2025年7月2日水曜日

7月2日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 鶏肉の唐揚げ

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 ちくわとキャベツのチリソース煮

 オレンジ



 今日は「ちくわとキャベツのチリソース煮」のチリソースについてお話します。チリソースとは唐辛子、塩、スパイス、砂糖などを合わせたソースの事を言います。魚介類によくあうソースなので、ベトナム風生春巻きや揚げ物のタレとして、アジア地域でよく使われています。チリソースのチリは、中南米原産の唐辛子である「チリペッパー」を表します。そのチリソースを日本で中華料理として広めたのが、四川(しせん)料理の父として幅広く活躍した「陳 建民(ちん けんみん)」という人です。陳 建民は、元々ある中華料理にアレンジを加えるのが得意で、麻婆豆腐やホイコーローやエビチリといった料理を日本人向けの味付けに変更して広めたそうです。今日はちくわとキャベツの他に玉ねぎとチンゲン菜をチリソースで炒め煮をしました。みなさん残さず食べましょう。


2025年7月1日火曜日

7月1日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしそうめん汁

 鯖の塩こうじ焼き  南瓜の天ぷら添え

 そうめん・錦糸玉子・椎茸煮

 麻婆豆腐

 オクラのゆかり和え



 今日7月1日は半夏生(はんげしょう)です。半夏生とは6月21日の夏至(げし)から数えて11日目から七夕までの5日間のことをいいます。昔から農作業の大切な目安として、田植えは夏至から半夏生に入る前までに終わらせるとよいと言われてきました。半夏生の日は、大野市では串刺しの丸焼きさばを食べる風習があります。それは、江戸時代に越前大野の藩主が、田植えで疲れた農民に夏バテ防止策として、焼さばを食べることを奨励(しょうれい)して、焼さばを配ったことにより始まったと言われています。鯖にはビタミンB群やビタミンD、カルシウムが豊富に含まれているので、暑い時期の疲労回復にはおすすめの食材です。今日は塩こうじに漬けて焼きました。いつもの塩焼きよりも身がやわらかくなっているので、みなさん残さず食べましょう。


2025年6月30日月曜日

6月30日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 花麩と豆腐の味噌汁

 キーマカレーころ家k

 ビーフンの五目炒め

 ひじきのそぼろ煮

 黄桃缶詰



 今日は「ビーフンの五目炒め」のビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れた炒め物です。みなさん、残さず食べましょう。


2025年6月27日金曜日

6月27日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしうどんだし

 手作りソーストンカツ

 うどん・三角アゲ・ワカメ

 もやしのカレーソテー

 豆腐のチリソース煮



 今日は「もやしのカレーソテー」に入っているもやしについてお話します。みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆にはなかった、ビタミンCとアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。その他、たんぱく質・カルシウム・食物繊維・鉄分なども含まれていて、カロリーが低く、値段も安いので、とってもお得感がありますね。みなさんも、いろいろな料理でもやしを食べてみてください。



2025年6月26日木曜日

6月26日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 ほっけの照り焼き  ちくわの磯辺天

 南瓜と小松菜のそぼろあんかけ

 ツイストマカロニサラダ

 オレンジ



 今日は「ほっけの照り焼き」のほっけについてお話します。ほっけ(𩸽)を漢字で書くと、魚へんに「花」と書きます。この漢字表記の由来は、ほっけの幼魚(ようぎょ)がとてもきれいな青緑色をしていて、群れで泳ぐと花のように見えることからと言われています。ほっけには、ビタミンA・B・D、カルシウムなどが豊富に含まれており、特にカルシウム含有量は魚の中でもトップクラスで、サンマの2倍以上、アジの4倍以上にもなります。そのため骨粗しょう症予防、骨・歯の強化に良い食材です。今日は照り焼きにしました。骨が多いので気を付けて、残さず食べましょう。


2025年6月25日水曜日

6月25日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の唐揚げ

 北海道カップグラタン

 高野豆腐の含め煮

 オクラのゴマ和え



 今日は、毎日の部活や勉強でたまった疲れを吹き飛ばすために大切な栄養素、ビタミンB1についてお話します。ごはんやパンなどの炭水化物は、体内で消化吸収されると、エネルギー源であるブドウ糖になります。ブドウ糖は肝臓でエネルギーに変えられますが、このとき必要なのがビタミンB1です。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が足りないとブドウ糖はエネルギーになりきらず、乳酸という物質に変わって疲労のもとになってしまいます。では、どんな食品にビタミンB1が多く含まれているのでしょうか? みなさんが普段食べているものでは、豚肉や鶏肉、ほうれん草、豆類があげられます。しかしこれらをたくさん食べても、ビタミンB1は一定の量以上は体に吸収されません。そのため吸収しやすくする効果があるニンニクやネギ、ニラなどといった香味野菜と一緒に食べることが大切です。ビタミンB1 は汗や尿から排出され、ストレスが多いとたくさん使われるので、夏場は意識的に毎日摂るようにしましょう。


6月24日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 南瓜とさつま揚げの味噌汁

 ハンバーグ デミグラスソース

 法連草コーンソテー

 刻み昆布とじゃが芋の五目煮

 チーズはんぺんフライ

 ダイスカットゼリー(ピオーネ)


 

