がたくさん入った甘いお菓子や、食品添加物が含まれるインスタント食品も体温を下げる食品といわれているので、みなさんも普段の食生活を見直してみましょう。
2025年1月28日火曜日
1月28日(火)
本日の給食は岡山県の郷土料理献立です
<献立>
麩と法連草の味噌汁
岡山デミカツ
コールスローサラダ 1食用フレンチドレッシング
七福煮なます
白桃ダイスカットゼリー
今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は岡山県にまつわる献立です。みなさんは岡山県といったら、どんな食べ物が思いつきますか? 白桃やぶどうなどのフルーツや、昔ばなしの「桃太郎」のイメージで、きびだんごを思い出す人も多いと思います。岡山県は瀬戸内海と中国山地に育まれた温暖な気候で、「晴れの国」と呼ばれるほど晴れの日が多い県で、お米作りも盛んに行われています。岡山県のご当地グルメとして愛されている「デミカツ丼」は、トンカツにデミグラスソースをかけた丼ぶりのことを言いますが、岡山県出身の料理店主が、東京のホテルで洋食の修行中に考案して、岡山に帰って広めたのが始まりだそうです。今日は保温ボックスに入った温かいデミグラスソースを副食箱のトンカツにかけて、いつもとは違った岡山の味を味わってみましょう。また岡山県のお正月では、めでたい七福神にちなんで七種類の具材で作った「七福煮なます」を食べます。みなさんの新年の幸せを願って、残さず食べましょう。
2025年1月27日月曜日
1月27日(月)
本日の給食です
<献立>
豆乳野菜スープ
ハンバーグ トマトソースかけ
大学いも
法連草と鶏ささみソテー
切干大根のはりはり漬け
今日は「はりはり漬け」についてお話します。「はりはり」とは切干大根の女房詞(にょうぼうことば)ともいいます。女房詞とは、室町時代に宮中に仕える女房がつくった言葉で、今の田楽を「おでん」、水のことを「おひや」と言っていたように、現代にも残ることばが色々あります。そのため、切干大根を醤油に漬けたものを「はりはり漬け」といい、食感や歯ごたえが「はりはり」という音がしたからとも言われています。今でいう「ぽりぽり」に近い表現なのでしょうね。今日は切干大根と人参と刻み昆布を合わせたものです。切干大根には食物繊維やカリウム・カルシウムが豊富に含まれています。生の大根に比べて食物繊維とカリウムは15倍、カルシウムは20倍も含まれています。まだまだ寒い日が続くので、はりはり漬けを残さず食べて、食べ物パワーで元気に過ごしましょう。
2025年1月24日金曜日
1月24日(金)
本日の給食です
<献立>
麩と玉子の中華スープ
酢鶏
春雨中華風サラダ
麻婆じゃがいも炒め
みかん
今日は「酢鶏」に使われているお酢についてお話します。お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があります。疲れた時にはしっかりと食べて栄養を取らなければいけないのに、なぜか食べられないときがありますよね。そんなときにお酢をちょっと加えれば、その酸味が臭覚と味覚を刺激して、食欲がわくようになります。また、その酢酸の酸味が、だ液や消化液の分泌を良くするので、消化吸収を良くしてくれます。今日の甘酢あんかけのように糖分と一緒に取ることで、疲労回復を高めることが出来るので、勉強や部活で疲れた後は特におすすめです。今日は鶏肉と一緒に玉ねぎと人参とチンゲン菜が入っています。みなさん残さず食べましょう。
2025年1月23日木曜日
1月23日(木)
本日の給食です
<献立>
野菜たっぷり肉団子の味噌汁
キーマカレーコロッケ
豚しゃぶサラダ 1食用ゴマドレッシング
乱切レンコンと大豆の炒り煮
ナタデココフルーツ
