2025年10月21日火曜日

10月21日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 酢鶏(黒酢風あんかけ)

 刻み昆布とじゃが芋の五目煮

 もやしのナムル

 こんにゃくのおかか煮


今年もあと2ヶ月近くになりました。これからの寒い時期、体調を崩しやすくなり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。

      たまに立ちくらみがする。

      下痢や便秘をしやすい。

      人ごみに出ると、のどがイガイガする。

      普段イライラしやすい。

 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。


2025年10月20日月曜日

10月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ABCマカロニスープ

 ハンバーグデミグラスソースかけ  

 フライドポテト添え

 北海道カップグラタン

 ひじきと大根の炒りに

 黄桃缶詰


 本日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。 主に「グラタン・小松菜」に多く含まれています。みなさんは、カルシウムを効率よく摂取するには、食事だけではなく、体を動かすことが大切なことを知っていましたか?ウォーキングなどの適度な運動によって酸素が活発に体に取り入れられ、新陳代謝が高まります。そのため血液の流れる量が増え、カルシウムやたんぱく質などがより多く骨に運ばれるのです。また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは日光に当たることで皮膚の下で作られます。そのため天気の良い日は積極的に外へ出ることをおすすめします。骨を強くするためには、カルシウムはもちろん、魚類やきのこに多く含まれるビタミンDや、大豆製品や海藻類に多く含まれるマグネシウムを積極的にとり、太陽の下で体を動かすことが大切だということを、 みなさんも意識していきましょう。


2025年10月17日金曜日

10月17日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 厚切りハムカツ

 根菜の炒り煮

 ブロッコリーサラダ

 ミートボール



 今日はこれからの季節においしくなる根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか?体を温めてくれる食品は、大根、にんじん、ごぼう、生姜など、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンC、Eや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。今日の炒り煮には大根とごぼう、にんじんが入っています。みなさん残さず食べましょう。


2025年10月16日木曜日

10月16日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 カレーうどんだし

 鶏肉の天ぷら  さつま芋の天ぷら

 うどん

 キャベツのゆかり和え

 オレンジ


 今日は「キャベツのゆかり和え」のゆかりについてお話します。みなさんは「ゆかり」という商品を知っていますか?ある食品会社が1970年に発売したふりかけですが、呼び名には由来があるそうです。平安時代に作られた、古今和歌集の一首で、「ご縁(えん)」のあるものを、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草についてうたわれているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。それを赤しそを使った商品が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名したそうです。 原料となる「赤しそ」はα(アルファー)リノレン酸という必須脂肪酸が含まれ、ガンやアレルギーを予防する効果があると言われています。また、しその香りの成分、ペリルアルデヒドには、強い防腐作用があり、食中毒を防いでくれます。今日はゆでたキャベツにゆかりを和えました。みなさん残さず食べましょう。


10月15日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 豚すき焼き風煮

 ジャーマンポテト

 ごぼうと豆のサラダ

 法連草と切干大根のゴマ和え



 今日は「すき焼き」にまつわる歴史についてお話します。「すき焼き」は江戸時代から人々に食べ伝えられてきたと言われます。しかし、明治時代以降は仏教の影響で、肉を食べる事を禁じられてしまいました。実際は、鳥や鹿など野生の動物は「薬になる」と言っては、こっそり食べていたそうです。ですがさすがに獣(けもの)の肉を家の中で、普段使っている鍋で調理するにはかなりの抵抗があったようです。 そのため当時は、鍋の代わりになる物として、畑を耕す農具として使っていた鋤(すき)の金属部分を火にかけて、その上で肉や魚、豆腐などを焼いて食べたのが、すき焼きの始まりになったそうです。今日のすき焼き風煮は豚肉の他に、白菜・玉ねぎ・にんじん・ねぎ・ふ・しらたきが入っています。みなさん、残さず食べましょう。


2025年10月14日火曜日

10月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 肉じゃがコロッケ

 塩焼きそば

 大野里芋と絹厚揚げの田楽味噌かけ

 フルーツ杏仁


 今日は「大野の里いもと絹厚揚げの田楽」の田楽についてお話します。みなさんはなぜ「田楽」というのか知っていますか?時代は平安から鎌倉時代にまでさかのぼります。その頃、農村では田植えや祭りなどの時に、田んぼで太鼓に合わせて踊る風習がありました。これらを「田楽踊り」と呼んでおり、田楽法師は白い袴(はかま)をはき、その上に色のついた上着をはおり、単に踊るだけではなく、竹馬のような一本棒にのってピョンピョンはねて踊っていたそうです。 ちょうどこの田楽法師の衣裳と、白い豆腐に色の付いた味噌をつけて食べる串焼きが、そっくりなところから、人々は豆腐の串焼きのことをいつしか「田楽豆腐」、略して「田楽」と呼ぶようになったそうです。今日は今が旬の大野の里芋と絹厚揚げに甘めの味噌を添えました。みなさん残さず食べましょう。


2025年10月10日金曜日

10月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 春巻き  揚げギョウザ

 角天と三角こんにゃくの煮物

 さつま芋サラダ

 切干大根のハリハリ漬け


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に春巻き・豆腐・切干大根に鉄分が豊富に含まれています。みなさんの年齢は男子、女子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。それは「ドライフルーツ」です。レーズンやプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mgと4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。