 今日は鉄分豊富な「アイアン献立の日」です。主に法連草、小松菜、味噌、ピオーネゼリーに多く含まれています。今日は鉄分が不足すると起こりやすくなる「鉄欠乏性貧血」についてお話しします。まず「貧血」とは、血液の中の酸素を運ぶ働きをする赤血球という成分が足りなくなる状態をいいます。その赤血球を作る材料の1つである「鉄分」が不足すると起こる貧血を「鉄欠乏性貧血」とよびます。1年間で5cm、10cmと身長が伸びる成長期まっただなかの中学生時代は、かなりの割合で貧血になる子が多いそうです。身体の成長に鉄分が消費されてしまい、鉄分の供給が追いつかないためです。しかもこの時期の鉄欠乏性貧血は、成長、発達の障害や、知的能力の低下に結びつくといわれています。そうならないためにも鉄分を多く含むひじきや青菜と一緒に、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCを多く含む野菜や果物、魚や鶏肉、大豆製品などの良質たんぱく質を多く含む食材と一緒に残さず食べるようにしましょう。


2025年6月23日月曜日

6月19日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ジュリアンスープ

 県産トビウオフライ  フライドポテト添え

 豚肉と茎わかめの金平

 厚揚げとなすのみぞれあんかけ

 ラビコットソース



 今日は鯖江市中学校の一斉地場産給食の日です。今日の献立は主に福井県内で獲れた食材を普段の給食より多く使用しています。 鯖江市産の食材は「じゃがいも・玉ねぎ」、福井県産の食材は「トビウオ・打ち豆」です。今日は「トビウオフライ」のトビウオについてお話します。トビウオは、大きな胸びれを翼のように広げ、100m以上の距離を水平飛行することができる珍しい魚です。日本近海にはトビウオの仲間がなんと20種類以上いることが知られ、そのうち「ホソトビウオ」と「ツクシトビウオ」の2種類が福井県で漁獲されています。トビウオは高たんぱく・低脂質で、強い抗酸化作用をもつ栄養素が多く含まれています。今日は福井県の漁港で釣ったトビウオを「フライ」にして、地元で作った野菜や、県内で収穫・加工された大豆を使用して調理しました。生産者の方たちに感謝の気持ちを込めて、残さず食べましょう。


2025年6月20日金曜日

6月18日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 鶏肉のスパイス焼き

 ミートソーススパゲティー

 キャベツひじきサラダ

 杏仁みかん



 今日は「鶏肉のスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒(さんしょう)などが旬の香味(こうみ)です。 このようなスパイスは、食材の味を引き出してくれたり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。



2025年6月17日火曜日

6月17日(火)

 


本日の給食です

<献立> 

 あおさと豆腐の味噌汁

 豚すき焼き風煮

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 さつま揚げの炒り煮

 ミートボール



 6月も半ばになりました。これから暑い日が続く中、知らぬ間にみなさんの体調も弱ってきますよね。そういう時期だからこそ、食べ物による病気を予防して元気で夏を乗り切るために、今日は、食中毒予防に役立つ食材についてお話します。みなさんは、家で梅干しを食べることはありますか?梅干しは、おにぎりの具材として入れたり、お弁当のご飯にのせるだけで、ご飯が傷みにくくなり、食中毒を予防する効果があります。また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして、食欲をわかせてくれます。食欲が出ると、疲れがたまりにくくなるので疲労回復にも効果的です。しかし梅干しは塩分が多いので、1日1個がおすすめです。


2025年6月16日月曜日

6月16日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 フルーツポンチ

 ソースメンチカツ

 チャプチェ

 ブロッコリーとエビのサラダ

 ひじきの炒り煮



 今日は「チャプチェ」についてお話します。チャプチェは、春雨と色とりどりの野菜や肉などを炒め合わせた、韓国の家庭では非常によく作られるおかずです。材料の1つである春雨は、日本のお店では約3種類、見ることがあります。まず春雨と言えば一番想像しやすいものは、主に中国やタイで、緑豆やえんどう豆のでんぷん質から作られている「緑豆(りょくとう)春雨」です。また、日本の気候は緑豆の生育に向いていないため、国産のじゃがいもやさつまいものでんぷん質を混ぜたものを原料として作られた「国産春雨」があります。そして韓国ではさつま芋のでんぷん質を原料とした「タイミョン」という「韓国春雨」が作られています。それぞれ、見た目や食感が違うので、料理によって使い分けるそうです。今日の「チャプチェ」はタイ産の緑豆春雨を使っています。みなさん残さず食べましょう。


 

2025年6月13日金曜日

6月13日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 プレーンオムレツ

 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング

 福神漬け

 フルーツカクテルゼリー


 今日は「キーマカレー」についてお話します。みなさんは「キーマ」という言葉は、どんな意味があるのか知っていますか?実は英語ではなく、カレー発祥の地であるインドの言葉が語源だそうです。ヒンディー語で「細かいもの」という意味で、ひき肉や野菜を細かく切ったカレーのことを「キーマカレー」と言うようになったのです。ドライカレーと似ていますが、キーマカレーはとろみの付いた汁気のあるものを言うそうです。今日のカレーは豚ひき肉、鶏ひき肉、細かく切った玉ねぎ、じゃがいも、にんじんが入っています。みなさん残さず食べましょう。


2025年6月12日木曜日

6月12日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタン野菜スープ

 酢鶏

 角天とじゃが芋の煮物

 根菜の金平

 切干大根のサラダ

 


 今日は「ワンタン野菜スープ」の「ワンタン」についてお話します。ワンタンの皮には、「かんすい」という人工的に作った「アルカリ水」が含まれています。これによって、見た目は黄色みがあり、食感はつるっとしてコシのある皮になります。中国の言語の1つである広東(かんとん)語では漢字表記で雲(くも)を呑(の)むと書いて雲呑(ワンタン)と呼んでいます。スープに浮かぶワンタンが、雲が浮かんでいるように見えたので雲(くも)、それをのむと幸運が訪れるから呑(の)むなどと言われています。 ワンタンの皮は、他にも「揚げワンタン」にしたり、パスタの代わりにラザニアなどに入れても美味しく食べられます。今日のスープはキャベツと玉ねぎと人参としめじも一緒に入っています。みなさん残さず食べましょう。