今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。 主に鉄分の多い食材は、ミートボール・大豆・味噌・キーマカレーコロッケです。4月から毎月、鉄分・カルシウムといったみなさんの身体に大切な栄養素について色々なお話をしてきました。そして今のみなさんにはどれだけこれらの栄養素は大切なものかということが分かってきたと思います。しかし、最近は栄養補助食品という不足した栄養を補えるという商品が増えています。ドラックストアーにいくと、色々なサプリメントが置いてありますよね。しかし、これらは成長期であるみなさんにとって本当に必要なものなのでしょうか?例えば、鉄欠乏によって現れる貧血の大きな原因は、これまでの食生活の積み重ねです。いくら有効的にサプリメントで栄養をとっても、これだけでは改善できないのです。なので、鉄分を多く含む食材はもちろん、その吸収を助けてくれる肉や魚・豆腐などの良質たんぱく質や、野菜や果物に多く含まれるビタミンCなどをバランスよく摂れる食生活を心がけていきましょう。
2025年1月22日水曜日
1月22日(水)
本日の給食です
<献立>
ポタージュスープ
鶏肉の南部焼き
ジャーマンポテト
金平ごぼう
法連草の海苔和え
今日も昨日に続き、福井県の郷土料理についてお話します。みなさんは、「すこ」という料理を聞いたことはありますか?お正月におせちとして、赤い棒状で歯ごたえがシャキシャキしている酢の物を食べた人もいると思います。これは里芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢のパワーによって、ずいきそのものの鮮やかな赤色がでるそうです。昔から、「古い血を洗う」効果があると言われていて、鉄分やカルシウムを多く含みます。また、この時期にコタツに入って食べる物で、みかん以外に何を思い出しますか?冷たく冷やした「水羊かん」がありますよね。ほとんどの地域では夏に食べる事が多いのに、福井では冬に食べる習慣があります。福井の水羊かんは、丁稚羊羹(でっちようかん)とも言われます。隠し味で黒糖を使っていることが多く、添加物を一切使用していません。そのため冷蔵庫がない時代、少しでも日持ちがするように冬の時期に作られていたそうです。
2025年1月21日火曜日
1月21日(火)
本日の給食です
<献立>
生姜みそおでん
チーズはんぺんフライ
ビーフンの五目炒め
ごぼうのツナサラダ
パイン缶詰
今日は福井の郷土料理の1つでもある「おろしそば」についてお話します。去年の大晦日に年越しそばとして、おろしそばを食べた人も多いのではないでしょうか。福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、昭和22年以降になります。昭和22年10月、昭和天皇が福井に来られた際、2杯ものおろしそばを召し上がられました。その後、皇居に戻られた後、召し上がられたおろしそばを懐かしく思い、「越前のそばは大変おいしかった」という天皇のお言葉から広がったそうです。そばは、大根おろしと一緒に食べることで、ビタミンのバランスがとれ、相乗効果があります。解毒作用、消化促進が期待でき、カロリーも少ないので、生活習慣病予防にも最適です。みなさんもぜひ食べてみましょう。 明日は今の時期に暖かい部屋で食べるとおいしい「水ようかん」と、最近ではあまり聞き馴染みがないかもしれない「すこ」という福井の郷土料理についてお話します。
2025年1月20日月曜日
1月20日(月)
本日の給食です
<献立>
大根となめこの味噌汁
さんまの蒲焼き
塩焼きそば
ブロッコリーカニカマサラダ
厚焼玉子
今日は福井の冬に重要な保存食とも言われている「へしこ」についてお話します。へしこは、サバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬け込んで作られます。魚を樽に漬け込むことを福井の方言で「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ばれるようになったそうです。発酵食品である「へしこ」は、ミネラルやアミノ酸をバランスよく含む健康食品でもあります。鯖などの青魚に含まれるDHAや、糠に含まれるビタミンなども、体によい影響を与えてくれます。また、加工前の鯖に比べて「へしこ」は、アミノ酸が2.5倍、ペプチドは5倍もの量になります。この大量のペプチドが血圧上昇を抑える働きをしてくれます。そのことを裏付けるように、長年へしこを食べている福井の人々は血圧の問題を抱えている人が少ないそうです。福井の郷土料理のへしこは健康長寿にも効果的だったのですね。 明日は「おろしそば」についてお話します。