2025年10月9日木曜日

10月9日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 吉川ナス入りみそメンチカツ

 ロングウインナー

 じゃが芋の田舎煮

 小松菜の塩昆布和え

 みかん


 今日は「令和7年度ふくいの食育推進事業」の一環として、普段の給食に、福井県でとれた食材を1つ付け加える「プラスワン」給食です。プラスされた福井県の食材をきっかけにして福井の自然や歴史、伝統文化や産業など、地域のことを楽しく食べて学ぶ取り組みです。 プラスワンとしてつけ加えられるデザートやおかずは、福井県や鯖江市からの補助を受け、10月から3月までの間に6回提供します。今月の第1回目は、「吉川ナスのメンチカツ」です。今日はその吉川ナスの歴史や伝統についてお話します。吉川ナスは1000年以上の歴史があり、吉川村を中心に作られてきました。吉川ナスは昔の育て方がそのまま伝わっており、伝統を大切にしているので改良がされていません。そのため育てるのが難しく、2009年には育てる農家が1軒まで減りました。ついに生産が途絶えかけたとき、「このまま失ってはいけない!」と農家の方々が「伝統野菜を育てる会」をつくりました。たった1人で吉川ナスを守り切れなくなった最後の農家の奥さんから吉川ナスを3個譲り受け、種を取って育てました。始めのうちは400個ほどしかできませんでしたが、色々な工夫を重ね、今では約7万個近くの量が出荷できるようになりました。そして、地域との結びつきの深さや、高い品質の評価があることから、2016年に伝統野菜として全国で初めてGI(地理的表示保護制度)に登録されました。今日は吉川ナスが食べやすくなるように味噌を入れたメンチカツです。みなさん、生産者の方たちに感謝して残さず食べましょう。



2025年10月8日水曜日

10月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ

 ナポリタンスパゲティー

 ごぼうとキャベツのサラダ

 ほたて風フライ



 今日は「ポトフ風スープ」のポトフについてお話します。ポトフはフランスの家庭料理のひとつであり、「火にかけた鍋」という意味で、肉と野菜を1つの鍋で煮込んだシンプルな料理です。よく煮込みことで、たくさんの量の野菜を食べることが出来ます。また、コンソメで味付けをしてあり、コンソメとは、もともとフランス料理の澄んだ琥珀色(こはくいろ)をしたスープのことを言います。フランス語で「完成された」という意味があるそうで、どんな食材にも合い、煮込めば煮込むほどコクがでます。今日はじゃがいも・玉ねぎ・にんじん・小松菜が入っています。みなさん味わって残さず食べましょう。


2025年10月7日火曜日

10月7日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 鯖の照り焼き

 じゃが芋と小松菜のそぼろあんかけ

 イタリアンサラダ

 ナタデココパイン


 今日は「イタリアンサラダ」に入っているカリフラワーについてお話します。カリフラワーはブロッコリーと同じくキャベツや白菜、菜の花などの仲間で、アブラナの一種です。ブロッコリーが緑黄色野菜なのに対し、カリフラワーは 淡色野菜になります。一般にカリフラワーは白いというイメージがありますが、近頃は紫色の「バイオレットクイーン」や、オレンジ色の「オレンジブーケ」などのカラフルなものがお店で見られるようになってきました。疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果があるビタミンCや、とり過ぎたナトリウムを排泄する役割があるカリウムが豊富に含まれています。今日は枝豆とコーンとカニカマと一緒にイタリアンドレッシングで和えました。みなさん残さず食べましょう。


2025年10月6日月曜日

10月6日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 生姜味噌おでん

 チーズはんぺんフライ

 キャベツカレーソテー

 ミニオムレツ  ケチャップ添え

 ブロッコリーのかつお和え



 今日は「生姜味噌おでん」に使用している生姜についてお話します。みなさんは生姜を口にする機会はありますか?魚料理などの臭みを取るためや隠し味に使用したり、豆腐やそうめんの薬味として登場しますが、辛いというイメージがあると思います。しかし、そのほかにも生姜に含まれている「ジンゲロール」という栄養成分には色々な効果や効能があるのです。例えば、味覚を刺激して交感神経を活性化させ、脂肪を盛んに燃焼させます。そのため体を温めたり、血行をよくしたり、熱を下げるといった体の調整を助けてくれる効果があります。しかも強い殺菌力があり食中毒の予防も期待できます。今日は大根・にんじん・じゃがいもと一緒にちくわとがんもどきを、味噌おでん風に煮込みました。みなさん残さず食べましょう。


10月3日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 手作り白身フライ

 海藻サラダ

 福神漬け

 りんご



 今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとか、おとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれて、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが、実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、コーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。


10月2日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 八宝菜

 バンサンスー

 アメリカンドッグ  ケチャップ添え

 レンコンのおかか煮



 今日は「アメリカンドッグ」についてお話します。アメリカンドッグといったら、その名前からアメリカ発祥と思われがちですが、実際にはその名称の商品はアメリカでは見かけないそうです。 アメリカンドッグの名前の由来には諸説ありますが、その一つにアメリカの「コーンドッグ」があります。コーンドッグは、ソーセージをトウモロコシ粉のコーンミールの生地で包んで揚げたもので、日本ではコーンドッグに似たこの食べ物が「アメリカっぽいドッグ」として「アメリカンドッグ」と名付けられたといわれています。 ちなみに、「ドッグ」は昔ドイツからの移民がアメリカに持ち込んだフランクフルターというソーセージが、犬の形に似ていることからドッグと呼ばれるようになったそうです。今日は下に盛り付けてあるケチャップに付けて食べましょう。