2025年6月11日水曜日

6月11日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 あじの塩こうじ焼き  ミニかき揚げ添え

 きのこマカロニソテー

 こんにゃくとちくわの甘辛炒め

 グレープフルーツ


 今日は「あじの塩こうじ焼き」の魚のあじについてお話します。あじは名前からも分かるように、昔から味が良いから、「あじ」と言われるようになった魚だそうです。あじにはDHAやEPA、タウリン、カルシウム、ビタミン類などが豊富に含まれており、これらは成長期の皆さんには欠かせない栄養素ばかりです。 特にDHAは脳を活性化する働きがあるため、脳の栄養素とも呼ばれています。また、神経細胞の発育を活性化させ、機能維持に重要な役割を果たしているため、記憶力や学習能力を向上させるために必要不可欠な成分です。これからの時期に採れる「あじ」はアミノ酸が豊富に含まれているため、うま味が増します。ビタミンB群も含まれているので、夏バテ予防にはおすすめの食材です。みなさん、残さず食べましょう。


2025年6月10日火曜日

6月10日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしそうめん汁

 肉じゃがコロッケ

 そうめん・錦糸玉子・刻みアゲ煮

 豚肉となすの味噌炒め

 大豆サラダ



 今日は「豚肉となすの味噌炒め」の味噌についてお話します。みなさんは、味噌汁や味噌を使った料理を毎日食べていますか?味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含み、”畑の肉”といわれています。また、発酵によってアミノ酸やビタミンなどを多量に生成した味噌は、栄養的にさらにすぐれたものになっています。そのため味噌には色々な効果があると言われています。例えば、「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」ということわざがあります。これはみそ汁を食べる頻度が高い人ほど胃ガンによる死亡率が低いと言う事が分かったからです。 みなさんも積極的に味噌汁や味噌を使った料理を食べるようにしましょう。

2025年6月9日月曜日

6月9日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ABCマカロニスープ

 ハンバーグ トマトソースかけ

 ジャーマンポテト

 大根サラダ  1食用青じそドレッシング

 竹の子のおかか煮



 今日はスープに入っているマカロニについてお話します。マカロニは、イタリア料理であるパスタの一種で、イタリア語の「マッケローニ」が語源と言われています。原料は主に小麦粉で、穴が開いた短い形状のものや、ひねったもの、など色々な種類があります。 マカロニは小麦粉からできているので、主に糖質が多く、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランス良く含み、グラタンやサラダなど様々な料理に利用されます。今日は、アルファベットの形をしたマカロニが入っています。その他にもチンゲン菜、玉ねぎ、椎茸、ウインナーが入っています。みなさん残さず食べましょう。


2025年6月6日金曜日

6月6日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 たっぷりベーコンフライ

 バンサンスー

 切干大根の旨煮

 オレンジ



 今日は「麻婆豆腐(マーボードウフ)」の名前の由来についてお話します。昔、中国四川省(しせんしょう)に陳(ちん)さんというお婆さんがいて、安くて美味しい豆腐を作っていました。その豆腐を使った料理がとても美味しく、たちまち村で評判になりました。この料理を作ったお婆さんの顔には、中国語では「マーズ」と言われる、小さなくぼみがたくさんあり、お婆さん自身が、麻婆(マーボ)と呼ばれていたのです。そのお婆さんが作った豆腐料理という事で、マーボー豆腐と言われるようになったそうです。今日は豆腐の他に、豚ひき肉・鶏ひき肉・玉葱が入っています。みなさん、残さず食べましょう。


2025年6月5日木曜日

6月5日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子とワカメのスープ

 豚肉と野菜の旨辛炒め

 ハッシュドポテト  ケチャップ添え

 枝豆がんもと三角こんにゃくの煮物

 パイン缶詰



 今日は「ペットボトル症候群」というお話をしたいと思います。 これからの季節、暑くなり、冷たい飲み物を飲みますよね。そのときに500mlのペットボトルに入っているジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクを飲むことが多いのではないでしょうか?しかしそれらの飲料水は、砂糖が多く含まれているため、大量に飲むと血糖値が急上昇します。血糖値が上昇すると糖尿病のリスクが上がります。 糖尿病はのどが渇きやすく、さらに清涼飲料水を飲み続け、糖尿病が進み、身体のだるさ、そして昏睡状態に陥ってしまうそうです。これらはペットボトルで手軽に清涼飲料水を飲みすぎるため、「ペットボトル症候群」と呼ばれています。そうならないためにも、ジュースやスポーツドリンクなどは、多くても1日2本までにし、なるべくお茶や水で薄めて飲むようにしましょう。


2025年6月4日水曜日

6月4日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 鶏肉の照り焼き

 ナポリタンスパゲティー

 さつま芋の天ぷら

 ブロッコリーのゆかり和え



 本日6月4日は、「虫歯予防デイ」です。 みなさんは、歯を強くする食材は何か知っていますか?カルシウムが多く含まれている、牛乳や乳製品を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、カルシウムが多いのは牛乳だけではありません。豆腐やがんもどきなどの大豆製品、ジャコや桜えびなどの小魚、小松菜や大根の葉などの青菜、ゴマやひじきにもたくさん含まれています。また、カルシウムの他に、歯の主成分となるたんぱく質、ビタミンCやビタミンB、さらに亜鉛やマグネシウムといったミネラルも大切です。そのため、丈夫な歯を作るには、バランスのとれた食事を摂る様に気を付けることが、一番の秘訣です。 みなさんよく噛んで残さず食べましょう。