2025年1月18日土曜日
1月17日(金)
<献立>
打ち豆の味噌汁
手作りソースチキンカツ
ナポリタンスパゲティー
ひじきサラダ
バナナ
今日は福井の名物料理とも言える「ソースカツ丼」についてお話します。一般的に「カツ丼」といったら、揚げたカツを卵でとじたものを想像する人が多いのですが、私たち福井県民はソースにつけたカツをご飯にのせてある「ソースカツ丼」を思い出す人も多いと思います。実はこの食文化は主に福井県だけで根付いているそうです。ソースカツ丼の歴史は大正時代までさかのぼります。福井県出身の高畠増太郎さんという人が、ドイツで料理研究をした後に日本人が喜ぶ味になるように工夫して、東京で開かれた料理発表会で初披露したのが「ソースカツ丼」と言われています。その後に、福井県に持ち帰り「ヨーロッパ軒」というお店で始め、福井県内で広がりました。今では福井県の名物料理となって他の県からも食べに来る人もいるほどだそうです。給食では毎月1回ほど、今日のように鶏肉や豚肉に衣をつけて揚げたものをソースカツにして提供しています。みなさんも色々なソースカツを食べてみましょう。来週は「へしこ」や「おろしそば」、「水ようかん」についてお話します。みなさんも身の回りの福井名物料理を探してみてくださいね。
2025年1月16日木曜日
1月16日(木)
本日の給食です
<献立>
ワンタンスープ
アジの竜田揚げ
ポテトサラダ 1食用マヨネーズ
ビビンバ風炒め
温州みかんのダイスカットゼリー
今日は月に1度のカルシウム豊富な「歯っぴー献立の日」です。主にあじ・法連草に多く含まれています。みなさんは、「イライラしているね。カルシウムが足りないんじゃない?」と、いわれたことはありませんか? 脳や神経の興奮を静め、精神を安定させるといわれているカルシウムは体内で精神安定剤の働きをしてくれます。そしてそのカルシウムを手軽に摂るには、普段みなさんが飲んでいる牛乳が最も適しているのです。100g中に110mgものカルシウムを含んでおり、牛乳に含まれるアミノ酸は、神経伝達物質セロトニンの原料にもなります。セロトニンは、気分を安定させ、不眠解消にも役立ちます。ストレスでイライラしがちな人、よく眠れない人は、温かいミルクを飲むようにしてみましょう。
2025年1月15日水曜日
1月15日(水)
本日の給食です
<献立>
厚揚げとじゃが芋の味噌汁
すき焼き風煮
北海道カップグラタン
もやしの塩昆布和え
チキンナゲット
今日は「厚揚げとじゃがいもの味噌汁」の厚揚げについてお話しします。みなさんは知っていましたか?私たちが住んでいる福井県は、厚揚げやがんもどきなどの、油揚げ類の一世帯あたりの購入額が、全国1位と言われています。もともと浄土真宗の信仰が強い福井県では、昔から行事やお祝い事があれば、昼食時には油揚げ料理が添えられていたそうです。また、分厚い油揚げを焼いて、大根おろしと醤油をかける食べ方は、福井県ならではの料理です。その他、今日のような味噌汁や煮物、炒め物、炊き込みごはんなど、あらゆる料理に使うことができるので、私たちにとってはなくてはならない食材です。油揚げは豆腐を切って油で揚げたものなので、大豆由来の成分はほぼ変わらず、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。みなさんも残さず、すすんで食べるようにしましょう。
2025年1月14日火曜日
1月14日(火)
本日の給食です
<献立>
コーンスープ
ソースメンチカツ
カリフラワーサラダ
刻み昆布とさつま揚げの炒り煮
黄桃缶詰
今日は今後受験を受ける人も、これからの学校生活で大切な試験がある人のためにも、「試験に勝つための前日の食事術」を3つお話します。まず1つめは、「眠りにつく3時間前には夕食を済ませましょう」食べたものをすっきりと消化して、睡眠するために、時間のゆとりをもって夕食を食べるようにしましょう。2つめは、「胃腸に負担がかかるものは控えましょう」試験前日は緊張やプレッシャーから消化・吸収機能がいつもより低下していることがあるので、脂の多い肉や魚、揚げものは避けた方が良いでしょう。生ものや刺激の強い香辛料や、あまり普段食べ慣れていないものもやめておきましょう。そして3つめは、「炭水化物とビタミンをしっかり取りましょう」炭水化物はエネルギー源となり、ビタミンは身体の調子を整えてくれます。ご飯などの主食と、野菜や果物などのビタミン源をいつも以上にしっかり取りましょう。