2025年10月1日水曜日

10月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋とワカメの味噌汁

 鶏肉の照り焼き

 マカロニミートソース炒め

 金平ごぼう

 法連草の海苔和え



 今日は「金平ごぼう」のごぼうについてお話します。ごぼうは、今から千年以上も前に、薬草として中国から伝わりました。それから日本では、風味と歯ざわりを楽しみながら食べられるようになりました。しかし実は、根の部分を食用として栽培し利用しているのは、世界中でも日本と韓国だけだそうです。欧米では若葉をサラダとして食べるくらいなので、戦争中に日本でごぼうを食卓に出されたアメリカ人は「木の根を食べさせられるのは虐待だ」と裁判になったほどだそうです。ごぼうの根は、体を温め、解毒、解熱、発汗、利尿に良い野菜です。また、豊富に含まれている食物繊維には、腸の働きを刺激して、腸内の善玉菌を増やす作用もあります。みなさん、すすんで食べましょう。


2025年9月30日火曜日

9月30日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 きのこコンソメスープ

 肉じゃがコロッケ

 豚しゃぶサラダ  1食用ゴマドレッシング

 枝豆がんもと三角こんにゃくの煮物

 巨峰


 今日は「秋の味覚」の一つであるきのこについてお話します。きのこといったらしいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などがありますが、これらは食物繊維が多く、低カロリーでヘルシーというイメージをもっている人が多いと思います。しかし、きのこはそれだけではありません。例えば、体内のカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富にふくまれているので、骨を丈夫にしてくれます。そのビタミンDはインフルエンザなどの怖い病気を予防する効果もあります。また、きのこに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素を除去する作用があります。今日の「コンソメスープ」には「しめじ」と「えのき」が入っています。 みなさん残さず食べましょう。


9月29日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 肉団子の味噌汁

 いわしの蒲焼き

 じゃが芋の田舎煮

 シェルマカロニサラダ  1食用マヨネーズ

 なすの生姜和え



 今日は鉄分が豊富な「アイアン献立の日」です。主にミートボールやいわし、味噌に多く含まれています。みなさんは「隠れ貧血」という言葉は聞いたことがありますか?貧血や鉄分不足というと、立ちくらみやめまいがするとか、顔が青白いという症状が頭に浮かぶと思いますが、実は自分でも気付かないような意外な症状もあるので、5つの項目をチェックしてみましょう。

髪の枝毛や抜け毛が多い。

寝つきが悪く、なかなか朝起きれない。

爪が割れやすい。

すぐ口内炎ができる。

下まぶたの内側が白い。

 いかがでしょうか?これらの症状が1つでもある場合は、鉄不足の可能性があります。そうならないためにも、日ごろの食事は好き嫌いせずにバランスよく食べるようにしましょう。


9月25日(木)



本日の給食です

<献立>

 厚揚げとワカメの味噌汁

 肉じゃが

 かにクリーミーコロッケ

 ブロッコリーのゆかり和え

 バナナ



 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に厚揚げや味噌、ブロッコリーに多く含まれています。カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていますよね。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないそうです。普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。



2025年9月25日木曜日

9月24日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 赤だし味噌汁

 白身魚の天ぷら  ちくわの天ぷら

 豚肉と茎わかめの金平

 春雨中華風サラダ

 ミートボール


 今日は「赤だしの味噌汁」の赤だしについてお話します。みなさんは赤だしの味噌汁は飲んだことがありますか?「赤だし」とは豆味噌をベースに米味噌や調味料を配合した色の濃い調合味噌のことをいいます。大豆の成分が多い味噌汁は、夏バテによる疲労で弱った臓器にとっても、消化吸収しやすい大豆ペプチドやアミノ酸が多く含まれているため、筋力の維持や脳の回復、免疫力の向上にも期待できる料理です。今日はカリウムやビタミンB群が豊富ななめこや、大根、油揚げ、ネギが入っています。みなさん味わって残さず食べましょう。



9月22日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 ハンバーグ トマトソースかけ

 ビーフンの五目炒め

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 黄桃缶詰



明日9月23日は「秋分の日」です。「秋分の日」とは、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、半年前の「春分の日」とは逆に、少しずつ夜が長くなっていきます。お彼岸の日でもあり、『祖先を敬(うやま)い、亡くなった人々をしのぶ日』として、国民の祝日になっています。「秋分の日」の食べ物として、おはぎが知られていますが、「春分の日」に食べるぼたもちとの違いは何なのか、みなさんは知っていますか? 実は基本的には同じもので、季節によって呼び名や作り方が変わるのです。「ぼたもち」は春に咲く牡丹(ぼたん)の花に由来します。「おはぎ」は秋に咲く萩(はぎ)の花に由来します。また、材料となる小豆は秋に収穫されます。とれたてのあずきが使える秋は、皮ごと使ったつぶあんに、冬を越した春は、硬くなった皮を取ってこしあんにして使います。なので、「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」はつぶあんを使って作ることが多いそうです。秋分の日は「おはぎ」をお供えして、ご先祖様をしのびましょう。