2025年6月3日火曜日

6月3日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 おつゆ麩のすまし汁

 鯖の味噌煮

 ごぼうとハムのサラダ

 揚げギョウザ

 小松菜の煮浸し



 今日は「鯖の味噌煮」のさばについてお話します。みなさんはサバやいわし、アジといった青魚は好きですか?青魚には良質な脂肪分が豊富に含まれています。その脂肪分には、植物油や豚、牛には含まれないEPAやDHAが含まれています。EPAは血液の凝固を抑制することにより、血液をサラサラにしてくれます。また、DHAは脳を活性化する作用があるため、「魚をたくさん食べると頭が良くなる」とも言われているのは、このおかげです。EPAやDHAには、血中コレステロール値を下げる効果もあり、動脈硬化や脳卒中という恐ろしい病気も予防してくれる、かしこい魚です。みなさんもすすんで食べるように心がけましょう。


6月2日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 ハムカツ 

 ソース焼きそば

 肉団子と彩り野菜のトマト煮

 アスパラの白ゴマ和え



 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主に打ち豆・油揚げ・チキンボールに多く含まれています。実はカルシウムは体内に吸収されにくい栄養素であり、どんな栄養素と一緒に摂取するかによっても変わり、ストレスの多さや、体がどれだけ必要としているかによっても吸収率が変わってきます。その中でも、体内でもっとも吸収されやすい食品は、やはり牛乳やチーズなどの乳製品です。乳製品はカルシウムが豊富なうえに、吸収を促進させる成分が含まれています。それと同時に、きのこ類や、魚介類に多く含まれているビタミンDや、小松菜やブロッコリーに多く含まれるビタミンKを一緒に摂ると大変効果的と言われています。今の時期にカルシウムをたくさん補給するためにも、みなさん残さず食べましょう。




2025年5月29日木曜日

5月29日(木)

 


本日の給食は愛知県の郷土料理です

<献立>

 沢煮椀

 とんかつ  1食用味噌ダレ

 キャベツとじゃが芋の塩昆布炒め

 厚揚げと三角こんにゃくの煮物 

 温州みかんゼリー



 先月の長崎県の郷土料理に引き続き、毎月1回、「全国各地の郷土料理」を献立に取り入れていきます。今月は愛知県にまつわる料理について紹介します。愛知と言ったら、どんな食材や料理を思い出しますか?ひつまぶし、きしめんなどがありますが、八丁味噌を使った「味噌煮込みうどん」や「味噌カツ」も有名です。ではなぜ愛知県では味噌を使った料理が広がったのでしょうか。八丁味噌はその昔、愛知県三河(みかわ)出身の徳川家康が、こよなく愛した食材と言われています。徳川家康のご機嫌をとるために、大名たちがこぞって八丁味噌を使ったことからその地に広がり、食文化として根付いたと言われています。今日はトンカツに1食用の味噌ダレを付けました。味噌カツにして味わってみてください。また愛知県の郷土料理である「沢煮椀」や、生産量が全国1位であるキャベツをじゃが芋や塩昆布と一緒に炒めました。みなさん残さず食べましょう。





5月28日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 醤油野菜ラーメンスープ

 チーズはんぺんフライ

 ラーメン

 豚肉と茎わかめの金平

 オクラのゴマ和え



 今日は「豚肉と茎わかめの金平」の茎わかめについてお話します。「茎わかめ」とは、わかめの中心である芯(しん)の部分をカットして加工した食品のことを言います。普段みなさんが食べている「わかめ」は葉の部分で、昔から芯の部分はほとんど食べることはありませんでした。しかし、漁師の間では、茎の部分を好んで食べていたことが分かり、大切な栄養素が豊富に含まれていることが分かりました。そのため、最近ではおやつやおつまみ用として、茎わかめがお店でも買えるようになりました。今日は豚肉や玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて金平風にしました。みなさん残さず食べましょう。


2025年5月27日火曜日

5月27日(火)

 


本日の給食です

<献立> 

 厚揚げとワカメの味噌汁

 肉じゃが

 ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)

 切干大根のはりはり漬け

 厚焼き玉子



 今日はカルシウムたっぷりの歯ッピー献立の日です。主に厚揚げ・小松菜・切干大根・刻み昆布に多く含まれています。今日はカルシウムが、なぜそんなに必要なのか、カルシウムの役割についてお話しします。カルシウムというと「骨」を連想する方が多いと思いますが、実は脳細胞や神経細胞が働くためにも、血中のカルシウムが重要な役割を果たしています。また、筋肉を動かしたり、物を見たり、情報を伝達したりするときにもカルシウムが必要です。カルシウムは人間の体を動かすバッテリーのようなものなのです。体内には60兆個もの細胞がありますが、そのすべてを動かすためにカルシウムが使われているのです。一生のうちで1番骨が成長するのは、男子は特に中学生時代、女子は小学校高学年の頃から始まっています。この時期には、年間で平均11%くらい骨密度が上がるので、骨を丈夫にするために、カルシウムをたくさん取って、しっかり運動しましょう。