1月10日(金)
本日の給食です
<献立>
ポークカレー
照り焼き豆腐ハンバーグ
マカロニキャベツサラダ
法連草コーンソテー
りんご
昨日に引き続き、今日は、受験生のみなさんのために試験当日の昼食の取り方についての大切な2つのポイントをお話します。1つ目は、「腹持ちが良いものを食べよう!」そして2つ目は「良く噛んで食べるものを選ぼう!」です。そしてこの2つのポイントに合った食べ物があるので、それも最後に紹介したいと思います。午前中の試験が終わり、ほっと一息つきたいところですが、また午後からの試験に備えなければいけません。実は昼休みの食事は、午後の試験の結果を左右してしまうほど大切です。まず、そのためには腹持ちの良い「ご飯」を中心に食べましょう。パンや麺類は消化吸収が良いので、食べた後すぐに運動をするときは最適ですが、じっとイスに座って集中してエネルギーを使う時にはおすすめできません。また、よく噛む必要のあるものを食べることで、眠気が吹き飛び、脳が活発になるので、「のり巻き」がおすすめです。のり巻きにはかんぴょうや玉子、きゅうり、椎茸といった色々な食材が入っており、バランスよく食べることができます。しかもよく噛まなければ飲み込むことができません。噛むことで心もリラックスして頭も働いてくるので、みなさんも試してくださいね。
2025年1月9日木曜日
1月9日(木)
本日の給食です
<献立>
醤油野菜ラーメンスープ
春巻き 揚げシュウマイ
ラーメン
チンジャオロース
ブロッコリーのしらすゴマ和え
1月も1週間が過ぎ、受験生にとっては大切な時期に突入しました。今日はそんな3年生のみなさんや、これからに向けて1・2年生のみなさんのために、試験当日の朝食の取り方について、大切な2つのポイントをお話します。1つ目は「糖質を中心に、脂っこい物はとらない!」2つ目は「ご飯の代わりにそばを食べよう!」です。それぞれのポイントにはちゃんとした理由があるのですよ。まず私たちの体は、寝ている間は体温が低くなっています。しかし朝起きて、朝ごはんを食べることにより体温を上げることができます。そのときに朝から菓子パンやピザ、カップラーメンなどの油脂分が多い物を食べてしまうと、体はいつまでたっても言うことを聞いてくれません。脳へのエネルギー源は唯一、ブドウ糖だけです。余分なものが含まれてないご飯を食べて、脳を働かせると、やる気や集中力が出て、良い結果を導くことができます。また、炭水化物でも大切な試験当日は、「そば」を食べることをおすすめします。そばにはイライラ感や不安な気分を静めてくれるビタミンBや記憶力を向上させてくれるルチンという栄養素がたくさん含まれています。のどごしも良く、あっさりしているので、食欲の出ない朝にはそばを食べて試験を乗り切りましょう。
2025年1月8日水曜日
1月8日(水)
本日の給食です
<献立>
カブのコンソメスープ
鶏肉の旨辛唐揚げ
根菜のおかか煮
大豆サラダ
わらびもち(きな粉)
みなさんは元旦の朝にお雑煮は食べましたか? お雑煮は、室町時代に正月の祝いの膳(ぜん)として武家社会で食べられており、それが江戸時代頃から庶民の間にも普及されるようになりました。「雑煮(ぞうに)」は「雑多(ざった)に色々煮る」と言う意味で使われ、地域や各家庭により様々な作り方があります。例えば、角餅か丸餅か、餅を煮るか焼くか、汁はすましか味噌かで分かれてきます。福井県は丸餅を煮て、具材をほとんど入れずに「合わせ味噌」で食べる家庭が多いですよね。 また、毎年1月11日は「鏡開きの日」と言われています。鏡開きとは、旧年の無事を神様に感謝しながら、お正月に神様に供えた鏡餅をいただく儀式です。実際にはお餅を「切る」わけですが、縁起を担いで開運の意味も込めて「開く」という言葉を使います。そのためお餅を食べた者には、力を授けられるといわれています。神様へのお供え物をいただくことによって、1年の家族の無事息災が約束されるという意味もあるそうです。