9月19日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 塩野菜ラーメンスープ

 揚げにらまんじゅう  揚げシュウマイ

 ラーメン

 大根の麻婆炒め

 ワカメと枝豆の生姜和え



 今日は「にらまんじゅう」の「ニラ」についてお話します。ニラと言ったら、みなさんの中では苦手だという印象の人が多いのではないでしょうか。それは独特の匂いや辛みがあるからだと思いますが、実はこれらの成分はみなさんの身体に良い効果があるのです。まずビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1が極端に不足してしまうと、疲労感や倦怠感(けんたいかん)を生む原因になってしまいます。しかしニラには特有の香り成分でもある「アリシン」という栄養素も含まれており、このアリシンがビタミンB1の吸収を助けてくれるのです。そして結合して体内に長時間とどまって、疲れた身体をいやしてくれます。 みなさん「にらまんじゅう」も残さず食べましょう。


9月18日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 豚肉のプルコギ風炒め

 バターコーンコロッケ

 ごぼうとひじきのサラダ

 オレンジ



 今日は「豚肉のプルコギ風炒め」のプルコギについてお話しします。韓国語で「プル」は「火」、「コギ」は「肉」のことを言い、「焼いた肉」という意味がありますが、韓国では甘辛いタレに漬けこんだ牛肉や豚肉を野菜と一緒に焼くので、焼肉というよりはすき焼きに似た料理だそうです。韓国の家庭ではお客様が来た時のおもてなしとしてや、誕生日など特別な日に食べるごちそうとして親しまれているそうです。今日は豚肉と一緒に4種類の野菜を炒めました。ビタミン類とたんぱく質を同時にとることができます。みなさん残さず食べましょう。


9月17日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の磯辺揚げ

 高野豆腐の玉子とじ

 ブロッコリーのポテトのゴマ和え

 ナタデココフルーツ



 今日は「高野豆腐の玉子とじ」に入っているたまごについてお話します。たまごは、良質タンパク質と脂質を豊富に含み、脂質の中でもコレステロールという成分が卵黄には含まれています。そのため、「たまごを食べ過ぎるのは体に良くない」と思われるようになり、意外に知られていないことが多いようです。 しかし実は卵白には血中のコレステロールを下げる「レシチン」という栄養素が含まれており、カルシウムや鉄分などのミネラル、そしてビタミンA、B群、D、Eなどのビタミン類もたっぷり含まれています。「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がり、恐ろしい病気の原因になる」という説は根拠のないものなので、みなさんは毎日、玉子料理を食べるようにしましょう。


2025年9月17日水曜日

9月16日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 あおさと豆腐の味噌汁

 ソースメンチカツ

 青じそとツナのスパゲティー

 かぼちゃサラダ

 切干大根の煮付け



 今日は「あおさと豆腐の味噌汁」のあおさについてお話しします。あおさとはヒトエグサといわれる海藻のことで、全国のうち約66%は三重県で生産されているそうです。食物繊維が大変豊富で、その他に骨と歯の健康に欠かせないマグネシウムやカルシウム、疲労回復をサポートするビタミンB2が含まれています今日はあおさと一緒に豆腐と油揚げが入った味噌汁です。みんさん残さず食べましょう。



9月12日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 プレーンオムレツ

 コールスローサラダ   1食用フレンチドレッシング

 福神漬け

 パインみかん缶



 今日は「コールスローサラダ」に使われているフレンチドレッシングについてお話します。名前からみると、フランスが由来なのではと思う人も多いと思いますが、実はアメリカで生まれたサラダドレッシングです。酢と油を合わせ、塩コショウで調味したものを「ヴィネグレットソース」と言い、それに砂糖を加えてよく混ぜたものを「フレンチドレッシング白」、そしてそれにケチャップを加えたものを「フレンチドレッシング赤」といいます。日本では戦後の1950年代にドレッシングの製造・販売が始まり、日本初のドレッシングは「キューピー」という会社の「フレンチドレッシング赤」という商品だったそうです。今日のサラダには、キャベツ・人参・きゅうり・切干大根・カニカマの5種類の具材をキューピーの「フレンチドレッシング白」で和えました。みなさん残さず食べましょう。


9月11日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 ホイコーロー

 切干大根とじゃが芋の旨煮

 ししゃもの磯辺天

 ダイスカットゼリー(ピオーネ)



 今日は「ホイコーロー」という料理についてお話します。ホイコーローは中国の四川料理の1つで、豚肉と野菜を豆板醤や甘辛い味噌で炒めたものを言います。 漢字では回鍋肉「1回2回の回(かい)に鍋(なべ)に肉(にく)」と書きますが、なぜ「鍋を回す」と書くのでしょうか。それは、鍋に沸かしたお湯で豚肉をゆでて臭みをとり、同じ鍋でもう一度野菜や肉を炒めるためで、「鍋を使い回す」という意味からきているそうです。今の日本でなじみのあるホイコーローは豚肉の薄切りをキャベツなどの野菜と一緒に炒めたものですが、実はこれは陳建民(ちんけんみん)という料理人が日本に来てから、日本人に合うように考案して広めたと言われています。本場のホイコーローは豚肉のかたまりを使用し、野菜は葉ニンニクのみで、すごく辛い調味料だけで作られるそうです。今日は豚肉・キャベツ・玉ねぎ・人参・ピーマンを使った、日本風のホイコーローです。みなさん、残さず食べましょう。