5月26日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ

 法連草コーンソテー

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 大根のシャキシャキサラダ

 ナタデココフルーツ



 今日は「ミネストローネ」についてお話します。ミネストローネとは、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープを言います。イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理として広がっています。そのため、トマトを入れてないものでも「ミネストローネ」と呼ばれることがあり、イタリア語で「具沢山」「ごちゃ混ぜ」などの意味を表すそうです。今日はこれからの季節が旬のトマトや、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ウインナーが入っています。ビタミンCやB・リコピンが豊富に取ることができて、疲労回復に効果的なスープです。みなさん残さず食べましょう。 


2025年5月23日金曜日

5月23日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ハヤシシチュー

 野菜コロッケ

 きのこペペロンチーノスパゲティー

 イタリアンサラダ

 バナナ



 今日は「きのこペペロンチーノスパゲティー」のペペロンチーノについてお話します。 「ペペロンチーノ」の正式名称は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」と言い、イタリア語で「アーリオ」はニンニク、「オーリオ」はオリーブオイル、「ペペロンチーノ」は唐辛子のことを意味しています。イタリアの中南部では、年に1度「唐辛子祭」が行われるほど唐辛子を愛している地域だそうです。 日本ではスパゲティーとして馴染みがありますが、本場イタリアでは簡単な材料で簡単に作れるため、レストランのメニューにはないそうです。日本の「卵かけご飯」のような身近な料理だそうです。今日はしめじや椎茸などをペペロンチーノ風スパゲティーにしました。みなさん残さず食べましょう。


2025年5月22日木曜日

5月22日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 ヤムニョムチキン

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 ひじきとごぼうの炒り煮

 小松菜ソテー


 今日は「ちくわとこんにゃくの炒り煮」の「こんにゃく」についてお話します。こんにゃくの97%は水分と言われ、栄養価はほとんどありません。しかし、グルコマンナンというヒトの消化酵素では消化できない食物繊維を含んでいます。この食物繊維は、消化されずに腸まで届くため、腸の働きが活発になり、腸内で体内の老廃物や毒素を吸収し、体外に排出する働きがあります。またこんにゃくは食物繊維と水分だけでなく、カルシウムの摂取も期待できます。カルシウムといえば、牛乳・乳製品や小魚を思い浮かべますが、こんにゃくもカルシウムの含有量が多く、体内に吸収しやすいのが特徴です。日ごろのカルシウム摂取の心がけで、骨粗しょう症を防ぎ、骨や歯を丈夫にすることが大切です。イライラすることも抑えられるので、みなさんもこんにゃくをすすんで食べるようにしましょう。


5月20日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと麩の味噌汁

 鯖の南部焼き

 新じゃがの揚げ煮

 キャベツともやしのゆかり和え

 ミートボール



 今日は「じゃがいも」の中でも今の時期しかとれない新じゃがについてお話します。 もともとは、その産地でその年の最初にとれた新物のじゃがいもを「新じゃが」と呼んでいましたが、3~5月頃に九州などから出荷される早出しの小粒な じゃがいもをすべて「新じゃが」と呼ぶようになりました。じゃがいもに多く含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているため、熱に強いのが大きな特徴です。青野菜に比べると、一度にたくさんの量を食べることができます。また、新じゃがは収穫直後に出回るので、普通のじゃがいもに比べると小粒で皮が薄く柔らかく、水分が多く甘味があります。ビタミンCもりんごのおよそ8倍もあると言われています。今の時期にしか食べることができない新じゃがをみなさんも残さず食べましょう。


5月19日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 ソースメンチカツ

 北海道カップグラタン

 彩り野菜と大豆のトマト煮

 法連草のゴマ和え



 今日は「彩り野菜と大豆のトマト煮」の「トマト」についてお話しします。これからが旬な真っ赤なトマトには栄養がたくさん含まれています。特に「リコピン」や「ベータカロテン」という栄養素の名前をよく耳にするのではないでしょうか。そんなトマトを食べてほしい理由が2つあるので、紹介します。まずは「疲労回復効果」です。トマトにはクエン酸やリンゴ酸が多く含まれていて、疲労物質である乳酸が体に溜まらないように働いてくれます。そして2つ目は女性にうれしい「ダイエット効果」です。トマトに含まれるリコピンと食物繊維には、基礎代謝を促進する効果があると言われています今日はズッキーニやナス、パプリカなどの彩り野菜や大豆やツナをトマトで煮込みました。みなさん残さず食べましょう。


2025年5月16日金曜日

5月16日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツの味噌汁

 手作り白身フライ  1食用中濃ソース

 高野豆腐の玉子とじ

 ブロッコリーマカロニサラダ

 パイン缶詰



 今日は「高野豆腐の玉子とじ」の高野豆腐についてお話します。高野豆腐はおよそ800年前の鎌倉時代に高野山の修行僧が冬の寒い日に、豆腐を凍らせてしまったことがきっかけで生まれたと伝えられています。そのため、「高野豆腐」は高野山を中心とした関西の周りでの呼び名だそうです。長野県や東北地方では「凍み(しみ)豆腐」と呼ばれています。これは、「凍みる(しみる)」という方言から付きました。 武田信玄が軍隊の食糧として作らせたのが始まりといわれています。また、農林水産省で決められた正式な食品名は「凍り(こおり)豆腐」だそうです。高野豆腐は、豆腐を凍結・乾燥して作られる日本の伝統的な健康食品です。そのため、豆腐の持つ良質なたんぱく質、脂質、カルシウム、鉄などの優れた栄養成分がぎゅっとつまっています。みなさん残さず食べましょう。



2025年5月15日木曜日

5月15日(木)