2025年9月10日水曜日

9月10日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 フルーツポンチ

 手作りソーストンカツ

 ミートソーススパゲティー

 レンコンの金平

 法連草の煮浸し



 今日は「法連草の煮浸し」に入っているしらすについてお話します。みなさんは「しらす」は何の魚の稚魚(ちぎょ)か知っていますか?マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなど、主にイワシ類の稚魚だそうです。まるごと骨まで食べられるので、たんぱく質やビタミンD、カルシウム、 マグネシウムが豊富に含まれています。同じ魚の稚魚でも加工法や乾燥の度合いによって呼び名が違うのが特徴で、まず、釜でゆでただけのものを「釜揚げしらす」と言い、釜ゆでの後、少し乾燥させたものが「しらす干し」、塩を加えて釜でゆでて、天日に干して、しっかり乾燥させたものが「ちりめんじゃこ」と呼ばれています。しらすに多く含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きを持っているので、成長期のみなさんはしらすやちりめんじゃこをすすんで食べるようにしましょう。


2025年9月6日土曜日

9月6日(土)


 
本日の給食は文化祭のため、おにぎり弁当(割り箸・おしぼり付)です

<献立>

 おにぎり2種類(おかか・ツナマヨ)

 タンドリーチキン   

 ジャーマンポテト  ミートボール

 ブロッコリーサラダ  

 パイン缶詰

 フルーツゼリー(5種類あります)


9月5日(金)

 


本日の給食は前昼祭のため、おにぎり弁当(割り箸・おしぼり付)です

<献立>

 おにぎり2種類(さけ・うめ)

 鶏肉の唐揚げ  厚焼き玉子

 ソース焼きそば

 コールスローサラダ  1食用ゴマドレッシング

 みかん缶詰

 フルーツゼリー(5種類あります)


2025年9月4日木曜日

9月4日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしうどんだし

 エビの天ぷら  手作りかき揚げ

 うどん・ワカメ・刻みあげ煮

 豚肉とごぼうの甘辛煮

 枝豆サラダ



 今日は「冷やしうどん」のうどんについてお話します。うどんの原料である小麦粉の成分は、約70%はでんぷんです。でんぷんは、栄養素でいうと炭水化物と呼ばれ、体内ではブドウ糖に変わり、体や脳のエネルギー源となります。うどんは他の食べ物に比べて、非常に消化吸収のスピードが速く、即効的にエネルギー源として使われるのが特徴です。そのため、頭の働きを良くして集中力を発揮してくれます。今日はお椀に冷たいだし汁を入れて、副食箱のうどんとワカメと刻みアゲを一緒に入れて、汁まで残さず食べましょう。


2025年9月3日水曜日

9月3日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 チーズはんぺんフライ

 ナポリタンスパゲティー

 金平ごぼう

 オレンジ



 まだまだ暑い日が続きますが、体育祭や文化祭の準備で夏バテ状態になっていませんか?今日は熱中症を防ぐために食事で特に必要な2つの栄養素についてお話します。 まず1つ目がカリウムです。汗をかいたら塩分(ナトリウム)を摂ることが大切ですが、実はカリウムは摂り過ぎたナトリウムを調整してくれるため、両方を同じくらい摂らなければいけません。そのためカリウムを多く含むバナナなどの果物やトマトやスイカや海藻類がおすすめです。2つ目はビタミンB1です。糖質をエネルギーに変えるためには必要な栄養素です。食欲がなかったり、朝起きてだるさがある場合は、豆腐や納豆などの大豆製品や卵料理を食べましょう。


2025年9月2日火曜日

9月2日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩のすまし汁

 鯖の味噌煮

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 チキンナゲット



 新学期が始まり2日目ですが、毎朝なかなか起きることが出来ず、起きてもいつまでもボーっとしていることが多く、どうも頭がすっきりしていないと感じることはありませんか。こういった「朝の悩み」は、実は朝ごはんとその習慣で改善されるのです。お昼過ぎまで頭がボーっとしてしまう、という人は、朝起きたらまず朝食を摂ることからはじめましょう。寝起きは脳の中にブドウ糖がほとんどなく、頭は働かない状態です。朝食をとることで、炭水化物がブドウ糖に変換されて頭が目覚め、シャキッとすることができます。また、朝食習慣がつくと体内時計がスムーズに働くようになり、朝に強くなります。ただ朝食をとるといっても、ごはんやパンだけでは効果は少なめです。炭水化物を効率よく体内に摂取するためには、ビタミンB1が必要です。ビタミンB群が多く含まれている食品としては、牛乳、卵、豚肉、鶏肉、大豆などがあるので、これらをご飯やパンと一緒にとるように心がけましょう。


2025年9月1日月曜日

9月1日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 ハンバーグ デミグラスソース

 法連草ソテー添え

 イタリアンサラダ

 エビフライ

 ナタデココフルーツ



 まだまだ暑い毎日が続いていますが、みなさん、夏バテはしていませんか? 元気そうに見えても、実は着々と疲れが体に蓄積して夏バテ予備軍の人も多いようです。今日はいくつかの質問に○×で答えて夏バテ度をチェックしてみましょう。今から5つの質問をするので、当てはまる内容がいくつあるか数えてみましょう。

1.夏休み中、冷たい物ばかり飲んだり食べたりしていた。

2.食欲がない時は、食事を抜いていた。

3.いつも夜遅くまで起きていた。

4.お風呂に入らずシャワーですましていた。

5.冷房の効いた場所にいることが多かった。

 ○の数が1個もなかった人は、今のところ夏バテの心配はありません。今の調子を維持していきましょう。 1~3個の人は、今は自覚がなくても、夏の疲れをため込んでいる状態です。 4個以上の人は、きっと自分でも夏バテだと感じているはずです。食生活を見直して、夏バテから脱出しましょう。


2025年7月18日金曜日

7月17日(木)

 