 本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 ホイコーロー

 春雨サラダ

 ししゃもの天ぷら

 オレンジ



 今日は「ししゃもの天ぷら」のししゃもについてお話します。みなさんはふだん家庭で「ししゃも」を食べることはありますか?本来の「ししゃも」は、10~11月の2カ月間の旬の時期しか獲れず、しかも北海道の太平洋沿岸の一部のみで漁獲量もわずかだそうです。そのため、お店で売っていて、みなさんが知っている「ししゃも」は「カラフトししゃも」といって、アイスランドやノルウェーから生干し加工後に冷凍されて輸入されています。どちらの「ししゃも」も骨がやわらかいので丸ごと食べることができます。そのため、カルシウムや脳の栄養になるDHAやEPAを他の魚よりも多く摂ることができます。今日は衣を付けて天ぷらにしました。みなさん頭から残さず食べましょう。


2025年5月14日水曜日

5月14日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 けんちんうどんだし

 鶏肉の唐揚げ

 うどん

 麻婆野菜炒め

 さつま芋のひじきサラダ



 今日は「けんちんうどん」のけんちんの名前の由来についてお話します。昔、中国にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が、豆腐を床に落としてグチャグチャにしてしまい、困っていると、寺の偉いお坊さんが、壊れた豆腐と野菜を煮込み、とてもおいしい「建長寺汁」を作ってくれたからと言われています。「建長寺」を中国語読みすると、「ケンチャンスー」になり、その「ケンチャンスー」が「ケンチンジル」になまって名づけられたそうです。ちなみにまんじゅう、そば、うどんなども中国から来たお坊さんによってもたらされたものだそうです。 今日は油揚げや大根、人参、白菜などが入ったすましのだしにうどんを入れる、「具たくさんのけんちんうどん」です。みなさん、汁まで残さず食べましょう。


2025年5月13日火曜日

5月13日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 若竹汁

 いわしの蒲焼き

 鶏すき焼き風煮

 小松菜ののり和え

 蒸しシュウマイ



 今日は「いわしの蒲焼き」のいわしについてお話します。いわしは漢字では“魚”+(プラス)“弱い”で「鰯(いわし)」と表記されます。これはいわしが水揚げ後すぐに死んでしまうことから“弱し”が転じて「鰯(いわし)」になったといわれています。いわしは海水魚の一種で、DHAやEPAなどの必須脂肪酸が豊富に含まれており、血液をサラサラにすることで、生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。また、DHAやEPAは脳の働きを良くする効果があり、カルシウムやリンなどの骨をつくるために必要なミネラル類も豊富に含まれています。今の成長期に強い骨や歯をつくるため、将来、骨粗しょう症を予防するためにも、いわしを積極的に食べましょう。


2025年5月12日月曜日

5月12日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 エビグラタンフライ

 青じそとツナのスパゲティー(しらす入り)

 おとうふがんもとチンゲン菜の煮浸し

 黄桃缶詰



 今日は「チンゲン菜の煮浸し」のチンゲン菜についてお話します。チンゲン菜は、中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良いため、炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。また、今日のように煮たりゆでたりすることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、煮浸しやスープに入れるのもおすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。その他にも、ミネラル・食物繊維を豊富に含むので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2025年5月9日金曜日

5月9日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チンゲン菜とベーコンのコンソメスープ

 タンドリーチキン

 春野菜ビーフン炒め(平インゲン・竹の子)

 コールスローひじきサラダ

 ほたて風フライ   ケチャップ添え



 今日は「タンドリーチキン」についてお話しします。みなさんはタンドリーチキンという料理を知っていますか?インドで作られている鶏肉料理であり、「タンドール」という円筒(えんとう)型の土カマの中で焼くため、この名前が付けられたそうです。カレーと一緒に食べる「ナン」もこのカマで作るそうです。タンドリーチキンはヨーグルトや香辛料を合わせたものに数時間漬けこんで焼きます。ヨーグルトの乳酸菌によって肉の筋繊維をつなぐ膜が溶かされて、すき間ができるため、柔らかく出来上がります。また、ウコンや食紅でオレンジ色に焼き上げるのが特徴で、骨付きの鶏肉を使うことが多いそうですが、今日は骨なしの鶏もも肉を使用しています。みなさん残さず食べましょう。


2025年5月8日木曜日

5月8日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と小松菜の味噌汁

 白身魚の天ぷら  えびの天ぷら

 1食用天つゆ

 レンコンサラダ

 刻み昆布の煮物

 ブロッコリーかつお和え



 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に、刻み昆布・小松菜・ほき・味噌に多く含まれています鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。魚や肉類などの動物性食品に含まれているものをヘム鉄、打ち豆や厚揚げ・味噌の原材料である大豆や、野菜・果物などの植物性食品に含まれているものを非ヘム鉄といいます。これらの違いは体内への吸収率であり、ヘム鉄は10〜30%、非ヘム鉄は5%未満と言われています。また、たんぱく質と一緒に摂ることが大切です。それは、体の中で鉄分が使われるときは必ずたんぱく質と結合して運ばれていくからです。もちろん野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルが必要となります。このように貧血や肌荒れにならないためにも、色々な食材を食べることが大切なので、みなさん残さず食べましょう。



2025年5月7日水曜日

5月7日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 ハンバーグ デミグラスソースかけ  

 フライドポテト添え

 マカロニナポリタン

 法連草とささみのゴマ和え

 フルーツカクテル



 今日は「コーンスープ」の、とうもろこしについてお話します。みなさんは、とうもろこしは好きですか?実は甘くておいしいだけではなく身体のエネルギーになる炭水化物や、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン類、 食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。とくに、食物繊維の量は他の野菜やいも類と比べても、多く含まれています。食物繊維は、脂質の吸収を抑えて、便秘の予防や改善、大腸がんの予防、コレステロール値の吸収を抑える効果があります。また、甘味成分である糖質は消化吸収が早いので、疲れやすいときのエネルギー補給にぴったりです。みなさん、残さず食べましょう。


2025年5月2日金曜日

5月2日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 プレーンオムレツ

 海藻サラダ

 福神漬け

 グレープフルーツ



 今日は「ポークカレー」に入っている豚肉についてお話しします。 豚肉には野菜と同じようなかしこい栄養素が含まれていることをみなさんは知っていますか?それはビタミン類です。特にビタミンB1は牛肉の約10倍も含まれています。ビタミンB1は肝臓でブドウ糖をエネルギーに変える時に必要なビタミンです。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が不足していてはブドウ糖がエネルギーにならず、疲労物質である乳酸になってしまいます。ストレスが強い時には、ビタミンB1が多く消費されるので、普段から豚肉料理を食べるのはおすすめです。みなさん、すすんで豚肉料理を食べるようにしましょう。


5月1日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 鶏団子とあおさの味噌汁

 ほっけの照り焼き

 ソース焼うどん

 竹の子とこんにゃくのおかか煮

 法連草の彩り和え

 柏餅



 今日、5月1日は何の日か、みなさんは知っていますか? 「八十八夜」といって、立春から数えて88日目にあたる日のことをいいます。八十八夜は季節の移り変わりの目安となる「雑節(ざっせつ)」のひとつです。この頃に、種まきや田植え、茶摘みなどの春の農作業を始める目安とされてきました。八十八夜といえば、古くから新茶を飲む日として知られています。「♪夏も近づく八十八夜〜」と童謡でも歌われているように、八十八夜は「茶摘み」にもっとも適した季節だからです。そしてこの時期に摘み取ったお茶を「新茶」と呼びます。5月5日の端午の節句に食べると縁起が良いといわれている「柏餅」と一緒に、おいしい新茶を飲んで、春の疲れを癒すのもおすすめです。今日は春の食材である竹の子やあおさが入った献立です。みなさん残さず食べましょう。




2025年4月30日水曜日

4月30日(水)


 本日の給食です

<献立>

 五目中華スープ

 鶏肉の磯辺揚げ

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 チンジャオロース

 イチゴダイスカットゼリー



 今日は「大豆とレンコンのゴマ炒め」のレンコンについてお話します。漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)という植物の地下茎(ちかけい)の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、縁起の良い食材といわれ、おせち料理に欠かせない野菜です。レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんの1.5倍であり、ごぼうなどの他の根菜類と比べると、約16倍もあるそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれる大切な栄養素です。みなさん、残さず食べましょう。


2025年4月28日月曜日

4月28日(月)


 

本日の給食です

<献立>

 ヒカド(角切野菜のすまし汁)

 九州産キャベツメンチカツ

 アスパラベーコンスパゲティー

 長崎風おでん(がんも・じゃが芋)

 杏仁みかん



 これから月に1回、全国各地の郷土料理や、その都道府県にまつわる献立を提供します。今月は「長崎県」の郷土料理を紹介します。みなさんは長崎県と言ったらどんな料理や食材を思い出しますか?「長崎ちゃんぽん」や「皿うどん」、「カステラ」を思い出す人も多いと思います。 食材はキャベツやじゃがいも、レタスやみかんは全国で5位以内に入るほどの収穫量です。今日はその中でも、九州産のキャベツを使ったメンチカツや、おでんの具材にはめずらしい、じゃがいもを使った「長崎おでん」や、400年以上前に伝わり、ポルトガル語で「細かく刻む」という意味の「ヒカド」という料理を用意しました。「ヒカド」とはさつま芋をすりおろして、とろみや甘さを生かした和風シチューのような料理です。今日は角切りに切った野菜を入れてあっさりとしたすまし汁にしました。みなさん、残さず味わって食べましょう。



2025年4月25日金曜日

4月25日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 かぼちゃコロッケ

 バンサンスー

 根菜のおかか煮

 バナナ


 今日は「バンサンスー」についてお話します。バンサンスーは中華料理の1つで、拌(バン)は「あえること」、三(サン)は「三種類の具材」、絲(スー)は「糸のように細長く切ったもの」という意味があります。春雨は、さつま芋とじゃが芋を粉にして作られているため、お米やスパゲティに比べて半分のエネルギー量なのに、鉄分やカルシウムが含まれています。また、お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があります。今日は緑豆春雨と、ハム、きゅうり、人参、もやしをお酢でサッパリと和えてあるので、みなさん残さず食べましょう。



2025年4月24日木曜日

4月24日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと豆腐の味噌汁

 すき焼き風煮

 ハッシュドポテト  ケチャップ添え

 春野菜サラダ

 厚焼き玉子



 今日は「春野菜サラダ」の春野菜についてお話します。みなさんは春野菜と言ったら何を思い出しますか?菜の花やアスパラ、うどやタラの芽、竹の子といった食材があります。実はこれらの野菜には独特の苦みがありますが、この苦みは体の中の老廃物(ろうはいぶつ)を解毒し、代謝を高めてくれるといわれています。また、春は気温も上がり、暖かくなることで、すべての生き物が活動を始めます。私達の新陳代謝も活発になり、冬の間に増えた脂肪や色々な毒素を体から追い出そうとします。その手助けをしてくれるのがこれらの春の野菜なので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2025年4月23日水曜日