本日は文化センターで音楽祭が実施されました。

おにぎり弁当を文化センターまでお届けしました。

<献立>

 おにぎり2個(さけ・昆布)

 鶏肉の照り焼き

 ハッシュドポテト

 ナポリタンスパゲティー

 南瓜サラダ 枝豆

 フルーツゼリー

 

2025年7月16日水曜日

7月16日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子と豆腐のスープ

 八宝菜

 冷やし中華(中華麺・ハム・きゅうり)

 1食用冷やし中華スープ

 ブロッコリーとコーンのゴマ和え

 揚げシュウマイ



 これからまだまだ暑い日が続きますが、「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」…いわゆる夏バテで悩まされる人が出てくる時期でもありますよね。来週から始まる夏休みを元気に過ごすために、今日は夏バテ防止の食生活についてお話します。 まずなぜ夏バテになるのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、「体内の水分とミネラルの不足」です。夏になると気温が上昇して体温も上がるため、体は汗をかいて体温を下げようとします。しかし汗は、体内の水分と一緒にミネラル分も体外へ排出してしまうため、身体に必要なミネラル分も大量に失われてしまいます。そのため、水分を十分摂ることは必要ですが,一度にたくさん飲むことや,甘い飲み物は控えましょう。旬の果物や夏野菜で水分補給するのがおすすめです。2つ目は、「暑さによる消化機能の低下によって起こる栄養不足」です。この問題を解決するには、食事は量より質であるということが大切です。食欲がなくても、1日3食、しかも同じ時間帯にしっかりとりましょう。胃に負担をかけない消化のよい卵や肉、魚、牛乳などのたんぱく質、夏野菜や果物などのビタミン、牛乳や海藻に含まれているミネラルをバランスよく、少しずつでもいいので色々な種類の食品をとりましょう。これらの事を守れば、体は無理なく夏を乗り切ってくれるので、 みなさんも実践してみてください。


2025年7月14日月曜日

7月11日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 照り焼きハンバーグ

 海藻サラダ   1食用青じそドレッシング

 福神漬け

 バナナ


 今日は「海藻サラダ」の海藻についてお話します。海藻といったら、ワカメやひじき、昆布などがありますが、海藻類にはいろいろな栄養素が含まれています。その中でも、みなさんはマグネシウムという栄養素は知っていますか?マグネシウムはリンやカルシウムと共に働き、歯や骨を作るために必要なミネラルです。また、カルシウムと協力して筋肉の働きを調整する役割もあります。さらに、体内の酵素の働きを助けてエネルギー生産にも関わっています。そのため、マグネシウムが不足すると、筋肉のけいれんや、足がつる症状、不整脈などが発生する可能性があります。マグネシウムは海藻類のほかにナッツ類や豆類や今日のバナナなどにも多く含まれています。夏バテにならないためにも、今から栄養を取っておきましょう。


2025年7月10日木曜日

7月10日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 手作り白身フライ    1食用中濃ソース

 南瓜のそぼろあんかけ

 ごぼうサラダ

 わかめと枝豆の生姜和え



 今日はこれからの時期、食べる機会が増える夏野菜についてお話します。みなさんは夏野菜といったら何が浮かびますか?ナスやトマトはもちろん、かぼちゃやピーマン、パプリカ、とうもろこしや枝豆など色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みや辛みで清涼感を得られることです。夏になると暑さで体がほてり、熱がこもりやすくなります。そして疲れがとれず、食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適にしてくれます。生で食べたり、ゆでて味噌や塩などで食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。また、今日のように「かぼちゃ」を煮て、そぼろあんをかけることでご飯のおかずになったり、ワカメと一緒に「枝豆」を生姜醤油で和えることで食べやすくなったりと、いつもと違った食感や味を楽しむことが出来ます。みなさんも色々な夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう。


2025年7月9日水曜日

7月9日(水)

 


本日の給食は沖縄県の郷土料理です

<献立>

 もずく入りスープ

 厚切りハムカツ

 ゴーヤチャンプル

 クーブイリチー

 パイン缶詰



 今日は月に1度の「全国各地の郷土料理の日」です。今月は沖縄県にまつわる料理です。実は沖縄県には2種類の料理があるのをみなさんは知っていますか。まず1つ目は「琉球(りゅうきゅう)料理」です。琉球料理の特徴は、昔から沖縄で受け継がれている調理法で作られていることです。材料はすべて沖縄県産を使用しており、他県では味わうことのない料理が多いそうです。そして2つ目は、第二次世界大戦後にアメリカからの影響を強く受け始めていた頃に広がった「沖縄料理」です。タコライスや、ポーク玉子が有名です。アメリカで作られる材料を使用することが多く、琉球料理よりも高カロリーで味が濃いのが特徴です。今日は「琉球料理」の1つでもある「クーブ(昆布)のイリチー(炒め煮)」や、ごちゃまぜの意味がある「ゴーヤチャンプルー」を用意しました。夏バテ防止に効果がある食材ばかりなので、みなさん残さず食べましょう。


 

2025年7月8日火曜日

7月8日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とえのきの味噌汁

 肉じゃが

 ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)

 ブロッコリーサラダ

 つくね串団子



 今日は「ちくわの2色揚げ」のちくわについてお話しします。ちくわはある魚を原料としていますが、みなさんは何という魚か知っていますか?日本で作られるちくわのほとんどは、スケトウダラという白身の魚が原料だそうです。そのため、カルシウムや鉄分を含み、たんぱく質の多いのが特徴です。また、名前由来は、切り口が竹を割ったように見えることから、竹(たけ)の輪と書いて「竹輪(ちくわ)」とよばれるようになったそうです。ちくわは、そのまま食べても、炒めても、サラダに入れてもおいしい食材なので、みなさんも色々な調理法で食べてみましょう。


2025年7月7日月曜日

7月7日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 エビフライ   1食用タルタルソース

 マカロニミートソース炒め

 切干大根の旨煮

 大豆サラダ

 お星さま三色ゼリー



 今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、切干大根、チキンボール、油揚げ、大豆、3色ゼリーです。今日はその中でも、油揚げや豆腐、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話します。大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにして、骨量を増やす働きがあります。また、カルシウムの吸収率をアップさせるためには、たんぱく質を多く含む食材も一緒にとることが大事なので、大豆製品はおすすめです。今日は七夕ということで、「お星さま3色ゼリー」にもカルシウムと鉄分が補強されています。国産メロン果汁のゼリーと豆乳風味のゼリーと国産レモン果汁のゼリーが3層に重なっています。みなさんカルシウム補給のためにも、給食を残さず食べましょう。


2025年7月2日水曜日

7月2日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 鶏肉の唐揚げ

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 ちくわとキャベツのチリソース煮

 オレンジ



 今日は「ちくわとキャベツのチリソース煮」のチリソースについてお話します。チリソースとは唐辛子、塩、スパイス、砂糖などを合わせたソースの事を言います。魚介類によくあうソースなので、ベトナム風生春巻きや揚げ物のタレとして、アジア地域でよく使われています。チリソースのチリは、中南米原産の唐辛子である「チリペッパー」を表します。そのチリソースを日本で中華料理として広めたのが、四川(しせん)料理の父として幅広く活躍した「陳 建民(ちん けんみん)」という人です。陳 建民は、元々ある中華料理にアレンジを加えるのが得意で、麻婆豆腐やホイコーローやエビチリといった料理を日本人向けの味付けに変更して広めたそうです。今日はちくわとキャベツの他に玉ねぎとチンゲン菜をチリソースで炒め煮をしました。みなさん残さず食べましょう。


2025年7月1日火曜日

7月1日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしそうめん汁

 鯖の塩こうじ焼き  南瓜の天ぷら添え

 そうめん・錦糸玉子・椎茸煮

 麻婆豆腐

 オクラのゆかり和え



 今日7月1日は半夏生(はんげしょう)です。半夏生とは6月21日の夏至(げし)から数えて11日目から七夕までの5日間のことをいいます。昔から農作業の大切な目安として、田植えは夏至から半夏生に入る前までに終わらせるとよいと言われてきました。半夏生の日は、大野市では串刺しの丸焼きさばを食べる風習があります。それは、江戸時代に越前大野の藩主が、田植えで疲れた農民に夏バテ防止策として、焼さばを食べることを奨励(しょうれい)して、焼さばを配ったことにより始まったと言われています。鯖にはビタミンB群やビタミンD、カルシウムが豊富に含まれているので、暑い時期の疲労回復にはおすすめの食材です。今日は塩こうじに漬けて焼きました。いつもの塩焼きよりも身がやわらかくなっているので、みなさん残さず食べましょう。


2025年6月30日月曜日

6月30日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 花麩と豆腐の味噌汁

 キーマカレーころ家k

 ビーフンの五目炒め

 ひじきのそぼろ煮

 黄桃缶詰



 今日は「ビーフンの五目炒め」のビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れた炒め物です。みなさん、残さず食べましょう。


2025年6月27日金曜日

6月27日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしうどんだし

 手作りソーストンカツ

 うどん・三角アゲ・ワカメ

 もやしのカレーソテー

 豆腐のチリソース煮



 今日は「もやしのカレーソテー」に入っているもやしについてお話します。みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆にはなかった、ビタミンCとアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。その他、たんぱく質・カルシウム・食物繊維・鉄分なども含まれていて、カロリーが低く、値段も安いので、とってもお得感がありますね。みなさんも、いろいろな料理でもやしを食べてみてください。



2025年6月26日木曜日

6月26日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 ほっけの照り焼き  ちくわの磯辺天

 南瓜と小松菜のそぼろあんかけ

 ツイストマカロニサラダ

 オレンジ



 今日は「ほっけの照り焼き」のほっけについてお話します。ほっけ(𩸽)を漢字で書くと、魚へんに「花」と書きます。この漢字表記の由来は、ほっけの幼魚(ようぎょ)がとてもきれいな青緑色をしていて、群れで泳ぐと花のように見えることからと言われています。ほっけには、ビタミンA・B・D、カルシウムなどが豊富に含まれており、特にカルシウム含有量は魚の中でもトップクラスで、サンマの2倍以上、アジの4倍以上にもなります。そのため骨粗しょう症予防、骨・歯の強化に良い食材です。今日は照り焼きにしました。骨が多いので気を付けて、残さず食べましょう。