4月23日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 塩野菜ラーメンスープ

 揚げにらまんじゅう  揚げシュウマイ

 ラーメン

 大豆とひき肉のカレー炒め

 小松菜ののり和え


 今日は「大豆とひき肉のカレー炒め」の大豆についてお話します。 大豆はたんぱく質・脂質を含む量が他の作物より多く、肉類に近いことから「畑の肉」と呼ばれています。良質のたんぱく質は消化吸収が良く、脂質は植物性脂肪の「リノール酸」を多く含んでいます。リノール酸は血管壁に付着するコレステロールを取り除く作用をもっている大切な脂肪酸です。また、イライラを抑える効果があるカルシウムや、貧血を予防するために必要な鉄分などが豊富に含まれています。みなさんも色々な大豆製品を食べて、大豆の栄養パワーをもっと取り入れていきましょう。


2025年4月22日火曜日

4月22日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とえのきたけの味噌汁

 さごしの塩こうじ焼き

 揚げ出し豆腐のおろしあんかけ

 法連草とささみのソテー

 フルーツナタデココ


 今日は「さごしの照り焼き」のさごしについてお話します。みなさんはさごしという名前は聞きなれないのではないでしょうか。実は「さごし」とは「さわら」という魚の子供で、成長過程により呼び名が変わる出世魚なのです。さごしには高血圧予防に良いカリウムや、疲労回復に効果のあるナイアシンなどの栄養成分が豊富に含まれています。また、神経系の働きを助け、脂質や糖質、たんぱく質の代謝に作用するビタミンB群もバランスよく含まれています。また、今日の味付けに使用した塩こうじにもビタミンB1が豊富に含まれており、腸内環境を整え、疲労回復や免疫力を高めてくれます。みなさん残さず食べましょう。


2025年4月21日月曜日

4月21日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 エビフライ   1食用タルタルソース

 マカロニミートソース炒め

 切干大根のツナ塩昆布和え

 枝豆がんも煮



 今日は「枝豆がんもの煮物」のがんもについてお話します。がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。最も知られている名前の由来は、雁(がん)という鳥の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」と呼ばれるようになったという説です。他にも、がんもどきの中に安物の昆布を代用したら、丸めた形の表面に糸昆布が現れて、その様子は雁が飛んでいるかのように見えたため、名付けられたという説があります。 「がんもどき」は主に東京などの関東方面の呼び名であり、大阪や京都などの関西では「ひりょうず」や「ひろうす」と呼ばれているそうです。 今日はたっぷりのおだしでおいしく炊いてあります。みなさん残さず食べましょう。


4月18日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 照り焼きハンバーグ

 コールスローハムサラダ

 福神漬け

 オレンジ


 今日は「コールスローサラダ」についてお話します。実は「コールスローサラダ」の歴史は長く、おそらくは古代ローマ時代から食べられてきたと考えられています。コールスローサラダとは細かく切ったキャベツを使ったサラダの事を指しています。コールスローの名前は、元々18世紀頃、オランダ語の「キャベツサラダ」を意味する単語を短縮した「コールスラ」から生まれたものだそうです。今日の「コールスローサラダ」にはキャベツの他に、ハム、きゅうり、人参、コーンが入っています。みなさん残さず食べましょう。


2025年4月17日木曜日

4月17日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンワカメスープ

 豚肉と野菜の生姜炒め

 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)

 うの花の炒り煮

 法連草のナムル



 今日は「うの花の炒り煮」のうの花という料理についてお話します。実はうの花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。うの花は大豆からできた豆乳のしぼりカスですが、大豆の良質なたんぱく質やカルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。今日はひじきや人参、油揚げと一緒に炒めてから炊きました。 みなさん残さず食べましょう。



2025年4月16日水曜日

4月16日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆乳野菜スープ

 肉じゃがコロッケ

 青じそとツナのスパゲティー

 短冊大根の煮物

 蒸しシュウマイ



 今日は「豆乳野菜スープ」の豆乳についてお話します。まずみなさんは、豆乳は何から作られているかは知っていますか?実は水に浸した大豆をすり潰してしぼり、おからを取り除いたものです。普段みなさんが飲んでいる牛乳との違いは、植物由来か動物由来かどうかで、牛乳にはカルシウムや脂質が多く含まれていますが、豆乳にはたんぱく質や鉄分・マグネシウムが多く含まれています。しかしどちらも骨の成長をサポートするための大切な栄養素が多く含まれているので、普段から適度に取ることをおすすめします。豆乳にはその他にはイソフラボンやサポニンという栄養素が含まれており、体内の活性酸素を除去して、肥満の予防や肌あれを予防する働きがあると言われています。今日はいつものコンソメスープに豆乳を少し加えて豆乳スープにしました。野菜と一緒にスープまで残さず食べましょう。


4月15日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 花麩のすまし汁

 鯖の味噌煮

 豚しゃぶサラダ  1食用ゴマドレッシング

 厚揚げのカニカマあんかけ

 パイン缶詰



 今日は「鯖の味噌煮」のさばについてお話します。みなさんはさばやいわし、アジといった青魚は好きですか?青魚には良質な脂肪分が豊富に含まれています。その脂肪分には、植物油や豚、牛には含まれないEPAやDHAが含まれています。EPAは血液の凝固を抑制することにより、血液をサラサラにしてくれます。また、DHAは脳を活性化する作用があるため、「魚をたくさん食べると頭が良くなる」とも言われているのは、このおかげです。EPAやDHAには、血中コレステロール値を下げる効果もあり、動脈硬化や脳卒中という恐ろしい病気も予防してくれる、かしこい魚です。みなさんもすすんで食べるように心がけましょう。