2025年6月25日水曜日

6月25日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の唐揚げ

 北海道カップグラタン

 高野豆腐の含め煮

 オクラのゴマ和え



 今日は、毎日の部活や勉強でたまった疲れを吹き飛ばすために大切な栄養素、ビタミンB1についてお話します。ごはんやパンなどの炭水化物は、体内で消化吸収されると、エネルギー源であるブドウ糖になります。ブドウ糖は肝臓でエネルギーに変えられますが、このとき必要なのがビタミンB1です。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が足りないとブドウ糖はエネルギーになりきらず、乳酸という物質に変わって疲労のもとになってしまいます。では、どんな食品にビタミンB1が多く含まれているのでしょうか? みなさんが普段食べているものでは、豚肉や鶏肉、ほうれん草、豆類があげられます。しかしこれらをたくさん食べても、ビタミンB1は一定の量以上は体に吸収されません。そのため吸収しやすくする効果があるニンニクやネギ、ニラなどといった香味野菜と一緒に食べることが大切です。ビタミンB1 は汗や尿から排出され、ストレスが多いとたくさん使われるので、夏場は意識的に毎日摂るようにしましょう。


6月24日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 南瓜とさつま揚げの味噌汁

 ハンバーグ デミグラスソース

 法連草コーンソテー

 刻み昆布とじゃが芋の五目煮

 チーズはんぺんフライ

 ダイスカットゼリー(ピオーネ)


 

 今日は鉄分豊富な「アイアン献立の日」です。主に法連草、小松菜、味噌、ピオーネゼリーに多く含まれています。今日は鉄分が不足すると起こりやすくなる「鉄欠乏性貧血」についてお話しします。まず「貧血」とは、血液の中の酸素を運ぶ働きをする赤血球という成分が足りなくなる状態をいいます。その赤血球を作る材料の1つである「鉄分」が不足すると起こる貧血を「鉄欠乏性貧血」とよびます。1年間で5cm、10cmと身長が伸びる成長期まっただなかの中学生時代は、かなりの割合で貧血になる子が多いそうです。身体の成長に鉄分が消費されてしまい、鉄分の供給が追いつかないためです。しかもこの時期の鉄欠乏性貧血は、成長、発達の障害や、知的能力の低下に結びつくといわれています。そうならないためにも鉄分を多く含むひじきや青菜と一緒に、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCを多く含む野菜や果物、魚や鶏肉、大豆製品などの良質たんぱく質を多く含む食材と一緒に残さず食べるようにしましょう。


2025年6月23日月曜日

6月19日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ジュリアンスープ

 県産トビウオフライ  フライドポテト添え

 豚肉と茎わかめの金平

 厚揚げとなすのみぞれあんかけ

 ラビコットソース



 今日は鯖江市中学校の一斉地場産給食の日です。今日の献立は主に福井県内で獲れた食材を普段の給食より多く使用しています。 鯖江市産の食材は「じゃがいも・玉ねぎ」、福井県産の食材は「トビウオ・打ち豆」です。今日は「トビウオフライ」のトビウオについてお話します。トビウオは、大きな胸びれを翼のように広げ、100m以上の距離を水平飛行することができる珍しい魚です。日本近海にはトビウオの仲間がなんと20種類以上いることが知られ、そのうち「ホソトビウオ」と「ツクシトビウオ」の2種類が福井県で漁獲されています。トビウオは高たんぱく・低脂質で、強い抗酸化作用をもつ栄養素が多く含まれています。今日は福井県の漁港で釣ったトビウオを「フライ」にして、地元で作った野菜や、県内で収穫・加工された大豆を使用して調理しました。生産者の方たちに感謝の気持ちを込めて、残さず食べましょう。


2025年6月20日金曜日

6月18日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 鶏肉のスパイス焼き

 ミートソーススパゲティー

 キャベツひじきサラダ

 杏仁みかん



 今日は「鶏肉のスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒(さんしょう)などが旬の香味(こうみ)です。 このようなスパイスは、食材の味を引き出してくれたり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。



2025年6月17日火曜日

6月17日(火)

 


本日の給食です

<献立> 

 あおさと豆腐の味噌汁

 豚すき焼き風煮

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 さつま揚げの炒り煮

 ミートボール



 6月も半ばになりました。これから暑い日が続く中、知らぬ間にみなさんの体調も弱ってきますよね。そういう時期だからこそ、食べ物による病気を予防して元気で夏を乗り切るために、今日は、食中毒予防に役立つ食材についてお話します。みなさんは、家で梅干しを食べることはありますか?梅干しは、おにぎりの具材として入れたり、お弁当のご飯にのせるだけで、ご飯が傷みにくくなり、食中毒を予防する効果があります。また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして、食欲をわかせてくれます。食欲が出ると、疲れがたまりにくくなるので疲労回復にも効果的です。しかし梅干しは塩分が多いので、1日1個がおすすめです。


2025年6月16日月曜日

6月16日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 フルーツポンチ

 ソースメンチカツ

 チャプチェ

 ブロッコリーとエビのサラダ

 ひじきの炒り煮



 今日は「チャプチェ」についてお話します。チャプチェは、春雨と色とりどりの野菜や肉などを炒め合わせた、韓国の家庭では非常によく作られるおかずです。材料の1つである春雨は、日本のお店では約3種類、見ることがあります。まず春雨と言えば一番想像しやすいものは、主に中国やタイで、緑豆やえんどう豆のでんぷん質から作られている「緑豆(りょくとう)春雨」です。また、日本の気候は緑豆の生育に向いていないため、国産のじゃがいもやさつまいものでんぷん質を混ぜたものを原料として作られた「国産春雨」があります。そして韓国ではさつま芋のでんぷん質を原料とした「タイミョン」という「韓国春雨」が作られています。それぞれ、見た目や食感が違うので、料理によって使い分けるそうです。今日の「チャプチェ」はタイ産の緑豆春雨を使っています。みなさん残さず食べましょう。